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2007-04-11 第166回国会 参議院 本会議 第15号
公式Web版
会議録情報
0
平成
十九年四月十一日(水曜日) 午前十時一分
開議
━━━━━━━━━━━━━
○
議事日程
第十五号
平成
十九年四月十一日 午前十時
開議
第一
所得
に対する
租税
に関する二重
課税
の回
避及び脱税
の
防止
のための
日本国政府
とフラ
ンス共和国政府
との間の
条約
を改正する
議定
書の
締結
について
承認
を求めるの件 第二
所得
に対する
租税
に関する二重
課税
の回
避及び脱税
の
防止
のための
日本国
とフィリピ ン
共和国
との間の
条約
を改正する
議定書
の締 結について
承認
を求めるの件 第三
社会保障
に関する
日本国
とオーストラリ アとの間の
協定
の
締結
について
承認
を求める の件 第四
弁理士法
の一部を改正する
法律案
(
内閣
提出
) 第五
雇用保険法等
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 第六
裁判員
の参加する
刑事裁判
に関する
法律
等の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
) 第七
種苗法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提
出)
━━━━━━━━━━━━━
○本日の
会議
に付した
案件
議事日程
のとおり ─────・─────
扇千景
1
○
議長
(
扇千景
君) これより
会議
を開きます。
日程
第一
所得
に対する
租税
に関する二重
課税
の回
避及び脱税
の
防止
のための
日本国政府
と
フランス共和国政府
との間の
条約
を改正する
議定書
の
締結
について
承認
を求めるの件
日程
第二
所得
に対する
租税
に関する二重
課税
の回
避及び脱税
の
防止
のための
日本国
と
フィリピン共和国
との間の
条約
を改正する
議定書
の
締結
について
承認
を求めるの件
日程
第三
社会保障
に関する
日本国
と
オーストラリア
との間の
協定
の
締結
について
承認
を求めるの件 以上三件を一括して
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
外交防衛委員長田浦直
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号
(その二)に
掲載
〕 ───────────── 〔
田浦直
君
登壇
、
拍手
〕
田浦直
2
○
田浦直
君 ただいま
議題
となりました
条約
三件につきまして、
外交防衛委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 まず、
フランス
との
租税条約
の
改正議定書
は、
現行条約
を改正し、
配当等
に対する
限度税率
を引き下げること、
就労者
が自国の
社会保障制度
に対して支払う
社会保険料
について
所得控除
を相互に認めること等について定めるものであります。 次に、
フィリピン
との
租税条約
の
改正議定書
は、
現行条約
を改正し、
配当等
に対する
限度税率
を引き下げること、みなし
外国税額控除
の
適用範囲
を
拡大
しつつ、十年間の
適用期限
を設けて将来的に廃止すること等について定めるものであります。 次に、
オーストラリア
との
社会保障協定
は、
人的交流
に伴って生ずる
年金制度
への二重
加入等
の問題の解決を図るため、
年金制度
について
適用
の調整を行うこと、
保険期間
の通算による
年金
の
受給権
を確立すること等について定めるものであります。
委員会
におきましては、三件を一括して
議題
とし、
日仏租税条約
の
配当
、利子、
使用料
に係る
源泉地国課税
の
減免措置
の
経済効果
、
フィリピン
との
租税条約
のみなし
外国税額控除廃止
の
背景
、
オーストラリア
との
社会保障協定締結
の
意義
と今後の我が国の
協定締結
の
方針等
について
質疑
が行われましたが、詳細は
会議録
によって御
承知
を願います。
質疑
を終え、
租税条約改正議定書
二件について
討論
に入りましたところ、
日本共産党
の
緒方委員
より、両件に
反対
する旨の
意見
が述べられました。 次いで、
採決
の結果、
租税条約改正議定書
二件は多数をもって、
オーストラリア
との
社会保障協定
は
全会一致
をもって、それぞれ
承認
すべきものと決定いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
扇千景
3
○
議長
(
扇千景
君) これより
採決
をいたします。 まず、
所得
に対する
租税
に関する二重
課税
の回
避及び脱税
の
防止
のための
日本国政府
と
フランス共和国政府
との間の
条約
を改正する
議定書
の
締結
について
承認
を求めるの件及び
所得
に対する
租税
に関する二重
課税
の回
避及び脱税
