○荒井広幸君 非常にお三方の御性格が出る答弁でございまして、なかなかその辺、痛いところであるということは、今までの
議論、そのとおりだと思うんです。
というのは、なぜかといいますと、御家族、家族がいますよ。さあ、めったにいないお父さんが家族
サービスをしなくちゃいけないというのは、竹中さん、だれも文句言いませんよ、仕事ばかりやっているから、家族
サービスして。じゃ、買物に連れて行くぞと言ったとします。そうしたら、家族は、いや、そんなこと言ってくれてこんな有り難いことないって喜びましたよ。そして、さあ、お母さんは今度は店が違うんですよ、こっちのブティックの方に行きたいし、子供はこっちのおもちゃ屋に行きたいんです。そういうようなことになったらば、じゃ、もうやめたという話にもなるんです。みんなが買物に行きたいというのは賛同する、観光に行きたいというのは賛同しますが、それぞれがどこに行きたいかということが分からなけりゃ、行くところ相談できないんじゃないんですか。結局は行かないということにもなりかねない。これがやっぱり私は問題点として多いわけです。
法律条項に書かれているのは、それは
谷垣大臣、
法律で決めるんですから、それはこの国会で審議しなきゃできません。しかし、今言ったように、規制
改革委員会などというところは、そこで決めたことを隠れみのにしながら、そして与党でそれを決めていき、そしてそれを押し付ける。それを
法律にして協議すればまだしも、政省令に落としてでもできるんじゃないかという白紙委任状の
法律にこれはならないかと言っているわけです。白紙委任して、
政府の説明を回避して、免罪符にしようという、そういう危険性があるので私たちはこうして
議論をさしていただいていますが、さあ、じゃ、地震保険についてはどうしましょうということになると、今までも
議論してきましたけれども、じゃ、どうしますかというと、これからも
議論して、この書いてあることになります。これでは不安に対しての答えになっていかないと、こういうことでございます。
そこで、更に私は
質問をさしていただきたいんですが、
委員長、理事の皆さんに
資料要求ができれば幸いなんです。
こうしたことを規制
改革、規制緩和についてはということになりますと、規制
改革委員会というんでしょうか、名前がございましょうが、そういったものと、それから財政経済諮問会議、こういったところでその
方々が大本を講じる、あるいは講じてきたということでよろしいわけですよね。そうしますと、ここに書いたものによってかなりのものがもうオーソライズされるといいますか権威付けされていくということになります。この
法律でこういうふうに六十四条で書いているんですから、これはもうやってもらわないと困ると。
法律じゃなくて政省令や運用でやるということになってくると。
さあこれは大問題だと私思いますので、
委員長にお願いでございますが、橋本
行革以来、財政諮問会議、それから規制
改革委員会、名前が変わりました。どのような
委員会がそういった
政府部内で検討をして、そのときのメンバーはだれで、座長はだれで、どういう
業界、業種の方であって、そして改選期というのは二年、三年というのがあるんですが、改選されたのかどうか。
委員長というのは学識経験者なのか、それとも
業界を今もやっていらっしゃる、その地位にあるような方がやっていらっしゃるのか。こういったところは透明性で説明責任を果たすべきだと思います。
いや、それはホームページに載っていますという言い方をされますけど、議事録もカットされて出てなかったというのがこの間の規制
改革のその
委員会の
一つの話でありました。うっかりミスもあったでしょうが。改めて、この重要な
法律を審議するときに、橋本
行革以来のこうした規制緩和の、役所にもあると思います、こういった役所にもある
委員会の任期やメンバーや、そしてその業種、業態、どのようにそこに就いていらっしゃったのか、そういったことをお尋ねさしていただくと非常にまとまって透明性が図られると、こういうふうに思いますので、
是非お出しをいただきたいというふうに思いますので、後刻御協議いただけませんでしょうか。