○松あきら君 公明党の松あきらでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
この
不正競争防止法の
改正の
質疑に入る前に、クールビズについて一言申し上げたいというふうに思います。
今朝も、私はホテルである勉強会がありまして出ていたんですけれ
ども、設定温度が二十八度でございました。前は、ホテルにいろいろな勉強会とか何かで行きますと寒かったんです、とにかく、冷房が利き過ぎていて。けれ
ども、設定二十八度ですということで、やはり今、政府挙げてこのクールビズに取り組んでいらっしゃることがやはり世間にもだんだん浸透してきたんだなというふうに実感をした次第でございます。
私は、この当
委員会でも、実は以前、寒暖計を持ち込みまして、こうやって皆さんに、これ、今何度あると思いますかと。当時は二十度ぐらいだったんですね。とても夏でも寒いと。それで、とにかく夏でもこんなに厚いひざ掛けが要るんです、これはもうおかしいじゃないか、地球温暖化に、やはりこの
防止に
協力するためにもこの
委員会の温度を上げましょうということを申し上げたんですけれ
ども、この分館そのものが古くて、当
委員会室だけ上げるというわけにはいかないということで、全館
対応なわけで駄目だったわけなんですね。
そういう経緯もありまして、このクールビズに対してはとても私はうれしいというふうに思っている次第でございますけれ
ども。
クールビズというと小池環境
大臣ばかりが何かクローズアップされているようでございますけれ
ども、当、我が
中川経済産業大臣もこのようなすばらしい、肝いりでパンフレットを出されておりまして、スタイルブックということで、悩んでいる、クールビズってどういう格好したらいいのか分からないなんという悩みの方に。なかなかいいんですよ、これが。「プロが教える、スマートファッションのポイント」なんということで、「色数は三色までにおさえ、統一感を出した方が美しく見えます。」とか、いろんなことが書いてある。ちなみに、この中の着ていらっしゃる方、もうちょっとイケメンだったらいいかなとこれは思うところでございますけれ
ども、まあそれはそれとして。なかなかいいものを
経済産業省としても、外郭団体ですけれ
ども、出してくださっていると、ちょっとこれ申し上げたいというふうに思います。
百貨店のコーナーでもこのクールビズのコーナーはとても繁盛しているそうで、ある役所の方が買物に行ったら、ほかの役所の人もぞろぞろ来ていたなんということを聞きまして、売上増につながっているなんというふうにおっしゃっておりましたけれ
ども。
ラフな格好のクールビズは大体皆さんこういうものかなと、これにもありますように、大体分かるんですね。けれ
ども、これがオフィシャル、フォーマルということになると、やっぱりネクタイあるいはスーツということになるというふうに、まだそういう感じですね。
でも、これは皆様御存じのように、背広というのは、サビルローですか、英国が発祥でありまして、例えばイギリスは八月の平均温度は十八度、
日本は八月の平均温度は二十八度でありまして、十度違うと。おまけにこの湿度でございますから、なかなか、もう大分慣れていらっしゃるんでしょうけれ
ども、こういうふうに暑いですね、やっぱり。(発言する者あり)ああ、そう。今日は涼しいですけれ
ども、ふだんは暑いという、こういうことで、本当に真夏などはお気の毒だなというふうに私も男性の皆様を見ていてそう思っているわけでございますけれ
ども。
フォーマルにも適応できるものをやっぱり考えるべきじゃないかと。これは是非、
経済産業省は、先ほど繊維の話も出ましたし、あるいは衣料
関係、これも所管する省庁でありますし、例えばフィリピンなどは、何だっけ、バロンタガログ、これはシースルーになっていますけれ
ども、バナナとかあるいはパイナップルですね、そういう繊維でできているということなんですけれ
ども、とてもすてきで、ここに刺しゅうが入っているんですね。真っ白、この色はもう必ず白なんですけれ
ども、最近はシルクなんかでも作っているそうでございますけれ
ども。
やはり
日本も今、竹の繊維で実はスーツなどを作られているそうでございますけれ
ども、竹とか麻とか、あるいは今、紙の布、紙布と言うそうでございますけれ
ども、これがまた非常に軽くて涼しいそうでございます。こういう
日本古来のものも使って、少し知恵を働かせて、そういうフォーマルにも適応するようなものも是非考えていただきたい、これは私の要望でございますけれ
ども、
大臣、いかがでございましょうか。