の
防止
のための
日本国
と
フィリピン共和国
との間の
条約
を改正する
議定書
の
締結
について
承認
を求めるの件を一括して
採決
をいたします。 両件の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
扇千景
4
○
議長
(
扇千景
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
扇千景
5
○
議長
(
扇千景
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百六
賛成
百九十七
反対
九 よって、両件は
承認
することに決しました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────────────
扇千景
6
○
議長
(
扇千景
君) 次に、
社会保障
に関する
日本国
と
オーストラリア
との間の
協定
の
締結
について
承認
を求めるの件の
採決
をいたします。
本件
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
扇千景
7
○
議長
(
扇千景
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
扇千景
8
○
議長
(
扇千景
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百六
賛成
二百六
反対
〇 よって、
本件
は
全会一致
をもって
承認
することに決しました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────・─────
扇千景
9
○
議長
(
扇千景
君)
日程
第四
弁理士法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
経済産業委員長伊達忠一
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号
(その二)に
掲載
〕 ───────────── 〔
伊達忠一
君
登壇
、
拍手
〕
伊達忠一
10
○
伊達忠一
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
経済産業委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、
弁理士
の資質の向上を図り、
信頼性
を確保するため、
弁理士
の
実務修習制度
の導入及び
懲戒制度
の
見直し等
の
措置
を講じるとともに、
知的財産
に関する多様な需要に
適確
に対応するため、
弁理士業務
の
拡大
及び
特許業務法人制度
の
見直し等
を行おうとするものであります。
委員会
におきましては、
一つ
、
知的財産立国
の
実現
と
弁理士
の果たすべき
役割
、
一つ
、
実務修習制度
の
具体的内容
、
一つ
、
弁理士
の
訴訟代理
の
在り方等
の諸問題について
質疑
が行われました。
質疑
を終了し、
採決
の結果、本
法律案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、本
法律案
に対して
附帯決議
を行いました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
扇千景
11
○
議長
(
扇千景
君) これより
採決
をいたします。
本案
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
扇千景
12
○
議長
(
扇千景
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
扇千景
13
○
議長
(
扇千景
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百五
賛成
二百五
反対
〇 よって、
本案
は
全会一致
をもって可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────・─────
扇千景
14
○
議長
(
扇千景
君)
日程
第五
雇用保険法等
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
厚生労働委員長鶴保庸介
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号
(その二)に
掲載
〕 ───────────── 〔
鶴保庸介
君
登壇
、
拍手
〕
鶴保庸介
15
○
鶴保庸介
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
厚生労働委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、
行政改革推進法
に基づき、
雇用保険
の
失業等給付
に係る
国庫負担
及び
雇用安定事業等
の
見直し
を行うとともに、
船員保険
の職務上の災害及び
