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衆議院議員(
渡海紀三朗君) 今回の
改正で、今、
渕上先生おっしゃったような
改正をさせていただいたわけでございますが、先ほどの
議論とも通ずるところがあるんですが、
PFI、やはりこの
リスク分担というものをきっちりとしなければいけない、そしてお互いの
責任を明確にしなければいけないというところで、よりこの
リスクを回避するという意味から、これを弾力的に
運用できるようにすることによりまして、例えば
民間収益施設、これは
民間が所有をし、
民間が
運営をしている
施設でございますけれ
ども、そうであっても、いわゆるこの
リスクを切り離して、より有効にその
財産を
活用するというふうなことが可能になります。そのことによって、例えば
公共管理者がそれを買い取らなければいけないといったようなことを、道を幅を広げることによってより弾力的に
運用をすることによってこの
リスクを回避することができるということを考えております。
これはもう多くのいろんな
ヒアリングを行いまして、やはりそういった
運用が必要であろうと
判断をさせていただいて、今回の
改正法の中でそのような
改正をさせていただいておるというところでございます。これが大きな
メリットでございます。
あえて言うなら、
デメリットは、そういった
デメリットがあるんで、がちがちに固めてしまえば、それを弾力的に
運用するようにしたと、
デメリットを解消するためにそういう
改正をしたというふうに御理解をいただきたいと思います。