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小野(次)
委員 大臣、御丁寧な答弁、どうもありがとうございます。
安倍総理は美しい
日本づくりということを言われています。けさはたまたま
東京は気温が低くて、風も余り強くないようで、
電車の中でも、さっき僕が冒頭申し上げたような悲惨な
状況というのは余り見られませんでした。
私も実は、きょう
質問と決まりましたから、
症状があるときは薬を飲んでくるんですけれども、あえてきょうは飲まないで、この場で
くしゃみの一回も出ればいいなと思ったんですが、なぜか、やはり緊張しているせいか、鼻水も
くしゃみも出ません。
そういう波はあるんでしょうが、美しい
日本づくりというものを
考える中で、妙齢のというか美しい女性の方が涙目で、また鼻の頭が赤くなってお化粧がとれちゃっているみたいなものを見て、余りこれは春先の
日本というのは美しくないなという面もあるので、今
大臣、前向きにお
取り組みいただくという
お話がありましたけれども、美しい
日本づくりの
一環だとぜひお
考えいただきまして、御努力いただければ幸いでございます。
ちょっと
話題をかえます。
大臣、大変生意気と言われるかもしれませんが、一言だけ私の印象、感想を別の問題について申し上げさせていただきます。
私は、政治を志す前に、政治は正義を実現するものだという
言葉を聞いたことがございました。私の前の仕事、
大臣も御存じだと思いますので、ある方に、政治家と正義というのは、
言葉の取り合わせがどうも私には似つかわしくないように思うんですがということを話しましたら、政治というのは世の中の不条理あるいは世の中の不公正というものを正すということが使命なんだ、それが、もしそのときの
法律によって許されてしまっている不条理や不公正があるならば、その
法律自体を直すことができるのが政治家の
責任であり権限なんだと。だから、私が
考えていたような、駐車違反をしているかとか、ちょっとスピード違反を一回しましたとか、そういう
意味の正義、不正義のことを言っているので
はなくて、社会的に本当に正さなきゃいけないものを正すのが政治家の使命だ、また政治の使命だということを聞きました。
私は、その
言葉を信じまして、今までの仕事をかえて政治を志した
人間でございます。この前の選挙で自民党にもかなりたくさんの新人議員が生まれましたけれども、そのすべてかどうか、私は話し合ったわけではございませんが、かなりの
人間が、やはり政治にそういう明るいものを期待して入ってきたという
人間が少なからずございます。
その
意味で、連日
大臣が御苦労されていることが、やはり大きな正義を実現するために耐えておられるんだというふうにお祈りするわけでございます。それが、大変、本当に生意気かもしれませんが、私も一応政治家になりました、政治家同士のこととして、どういう評価を受けるかということが、今申し上げたような正義を実現するということに照らして、多分、評価を自後にも受けるんだろうと思います。
地元を回っておりまして、私は同じ党の一年生でございますけれども、やはり大変厳しい批判が、納得できない、
説明尽くしていると思えないという声を直接、連日耳にしております。後輩として言われっ放しで聞き捨てならないなと思うんですけれども、何とも、同じことを繰り返して御
説明するしかないわけでございます。
何とぞ、現場を回ってそういう大変厳しい声があるということと、政治家の使命というものについて、理想を持って新たに政治の世界に入ってきている
人間もたくさんいるんだということをお受けとめいただきまして御対処いただきますよう心からお祈り申し上げまして、ちょっと時間は三分ほど短いですが、私の
質問を終わらせていただきます。
きょうは、どうもありがとうございました。