失業等
に関する
給付制度
を
労働保険制度
に統合するほか、
雇用保険制度
の直面する課題に対応するための
措置
を講じようとするものであります。
委員会
におきましては、
雇用保険
における
国庫負担
の
意義
、
基本手当
の
受給資格要件見直し
の
妥当性
、
育児休業給付制度
の
在り方
、
雇用安定事業等
の
適正化
を図る
必要性等
について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
によって御
承知
願います。
質疑
を終局した後、自由
民主党
及び公明党を
代表
して
阿部正俊理事
より、本
法律案
の
施行期日
を公布の日に改める等の
修正案
が
提出
されました。 次いで、
討論
に入りましたところ、
民主党
・
新緑風会
を
代表
して
津田弥太郎理事
、
日本共産党
を
代表
して
小池晃委員
及び
社会
民主党
・
護憲連合
を
代表
して
福島みずほ委員
より、それぞれ
修正案
及び原案に
反対
する旨の
意見
が述べられました。
討論
を終局し、
採決
の結果、本
法律案
は多数をもって修正議決すべきものと決定いたしました。 なお、本
法律案
に対し
附帯決議
が付されております。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
扇千景
16
○
議長
(
扇千景
君)
本案
に対し、
討論
の通告がございます。発言を許します。
柳澤光美
君。 〔
柳澤光美
君
登壇
、
拍手
〕
柳澤光美
17
○
柳澤光美
君 おはようございます。
柳澤厚生労働大臣
と同じ名前で大変迷惑を被っております
民主党
の
柳澤光美
です。 私は、ただいま
議題
となりました
雇用保険法
の一部を改正する
法律案
に対し、
民主党
・
新緑風会
を
代表
して、
反対
の立場から思いを込めて
討論
をさせていただきます。 本論に入る前に、私は声を大にして強調しておきたいことがあります。言うまでもなく、
本案
件が、当初予定された三月二十九日の本
会議
ではなく、本日まで延びた
理由
であります。
厚生労働省
は事もあろうに、
改正案
が成立していないにもかかわらず、成立を前提にした文書を作り、我々
国会議員
に配付しました。これは大
失態
というよりも、立法府に対する侮辱としか言いようがありません。単なるミスという言い訳では済まされません。審議が年度をまたいで延期されたのは当然のことです。 私は、今回の大
失態
の
背景
には、
責任者
である
柳澤大臣
の
女性
は産む
機械
という暴言に象徴されるように、
厚生労働省
の体質が、つまり、上は
大臣
から下は出先の職員まで、
国民
の
奉仕者
であるべき公務員としての自覚に全く欠け、モラルや規律が著しく緩んでいることにあると考えます。
厚生労働省
は、
国会
だけでなく、
国民
をもなめていると言わざるを得ず、
柳澤大臣
ら一部幹部の処分だけで、とても許されることではありません。 さて、このようにぶざまな
厚生労働省
が提案した今回の
改正案
は、実に多くの
問題点
を抱えており、顔を洗って出直せと撤回を求めたいのが私の本音であります。 以下、具体的に
問題点
を幾つか指摘します。 戦後、
失業保険
として始まった
雇用保険制度
は、
労働者
にとっては貴重な命綱と言うべき
役割
を果たしてきました。
現状
の
雇用情勢
を考えれば、本来なら
充実強化
を図るべきところを、
改正案
は
国庫負担
を削減することに重点を置き過ぎ、逆に
国民
に
負担増
を押し付けています。 私は、
民間
のあらゆる
産業
、業種に働く多くの皆さんの御支援で当選させていただきました。そして、全国の職場を回る中で、
事業所閉鎖
、
店舗閉鎖
、そして倒産と、働く者が苦しむ姿をずっと見てきました。ですから、私が目指しているのは、まじめに働く者が報われ
正直者
がばかを見ない
社会
の
実現
です。ところが、
改正案
はこれとは正
反対
の
内容
であり、
労働者
に対する愛情などみじんも感じられない冷たい中身に満ちあふれています。 その象徴が
失業等給付
にかかわる
国庫負担
を本来の
負担額
の五五%まで大幅に引き下げた点です。これは
政府
が持つ
責任
を放棄することにほかなりません。
失業給付
における
国庫補助
は、
制度
がスタートした昭和二十二年当時は三分の一でした。その後四分の一に引き下げられ、今回、当分の間ながら再度引き下げることにより、
失業給付
全体の比率は一三・七五%になりました。これだと、その三倍以上を
労働者自身
が
負担
することになり、
セーフティーネット
としての
役割
が果たせなくなります。
労働者
にとって冷たい仕打ちとしか言いようなく、断固
反対
する
理由
であります。 さらに、
問題点
として見逃せないのは、
雇用保険
の
受給資格要件
が週二十時間以上及び一年以上の
雇用見込み
と改められたことです。これでは正当な
理由
があって
自己都合
で退職した人や短期間で離職した人は
失業給付
が受給できなくなります。非
正規社員
が千六百三十三万人と三人に一人になる中で、明らかに時代の流れと逆行するものと言わざるを得ません。 次に指摘したいのは、
