○河村(た)
委員 ここでもはやおかしいと思わないかぬですよ。二階ぐらいまで上がるぐらいの水圧だったんですよ、〇・六キロというのは。それを肛門にかけて死んだと言っているんですよ、これは暴行だとか。
それで、では、各党のものを言いましょう。名前を言うと本当は感じ悪いけれども、公的なものですから言いますと、私本人も、
河村たかし、
平成十五年三月二十五日、暴行があったと
質問しております。それで、
平成十五年四月二十三日、これは謝罪しています。途中で気づきましたから、これは間違えたと。とんでもないことをしてしまったとこの
委員会で私は謝罪しています。
それから、
平成十五年二月十八日
衆議院予算
委員会、
民主党の山花郁夫さん。「肛門に対して高圧のものを当てるなんというのは、」こういうふうに言っています。これは
民主党。
それから、
平成十五年二月二十一日
衆議院予算
委員会、原口一博さん。この方も、「そして高圧の水を当てる、」こういうふうに言っています。
それから、今ちょうどおるといいんですが、
平成十五年三月二十五日
衆議院法務委員会、保坂展人さん、社民党。「高圧放水で悲惨な亡くなり方をされたというケースですが、」こう言っています。
それから、自民党も言っていますから、ちゃんと聞いておいてちょうだいよ。
平成十六年三月二十四日参議院
法務委員会、松村龍二さん。「高圧の放水を当てたら翌日亡くなったというような事件を契機に」、こういうふうに言っております。
それから、
平成十五年二月二十一日
衆議院予算
委員会、斉藤斗志二さん。「あの刑務所の中で殺人が起きたことについて、認識が薄いですよ。」これは殺人だと言っております。それで、同じときに、「こんな、あってはならないところで殺人事件が起きるということについて、」と、殺人と言っております。
それから、公明党、漆原良夫さん、
平成十五年二月二十一日
衆議院予算
委員会。「受刑者が名古屋刑務所内で刑務官の暴行によって死亡した、殺された、しかも、」こういう言い方をしております。
それから、
平成十五年四月一日
衆議院法務委員会、共産党の木島日出夫さん。「ホースで肛門にまで水を浴びせかけて殺してしまったんですからね。」こういうふうに言っております。
本当に全党ですね。すごい数でしたよ。これはマスコミもすごかったです。
では、この〇・六キロですけれども、まず、
資料が入っていますけれども、ちょっと矯正局に聞きたいんだけれども、今六メーターしか上がらない水圧まで行きましたけれども、名古屋刑務所の配管図が
皆さんの中に入っています。
順番にちょっと行きましょうか、
資料のこと、
皆さんみえますからね。
これは、中間報告ではこういう言い方をして、今矯正
局長が補充してくれましたけれども、〇・六キロで水をかけたということが暴行であるというふうに認定をしたということですね。
それから、冒頭陳述要旨というのがあります。これは余り裁判のものを使うと感じ悪いですけれども、一番最後の五ページのところに、「放水した際、水圧は、一平方センチメートル当たり約〇・六キログラムであり、水量は、毎分約二百一・四リットルであった。」こういうふうに言っております。これはぜひ覚えておいてください。
この二百一・四リッターというのも、サウナやなんかへ私も大好きでよく行きますけれども、そうすると打たせ湯みたいなのが来ますわね、これは後で出てきますけれども。四百リッターとか五百リッターあるんですよ、あれ。まあ、後で出てきます。
それから、次のページを見ていただいて、これが当時の名古屋刑務所給水配管略図です。これを見ていただきまして、これが当時の名古屋刑務所の給水管です。それで、丸をつけておけばよかったけれども、問題の消火栓と言われるのは、このHと書いてある、真ん中の辺にポンプ室というのがありますね。その右側に書いてあるちょっと出たHというようなもの、これが消火栓と言われておるものです。
これは矯正
局長にお伺いしたいんだけれども、これを見ますと、消火栓と言われておりますけれども、実はほかの、工場区とか舎房区の、独居房なんかに水道がありますわね、便所とか。あれと全部同じ配管だったんですね。