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阿部正俊君 少なくとも、
有料化とかってするのは財政的に要するにまずい財政運営をしているんだなんて評価を受けないようにやってくださいよ。
市町村住民等に対して
市町村長さんは苦労されているんですよ。だから、むしろ
有料化してやる方がより優れた
行政、
首長さんですよというような評価が成り立つように
環境省がリードするのが本来じゃないですか。いずれにしても、
市町村独自の判断ですなんてことで逃げないでください。そんなこと言うなら、
環境行政は成り立たないですよ。
環境行政というのは未来志向で、現在をどう変えていくかなんですよ。
現状、やっているのどうのって、基本的には自主性ですなんということをやめてくださいよ。
局長、そういうふうなことを軽々しく言うようじゃ駄目ですって。少なくとも志を持ってやらにゃいかぬのじゃないですか。どっちの方がいいんだということについて、むしろ
有料化と
審議会で言っているけれ
ども、まあ今もう、遅かりし由良之助じゃないけれ
ども、遅いと思うんだけど、私は十年前から言っていますけれ
どもね、
PPPの
原則の方から
視点考えろと。もちろん、そうすると、先ほど言ったように、そうすると
不法投棄が増えるとかなんとかすぐ出てくる。
PPPだって
産廃だって、
不法投棄出たって、それはそうでしょう。だけれ
ども、それを徹底的にやはりやっていくということが、公共のみんなの利益ということにつながることに対する
行政の姿勢じゃないですか。
不法投棄が増えるから全部
無料化なんて、そんなばかげたことないですよ。徹底的に取り締りましょう、それじゃ。そういうことについて、やりもしないで言いなさんな、そういうことを。これはそう思いますよ。それでなきゃ、それが
環境省としての
環境行政に当たる私は志じゃないかと思います。
どうかお願いしたいと思うし、
事前にお願いしたいのは、
交付金化について、そういったふうなインセンティブが働くようなことになっているかどうなのか、
事前にお見せください。
事前に明確にしてください。個別の実情を聞いて、事情を聞いて、
経過がどうなるというのを聞いて何かやるなんということ、そんな密室の中のような
行政やめてください。
市町村長さんが勇躍して
有料化に取り組めるような
環境づくりをしてください。それが
環境省の方針であり国の方針であり、
環境行政を担う立場からしての先進都市であるということの自覚を持って勇躍やれるようにしてくださいよ。そうでなきゃおかしいでしょう。
だから、あえて言いますけれ
ども、評価しませんけれ
ども、評価しないようですけれ
ども、この十三都市の中で北九州以外は私は落第だと思う、
環境行政上。そういうことを言えますか。言えないでしょう、多分。でも、具体的な措置としてそれをそうした方がいいんだよと、
有料化した方がいいし、何もその、何というかな、財政上何とかというだけじゃなくて、長い目で見てもいい
仕事をしているんだよということに誇りを持ってやれるようにしてください。最後、それはお願いです、お願いというか要請しておきます。
と同時に、その
補助金の裏ですけれ
ども、
総務省さんに来ていただいておりますのでお答えいただきたいんですが、
総務省は、まあ言わば
地方自治ってうたっております。
自主財源ということでやるということになると
環境省次第ということ、
言葉が返ってくるかもしれませんけれ
ども、それは禁句にしてください。
地方自治というふうな
視点から見て
自主財源というのはどうなのか、
廃棄物処理施設を多く造ったら多くの
交付金が行くようなことになっているのか、なっていないのか、そこを明確にし、これからの方向性を出してください。本当の自治というのは、金があるからやるんじゃないんです。なくても、やはり
税金の使い方として、
財源の使い方として、本当にみんなで
税金ででもしなきゃいかぬことだけしかやらぬと、その公正さというのを要求されるんですよ。そう思いませんか。
そういう
意味で、
ごみ処理施設の
施設整備あるいはそのコストについて、基準財政需要額というんですか、いうことの上でどういうふうに算定し、これからの
交付金の在り方としてどんな方向で考えを実行していくのか、お聞かせ願いたいと思います。