高齢者雇用継続給付
と
労働相談
への
国庫補助
を廃止したことです。
高齢者
の
雇用
は六十五歳まで延長する方向になっていますが、大多数の
中小企業
にとっては一五%の
国庫補助
があることが
定年延長
を
実現
する最大の助けになっています。それがなくなれば、今後、
定年延長
への支障が生じてくるおそれが十分考えられます。 また、都道府県の事務だからとの
理由
で
労働相談
への
国庫補助
をなくすのは問題です。むしろ個別の
労働相談
が増えている
現状
からすれば、
拡大
こそ図るべきではありませんか。 また、
改正案
は、
雇用
三
事業
のうち
雇用福祉事業
を廃止することを盛り込みました。私は、
厚生労働省
がこの
福祉事業
という名の下に
好き放題
の
無駄遣い
をしてきたことを忘れることができません。
スパウザ小田原
に
代表
されるように、二千か所を超える
勤労者福祉施設
に総額で四千億円以上の金をつぎ込んだ挙げ句、ほとんど赤字となり、二束三文で処分しました。これだけの大失敗をしておきながら、
厚生労働省
の役人はだれ一人
責任
を取っていません。
民間企業
ならとても考えられないことです。同様に、この
無駄遣い
は私のし
ごと館
でも続いています。 私の
政治信条
は、無駄にしません汗と税。これからも徹底的に追及します。 また、
厚生労働省
の今年の予算は前年比で二千二百億円削減されました。そのうち千八百億円、つまり八割が
雇用保険関係
で占められています。
柳澤大臣
は、
雇用保険財政
が好転したと強調していますが、それなら、労使の
負担
を軽減するために、今回の
保険料
の
引下げ幅
を〇・四%でなく、もう一段引き下げるべきではありませんか。 私は、
日本
が今直面している
雇用情勢
に強い
危機感
を抱いています。なぜなら、
雇用
の現場では、
企業
が
正規社員
をリストラし、代わりを非
正規社員
で補充する傾向がまだまだ改善されていないからです。イザ
ナギ景気
を超える好景気を実感しているのはほんの一握りの階層だけで、あらゆる面での
格差
がますます
拡大
しています。
柳澤大臣
は、
女性
が産む
機械
と同じように、
労働者
は働く
機械
ですか。必要なときに採用して、要らなくなったら解雇し、残業も付けずに働かせて、過労死するのは本人の
責任
、本当にこれで良いのですか。 私は、
労働者
の
代表
が入らない
経済財政諮問会議
や
規制改革
・
民間開放会議
の中で、
経営者
の
代表
や有識者とされる
人たち
の偏った
意見
によって
雇用
や労働問題が一方的に議論されていることに強い怒りを感じています。 私は、
日本
の
財産
は、まじめに働く
勤労国民
だと思っています。
バブル崩壊
から
小泉改革
までのおよそ十五年、
若者
を中心にフリーターが二百万人を超え、ニートは六十四万人、その
人たち
が三十代になっています。私
たち団塊
の世代がどう頑張ってもあと十年、この
若者たち
が
日本
を担っていかなければなりません。 確かに
労働人口
の減少も問題ですが、それ以上に、
人材育成
をおろそかにしてきたこのツケは、取り返しが付かないほど大きいと考えます。
扇千景
18
○
議長
(
扇千景
君)
柳澤
君、時間が超過しております。簡単に願います。
柳澤光美
19
○
柳澤光美
君(続) 私
たち民主党
は、
国民
が安心して働くことができ、将来に希望が持てる
格差
のない
社会
の
実現
のために、既に
格差是正緊急措置法案
を提案しています。これを最優先で成立させることが真に
国民
のためになるものと考えます。
扇千景
20
○
議長
(
扇千景
君)
柳澤
君、簡単に願います。
柳澤光美
21
○
柳澤光美
君(続)
成長戦略
、
底上げ戦略
どころか、
底抜け戦略そのもの
と言える
改正案
は速やかに撤回することを重ねて強調し、私の
反対討論
を終わります。 ありがとうございました。(
拍手
)
扇千景
22
○
議長
(
扇千景
君) これにて
討論
は終局いたしました。 ─────────────
扇千景
23
○
議長
(
扇千景
君) これより
採決
をいたします。
本案
の
委員長報告
は
修正議決報告
でございます。
本案
を
委員長報告
のとおり修正議決することの
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
扇千景
24
○
議長
(
扇千景
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
扇千景
25
○
議長
(
扇千景
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百七
賛成
百十三
反対
九十四 よって、
本案
は
委員長報告
のとおり修正議決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────・─────
扇千景
26
○
議長
(
扇千景
君)
日程
第六
裁判員
の参加する
刑事裁判
に関する
法律等
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
