○
高井委員 ありがとうございます。
やはり、障害児童のための設備を整えるには、財政的にも
措置が必要であると思います、大変現場の先生方にも理解が必要だと思います。この点こそ、国の方で補強して
支援をお願いしたいというふうに思います。
今、世界の流れの中では、インクルーシブ
教育というふうな言葉を使うそうなんですが、エクスクルーシブ、排除するのではなく包括して、障害者や弱い立場の人を排除するのではなくて、みんな一緒に、できれば同じ場所で、同じように理解し合いながら、やはり障害を持っている人は、たまたま障害を負って、目が悪い人が眼鏡をかけるのと一緒で、ちょっと介助をだれかにしてもらうことによって一緒の
生活ができる、それを同じ感覚でやっていくということが進められていると聞いておりますし、その点というのは大変必要だろうと思います。
やはり障害を持った皆さんも
社会の中で一緒に生きていけるような国にすることこそ、先進国として大事なことであり、それこそが国の、品格ある国家といいますか、それを高めるというか、
評価を受ける基準にもなってこようかというふうに思います。ぜひともさまざまな特段の配慮をお願いしたいというふうに思います。
それから、その点に関しても、最後になりますけれども、
子供のことはとても大事であると皆さんがおっしゃいます。日本の宝、国の宝というふうに先ほども
大臣の
答弁にもあったと思います。その割には、予算的に軽んじられているのではないかという懸念を私は持ちます。
社会保障給付費については、高齢者関係費が七〇・四%、児童・家族関係は何と三・八%、たったの三・八%にすぎないということです。これは、本
会議での
質問の中でも安倍官房長官がお答えになられた、
少子化支援対策
会議でしたか、全閣僚の方々が参加する
少子化対策
会議、安倍官房長官が主宰する
少子化対策
推進会議等でもこの話が出ておりまして、私はこのパーセンテージをその
会議の議事録の中から拾ったのでありますけれども、この
意見は猪口
大臣が取り上げておられたわけですから、多分
大臣ももちろん御承知だと思いますし、全閣僚の皆さん御存じだと思います。
すごくすごく、言葉は
子供が大事と皆さんおっしゃるんですが、実質的に予算
措置の問題でついてきていないというのは大変残念な現象でございまして、ぜひともその点に関して、強く強く、本当にそう思われるのであれば、
子供のための
支援措置をお願い申し上げたいというふうに思っています。
最後になりますけれども、この
少子化社会対策
会議というのはどれぐらいのペースで、所要時間、人数等、どんな感じで御
出席されて議論されたんでしょうか。中身について、こども園の件も、
幼児教育それから
保育についての議論もあったのであれば、少し教えていただきたいんです。