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荻原健司君
是非、
地域の皆さんと連携を図っていただきたいと思います。警察であるとか消防であるとか、そういった皆さんとの連携を図って、これは児童生徒だけではなくて、やはり
地域のための学校
施設、また避難場所となり得るような取組を
是非お願いしたいと思っております。
さて、続いてなんですけれども、連日報道、またテレビ等を見ていましてももう毎日毎日報道されておりますけれども、今の中国の反日デモの件で、つくづく私はいろんなことを思ったわけなんですけれども。
端的に申し上げれば、前回の、前回といいますか、前の
質問立たせていただいたときに
質問させていただきました、教科書をもっと広く私
たち国民の目に触れるような、手に入れられるようなシステム、
制度が必要ではないかなということなわけなんですけれども、今回の一連の反日デモを見て、私はそんなことを実感いたしました。
中国でデモが起きたにもかかわらず、私
たち日本人、一部ではいろいろ報道されていますけれども、それでも
日本人の冷静な対応というのは、私は国際社会にあっては大変評価されるものではないかなというふうに思っておるわけなんですけれども、この反日デモは中国でも起きておりますし、前には韓国でも竹島の問題の件でデモがあったばかりです。
そういうことを
考えて、例えば韓国の竹島問題ですけれども、例えば私
たち日本人に竹島というのはどこにあるんだということを多分国民に
質問をして、地図を持っていってちょっと竹島どこにあるんだって示してくれと言ったときに、果たしてどれだけの
日本人が竹島はここですというふうに言えるんだろうか。これはテレビでも何度かその
調査をやっておりましたけれども、非常に
日本人の答える割合というか確率が低いんですね。これは、韓国の人
たちに竹島どこにありますかと言うと、もうずばり、はい、ここですという
状況でした。また、韓国には竹島、竹島というのは独島と言うんですか、向こうの言葉で独島だと思いましたけれども、その島は私
たちのものだというような歌もある中で、徹底的なその
教育がされているように思われます。
そういう中で、やはり私
たち日本人は、歴史の認識の問題であるとか、領土の問題であるとか、どういった
教育受けてきたんだろうかというふうに
考えた方もいらっしゃると思いますし、もう一度
日本の
教育というものがどういうふうになされているのかというのを知りたい、調べたい、例えば
子供たちが使っている教科書を手に入れたいというふうに
考えた方が多いんじゃないかなというふうに思います。
今の教科書
制度、私は、もっともっと広く国民の皆さんが参加できるような、そんな
制度にしていかなければならないんじゃないかなというふうに思います。今のままではまだ国民の皆さんの意見が反映されているのかどうかというのもちょっと疑問点があるわけなんですけれども、そういうことを
考えるとなおさら教科書というのをもっともっと市販化をして、だれでも気軽に書店に出向いて手に入れることができるようにすべきではないかというふうに思います。これは、私も海外の経験を通じて思うのは、例えば外国に住んでいる方や国際結婚をされてお子さんを持っている方
たち、そういった方
たちが、自分のやはり
子供たちは
日本の歴史の勉強もしてもらいたい、
日本の言葉の勉強もしてもらいたい、
日本の教科書を何とか手に入れたいなという方もやはり実際におられますので、そういったことも
考えて
是非教科書を市販化していただけないかということなんですが、それについての
大臣のお
考え、よろしくお願いいたします。