法務委員長山下栄一
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号
(その二)に
掲載
〕 ───────────── 〔
山下栄一
君
登壇
、
拍手
〕
山下栄一
27
○
山下栄一
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
法務委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、
裁判員制度
の下において、裁判所に同一
被告人
に対する複数の
事件
が係属した場合に、
裁判員
の
負担
を軽減するため、一部の
事件
を区分し、区分した
事件ごと
に
審理
を担当する
裁判員
を選任して
審理
し、有罪、無罪を判断する
部分判決
をした上、これを踏まえて、新たに選任された
裁判員
の加わった
合議体
が全体の
事件
について終局の
判決
をすることができる
制度
を創設するほか、
検察審査員
の
資格
の有無の判断を
検察審査会
において行うこととするなど
検察審査員
の
選定手続
を
整備
する等、
司法制度改革関連法
の円滑な実施を図るために必要な
法整備
を行おうとするものであります。
委員会
におきましては、
裁判員制度
に対する
国民
の不安を解消する
措置
、
区分審理
の決定を行う
要件
、
区分審理
の運営の
在り方
、
裁判員
の
負担
を軽減する
方策等
について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
によって御
承知
願います。
質疑
を終局し、
採決
の結果、本
法律案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、本
法律案
に対し
附帯決議
を行いました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
扇千景
28
○
議長
(
扇千景
君) これより
採決
をいたします。
本案
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
扇千景
29
○
議長
(
扇千景
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
扇千景
30
○
議長
(
扇千景
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百七
賛成
二百七
反対
〇 よって、
本案
は
全会一致
をもって可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────・─────
扇千景
31
○
議長
(
扇千景
君)
日程
第七
種苗法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
農林水産委員長加治屋義人
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号
(その二)に
掲載
〕 ───────────── 〔
加治屋義人
君
登壇
、
拍手
〕
加治屋義人
32
○
加治屋義人
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
いたします。 本
法律案
は、植物新
品種
の
育成者権
の適切な
保護
に資するため、
育成者権
を
侵害
された者の
訴訟
上の救済を円滑に図るための
制度
を充実させるとともに、
育成者権
の
侵害
に対する
刑事罰
の
強化
、虚偽の
品種登録表示
を禁止する
措置等
を講じようとするものであります。
委員会
におきましては、
育成者権侵害罪
の
罰則引上げ
の
効果
、
アジア諸国
における
品種保護制度
の
整備
に向けた働き掛けの
必要性
、
DNA品種識別技術
の開発の
推進等
について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
によって御
承知
を願います。
質疑
を終局し、
採決
の結果、本
法律案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
扇千景
33
○
議長
(
扇千景
君) これより
採決
をいたします。
本案
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
扇千景
34
○
議長
(
扇千景
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
扇千景
35
○
議長
(
扇千景
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百六
賛成
二百六
反対
〇 よって、
本案
は
全会一致
をもって可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────────────
扇千景
36
○
議長
(
扇千景
君) 本日はこれにて散会いたします。 午前十時三十分散会