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国務大臣(二階
俊博君) 今、
小池議員から、
小池議員は、もう皆さんも御承知のとおり、
徳島の市長もお務めになられ、建設省の役人としても御活躍されたわけですから、答弁もみんな承知をしておられるわけでありますが、私は、ただいまの御
意見、非常に参考にさせていただきたいと思います。
阿波踊りというのは、今や日本人の心の中にあの真夏の
徳島のパワーが焼き付かれております。そして、テレビを通じて
各地にこれが放映されて、みんなあの勢いを、元気を少しずつ分け与えていただいている、こんな
状況でありますが、最近は、聞くところによりますと、海外からも非常に御招待の声が多くて、海外にも随分御活躍をいただいているようでありますが、
阿波踊りを活用して
商店街を
活性化しよう、私は大賛成であります。そうしたことに対して
経済産業省、改めて何かの面でお手伝いをさせていただきたいと思います。
また、これは議員も御承知かと思いますが、ロボットがまだこんなに盛んになっていないころに、
徳島大学工学部の先輩たちといいますか、そういう関係者が御
努力いただいて
阿波踊りロボットというものを開発して、ロボットに浴衣を着せて踊るわけでありますが、これはもう申すまでもなく、二十四時間踊っても疲れを見せないわけでありまして、私は、なるほど
徳島の意気込みというかパワーは大変なものだなというふうに思っておりますし、また、日ごろからも
徳島の観光にお出掛けの人に対してはいつも
有名連が、別の会場で料金を払えばみんなこの
阿波踊りをいつでも見学することができると、こういうことをおやりになっておりますが、
商店街がこうした問題に対して積極的にお取り組みになることに対しまして、道路の問題は
北側大臣の範囲でありますが、私どもができ得ることに関して
政府一体になって取り組んでいきたい。
今回は、度々申し上げておりますが、
内閣総理大臣を
本部長として
商店街の問題に取り組むというのは、これはある
意味では開闢以来のことじゃないかと思います。しかし、
内閣総理大臣が
本部長などというこの
ケースはいろんな場面にたくさんあるわけでありまして、この間も国会答弁を、
総理の答弁を伺っておったら、自分は二分間しか出れないようなそういう本部を開いてもらっても何にもならないと、それよりももっと担当
大臣がしっかりやってもらうことの方がいいんだというような御答弁をなさっておりましたが、私は、それはそれとして、
内閣総理大臣を
市街地活性化本部の
本部長に据えたということ、これは
政府の責任において総合的に取り組んでいこうということでありますから、関係各省挙げて御
協力申し上げられるようにいたしたい。
そして、
徳島のその今の
商店街がうまく入るかどうか、私は個々のことには調べをしておりませんが、今度私どもの省で、立派な元気のある日本の
商店街七十七をピックアップして、そして一定のステージに乗せて、多くの皆さんから、よし、我々もあれに負けないようにしようと、あの程度のことならその次の年の七十七には我々も入れるだろうと、そういう奮起を促すことなども考えておりますので、また、お
地元におきましても御
協力をお願いしたいと思います。