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齋藤勁君 安心はしましたけれども、他の国から、
中国以外からは同様な
発言はないと、メッセージはないということです。
いずれにしましても、この中間線問題、大陸棚問題、日中間で是非精力的に話をしていただいて、しかし今回の二回目の
局長級会談では、作業部会は設置されても、しかしこのデータだとかそれから中止については応じていないわけであって、大変駆け引きも必要だと思いますけれども、
日本側としての、同時にエネルギーとしてのこれは目標というのもあるので、話合い話合い、そして毅然としたやはり態度というのを取っていくべきだということを私は申し上げさせていただきたいというふうに思います。
さてそこで、国連の問題等について入っていきたいと思うんですが、昨日、今日の新聞だった、
河野議長さんが、今日の新聞だったかな、
河野議長、
衆議院議長が歴代首相、
総理とお会いするなり、あるいは情報を取って、情報交換をしたということで、先ほども若干の
質疑がございましたが、
小泉総理の
靖国神社参拝について議論の中心になったと、この参拝を継続する声はなかったという、こういったまた内容のようであります。
外務大臣として、私はさっき前段言いました春暁ガス田はガス田、これはこれで私は、海洋権益の問題とこの
靖国神社、これは全然次元違う話ですから別物だというふうに思っていますが、一方で、この国連問題含めまして日中間で横たわる大きな問題として、それぞれ
国民の中でもあるいは
国内外でも大きな関心を持っていますこの
小泉総理の
靖国神社参拝というのがどうしても
日本の国益上ネックになっているということでの危惧があると。そして、そのことは、継続する声はなかったということは、それぞれの
総理経験者が今、
小泉総理、小泉内閣
総理大臣に対して慎重にしてほしいと、慎重にしてほしいという言葉の次には継続してほしくないと、こういうことだと思うんですが。
当然これは
外交をつかさどる
外務大臣として同様な、何というんでしょうか、一番重要な役職の
外務大臣で、これざっくばらんな言い方すれば、
外務大臣はこういう公式な場で言えないし、非公式でも言えないかも分かりませんけれども、おれは一生懸命、国連改革で一生懸命、他国から、まあいろいろ運動しているのに余計なことを言ってくれて私は困るよと、
総理とかあるいは武部幹事長、何でそんなことを言ってくれるんだと、おれは一生懸命汗かいても何かそっちから、どんどんどんどん外からほじくってきて、何かつっついていっておかしくしてしまうじゃないかというふうにどこか心の中に思っているんじゃないかなというふうに思っているんで、いや、あなたが言うとおり、そのとおりですなんていうことは別に期待して今話しているつもりはございませんが、ただ、率直に胸のうちに言ってくれれば、開かれた
国会として、参議院として有り難いなというふうに思っています。
直近のこの
河野衆議院議長の、そして
衆議院議長が取った行動は別にしまして、歴代の
総理が言ったということは、私はあえて言えば、
外交の継続性の話をしていると思うんです、継続性の話を。今、
町村外務大臣も川口
外務大臣からのタッチを受けて小泉内閣のその継続性の仕事をしている。
小泉総理はそれ、歴代の
総理の仕事をしている、途中連立政権に替わった時期はありますけれども。いずれにしても大方はこの自民党中心の政治なわけでありまして、このことは謙虚に私は耳を傾けるべきだというふうに思います。
したがいまして、お尋ねさせていただきたいのは、
中国が拒否権を発動するんではないかという一つの危惧がございます。その上で、この
靖国神社参拝問題について、今こうした様々な諸先輩が提起されていることについての考えについてお伺いいたしたいと思います。