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朝日俊弘君 何かいいところばっかり取り上げられたような気がするんですが。
それで、ちょっといろんなモデル
事業の
実施について個々に検討を加えていく必要もあるかと思うんですけど、時間的な制限もありますから、私ひとつ、社会保険庁の方でまとめられた厚生年金、それから
政府管掌健康保険の未適用
事業所に対する適用促進
事業、これについての評価についてという去年の六月二十三日に出された
ペーパーを読んでみたんですね。
そうすると、今
大臣が御
説明になったような
趣旨の点、例えば実績的にもコスト面でも改善されてきているということが書いてありながら、例えばあるところでは、しかしながら委託費の収入が
支出額を下回っている、何かどうも聞いてみると結構赤字覚悟の
入札だったようで、だからこういう赤字覚悟の状態で
事業を継続した場合に、今年度実績相当の
事業を
実施していけることが可能なのかどうか疑問はあるというふうに注意書きが書いてあったり、あるいは随分甘い評価をしているなと思ったのは、例えば、もう
一つの方は、実績においてかなりほかと比べると実績が下回っているという問題があるという
指摘をしておきながら、しかしながら当該
事業者が本
業務に初めての取組であること等を考慮すると一概に劣るものとは言えないとか、随分優しいというか、甘い判断をしているように私は読めるんですね。
申し上げたいことは、これは
一つ一つ社会保険庁の方にお聞きすることも必要かなと思うんですが、今日はそれはやめておいて、どうもこういう甘い評価でうまくいっているというふうに、何か先ほど
大臣が
説明されたように言われちゃうと、これちょっとそうなんではないんじゃないのと。もう少し厳しい評価、しかも評価というのは自己評価だけじゃなくて、他者も入れた第三者的評価というのか他己評価というのか、そういうことも含めてちゃんとやらないと、評価そのものが何か随分恣意的というか、あるいは情緒的というか、そういう感じになってしまう可能性があるんじゃないか。
この評価をずっと読んでいて、どうも随分と甘いというか、アバウトだというか、手前みそというか、そういう感じがしてならないんですが、この点はどう
思います。