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松村祥史君 ありがとうございます。
民間であるということでございますので、国の関与はしっかりとやっていただく中で
是非啓発をしていただきたいと、このように思っております。
中小企業の
支援策は多数存在するわけでございますけれ
ども、実は私の友人が昨年、資本金の最低規制の下に一円起業で
企業を起こさせていただきました。その友人は、以前いた会社を退社しまして、自分でやろうと起業家魂に目覚められてやられたわけですけれ
ども、おかげさまで順調に推移をしておりまして、非常に有り難いと言っておりましたので、このことは
是非大臣にもお伝えくださいということでございましたのでお伝えしておきますけれ
ども。
こういった
企業を起こすこの精神というのは、いや、今お笑いになられましたけれ
ども、非常な覚悟が要るんですよ。既存の会社に安定を求めるか、リスクを取るか取らないか。そのときにこういう
政策があるというのは非常に有り難いことです。ましてや若い
経営者です。こういう
ベンチャー企業を目指す
方々がたくさん育ってほしいと思っておりますが、こういう
方々とちょっとお話をしますと、やはり
手続等が大変複雑なんですね。これは事実でございます。
企業におられた
方々が専門職として
企業家を目指される。そうなると、社長であり経理部長であり営業部長であり、すべてのことをやるわけですよ。それも一円起業でございますからたくさんの社員がいるわけじゃない。そのときに、煩雑な
手続、これはもう非常に厳しいものがございます。
ですから、このこともやはり、くどいようですが、マスタープランがありますと、それぞれのランクに合わせての融資策であるとかいろんな
手続の簡素化、そしてステップアップをしながら
企業を育てていく、このことが可能になるんじゃないかなと思っております。時間も余りございませんので、このことは要望にさせていただきますけれ
ども、
是非、分かりやすく使いやすい、このことを基本にやっていただきたいと。
そして、その後のフォローなんですけれ
ども、今二年目を迎えまして、ちょうど一年半ぐらいでございますね、
企業を起こしまして。順調に推移をし、会社としての登録をきちっとやったと。今後の計画をしっかり立てて頑張っていらっしゃる
企業でございますけれ
ども、こういう
企業がたくさんいらっしゃる。そのときに、やはり中長期の計画を立てるときに、金融対策であるとかこういったものが非常に煩雑で、また借りにくくなっております。
是非、こういうときのやはり
ビジネスパートナーとして、もちろん
商工会議所、
商工会があるわけですけれ
ども、なかなか専門になりますと届かない
部分もございます。
そういう
意味では、
是非、こういったことは考えられませんでしょうか。例えば、中企庁でも結構でございます。
是非優秀なスペシャリストを集めて
地域の方に派遣をしていただいて、SWATチームと称して派遣をしていただく。そして、こういうスペシャリストの
育成用のプランを立てていただく。
ビジネスパートナーたるもっともっと専門職を、例えば金融の
専門家、銀行ではなくて、そういうものをやっていく必要があるんじゃないかなと、私はこのように考えておりますので、
是非このことも実行に移していただければ有り難いなと思っております。そのことが、そのことがやはり
日本経済の底辺を支える
方々がどんどんどんどん伸びていく
可能性になってまいりますので、よろしく
お願いしたいと思います。
時間も参りましたけれ
ども、
あと二分ほどございますので、余談ではございますけれ
ども、先般、
大臣にも、若い
経営者の
商工会議所の青年部の全国大会においでをいただいて御激励をいただきました。
保坂副
大臣には、
商工会青年部の全国大会においでをいただき御激励をいただきました。こういう若い
経営者の
方々が何とおっしゃっていたかというと、
大臣、副
大臣がおいでをいただいた、非常に勇気が出ると、こういうふうに言っていただいているんですね。私も含めまして若い
経営者の
方々は今、将来に不安を持っております、どう進んでいいのか。今考えていらっしゃることは延命策です、会社の。それほど体力が落ちているんです。
ですから、
大臣や副
大臣がそういう会合に、若い
経営者の
方々に叱咤激励をいただくことは、これ自体で私は
政策だと思っております。
是非今後も若い
方々に夢や希望を与えていただきたい。そして、そのための新法であり、そのための実
施策がそれぞれの機関であると思っておりますので、このことをまた
お願いを申し上げまして、私の
質問を終わらせていただきたいと思います。