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国務大臣(
麻生太郎君) いや、簡潔にはなかなかいきませんよ、この話は。
クラスター弾の問題というのは、これは人道上の
側面と
久間大臣の言われた安全保障上の問題とのバランスを取らなくてはならぬというのは当然のことだと思っております。したがって、これを実効的にうまくやっていくためには、これは、これを造っている国、また使用している国等々がいろんな論点について
議論を進めていくことが必要と。当たり前のことだと思っております、それはずっとあれに書いてありますから。
それで、御
指摘のオスロ
会議で出されていました宣言は、いわゆる
議論が十分に得る前に少なくとも
議論の取り進め方、
方向性というものが特定するような内容になっておりますでしょう、あれ。そういうものですので、したがって、
日本としては、宣言を支持する、今の
段階で支持するということは見送ったということであります。
したがって、
政府としては、これは幅広い国の参加が得られる、いわゆる特定通常兵器使用禁止
条約、いわゆるCCW、コンベンショナルサーティンなんじゃない、コンベンションウエポンでしたっけ、CCCWか、あれの枠組みにおけます
取組というものが最も大事なんだということで重視しておりまして、今後もオスロ
会議における
議論というものを参考にしながら、これはいろんな場面で、何もこのオスロ
会議に限りませんけれ
ども、国際的な場面というのは、
議論というのはいろんなところであると思いますので、その場面において積極的に参加していきたいと思っております。