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荒井広幸君 だけれども、十億から百億を予定しているんです、
保険会社は。そして、
銀行、
郵便貯金銀行は、今おっしゃったように千五百ぐらい予定しているんですね。
どういうことでございますか、
皆さん。今の
銀行、全国を合わせて、バブっているから仕方ないというふうに逃げるかもしれないけれども、一千六百ですよ、全国の
銀行で一千六百億の
税金しか納めていないんです。(発言する者あり)はい。もうどんどん我々の先ほどから言っているような金を使いながら、
税金千六百億ですよ。
郵便貯金会社だけで千五百億納めると今言ったのを
皆様、はっきり確認できるではないですか。
銀行の消費者いじめ、融資もしない、どんどんいじめて、そして自分たちの体力だけ付けながら国家還元するのは一千六百億、そうして
郵便貯金新たに出すのが千五百億。物の見事に
銀行、
保険の帳じり合わせ、ツケ合わせのために
郵便局、つまり一人一人の小口
預金者の
皆さんが使われているという現状じゃないですか。
これがあるから、結論染みますが、どんな修正掛けても無理です、この法律。なぜ無理かと。これだけの金が、結果は四分社化するんですから消費税も入る、四分社化するからそれぞれに消費税、
皆様、入るんです。そうして同時に、これだけの
法人税払うんです、事業税払うんです。
高コストになりますから商品の性格が変わるということ、これやむを得ないことなんでしょうか。商品の性格が変わるということはこういうことです。それをもうちょっと衆議院はやらないといけない。参議院で待っている以外になくなっちゃうような話ですよ。
これは大手の
生命保険会社です。(
資料提示)インターネットでやっても分かります。健康
状況、職業等の告知
義務について何て書いてあるか。体の状態、御職業などによっては御
契約をお断りしたりする場合があります。次、お体の状態、御職業等によっては、一般の御
契約者との公平性を保つために
保険料の割増しや
保険金の削減、こういったことがありますと。
どういうことを言っているでしょうか。職業によっては高く
保険料を納めてもらって
保険金は少ないという場合がある。それならまだいい。職業によっては、危ないから、もうからないんで入らないでくださいというのがアンダーライティングというんです。それだけの負担を先ほどの公租公課で持つようになってしまうんですよ。
だから、議員の先生方に、
委員長始め申し上げたいんですが、このようなばらばらにするコストによって商品の性格が変わりますから、簡易
保険や
郵便貯金などという名前ではなくて、単なる
銀行と単なる
保険会社になるその商品を扱うということです。
そうして、手数料。
税金も払わない
銀行が百五円、六時以降全部一律でないですか。申し訳ないな、ただにするという気持ちさえない。結局、四つばらばらにすればコストが派生しますし、
税金も派生します、消費税も出ますから、その分の利益を百五円取る、単なる庶民いじめの
銀行になるというだけの話なんです。
ですから、既に修正すれば何とかなるというふうなことを言っている、残念ながら与野党、野党の方はいないと思います。与党の
皆さん、本当にその中身の貧しきを憂いますよ、私は。その中で議論したらなぜ解散だなどということになりますか。脅さなければ自分の間違っていることが通らないからでしょう。そういうものに官僚の
皆さんはお仕えするという気持ちなんでしょうか。お一人お一人、私は聞きたいような気持ちです。だから今日は役所の
皆さんだけにそろっていただきました。こういう問題点があるということをなぜ言えないんでございましょうか。
生命保険含めて、この間で
税金は五千八百億です。
公社、
準備室、全部の公租公課入れて初年度は五千億でしょう。ぴったり一致しちゃうんです、不思議なぐらい。それはバブルが終わってからということで逃げることは可能ですが、全く
銀行と
生命保険の負担を、経営
責任をそのまま、
郵便貯金と簡易
保険を
民営化することによって新しくする
税金で帳じり合わせをしたいという旧大蔵、財務、
金融庁の、私は残念ながらこそくな手段としか思えない、結果的にですよ。
百万円まで
郵便貯金している人は四五%、三百万円までが六割ですよ。職業で入れない人が
簡保だけに救ってもらって、即日払いして、そして万が一のときに備えている、そういう人たちまで入れないようにして果たしてこれで
改革なんですか。それを私は官僚の
皆さんの心に問いたい。それができると言うなら、できるということを見せてください。今までの議論に全くない。これは衆議院や、そしてそれぞれ与野党で使える材料ということで、どんどんそれはなっていくだろうというふうに私は思います。この辺の議論に入っていかない議論で修正などということはできないんです。こういったことを申し上げます。
そして、ちょっと次の段階に入ります。所見は結構でございますから。
それでは、これです、
政府広報です。
そして、その
保険の中で何が問題がありますか。
民営化ですよ。これは一月二十二日、
政府広報、
内閣官房、「
郵政民営化に、あなたのYESを。」となっています。「
郵政民営化に、あなたのYESを。」、一月二十二日です。法案も出ていない。
政府が賛成してくださいなどと言うことは非常に考えられないことなんですが。
内閣府に
お尋ねします、
政府広報担当。こういうことは常にやっているんですか。