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丹羽(秀)
委員 ありがとうございます。
先ほどの
中小企業庁の方にも言いましたが、金融
支援という面で、運転資金や会社の運営資金、それだけではなくて、今回金利面でも随分と優遇していただいて、現場の漁業関係者は本当に感謝していると思いますが、やはり、経営に対するアドバイス、また漁業に対するアドバイス等も含めた
対応もしていっていただかないと、今後、操業する場所が変わる、もしくは
品目が変わるだけで、やはり漁場が荒らされていったりする問題もあると思います。そういったことをやっていただきたいと思います。
そしてまた、今後、
輸入禁止の
影響について、適切なフォローアップを進めていただくとともに、必要に応じて追加的な
措置の
実施と適切な
対応を講じていただきますよう、よろしくお願いいたします。
今回の件により、私は、六カ国協議が再開される可能性が多少でも出てきたのかなと思っております。さきの
経済制裁が、ボクシングのボディーブローのようにじわじわと
北朝鮮に対してきいてきていると思っています。
この六カ国協議は、今後必要なプロセスのまだまだ第一歩である。日米韓の三カ国は、六カ国協議再開に当たり、
北朝鮮の核放棄への具体的行動を明示するように求めていますが、
北朝鮮は相変わらずの金融
制裁措置の解除を優先する立場を強調したと新聞等で報道されています。
北朝鮮は、先月の二十八日には、
核実験を通じて米国に対する防御的
措置をとったので、その地位で堂々と話ができると、核保有国の立場を改めて強調したわけでございますが、対米強硬
姿勢を示したと私は思っています。
北朝鮮は
経済制裁を解除することが前提だと言っていますが、私は、その前に、例えば
北朝鮮の問題とされていますにせ金、またにせたばこの製造をやめなければいけない、あるいは麻薬取引をやめる、それに伴うマネーロンダリング等をやめなければいけないと思っています。また、それをやめると同時に、世界各国がそれをやめたことを検証できるようなシステムを、世界各国が連携して築き上げていくことも重要だと思っています。
今回の
制裁決議の方は、
北朝鮮が核を放棄するということで初めて
制裁決議は解くわけでありますけれども、
我が国が独自に行っている
制裁は、核、
ミサイル、拉致、これら全部を解決しなければ解かない、そういった
姿勢で臨まなければ、かの国は納得しないというか、解決にならないと私は思っています。
我が国の
政府のそういった強硬な
対応で、しっかりとした、安倍
内閣も、発言できる外交をと言っております、ぜひともそういった外交もしくは
経済制裁を
政府がとっていただきますよう、何とぞよろしくお願いいたします。
ちょっと、
質問にはございませんが、先ほどの
迂回輸入の件で御
質問させていただきます。
今回の法案によって、
原産地または積載地域が
北朝鮮である
貨物の
輸入の代金の支払いを禁止するという項目がありますが、これは例えば具体的にどういった行動をとっていらっしゃるのか、お答えいただける範囲で結構でございます。よろしくお願いします。