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水岡俊一君 民主党・新緑風会の
水岡俊一であります。
当選後初めての
委員会質問に立たせていただきます。経験不足ということもあり、大変緊張いたしておりますが、支援をしてくれている多くの
国民の代表として勇気を奮って質問に臨みたいと思うところであります。
麻生総務大臣を始め関係閣僚、
政府の
関係者の
方々、どうか温かい御配慮を、そして誠意ある御答弁を心から
お願いを申し上げる次第であります。
では、質問に先立ち、
一言申し上げたいことがございます。
先ほど、
森元委員からの御質問もあり、
関係者からの御答弁もあったところでありますが、今、
日本列島は度重なる
台風の被害がある中で、中越
地方を非常に強い地震が襲ったところであります。本年の
台風の被害においては死者、行方不明者の数だけでも現在二百二十名、地震の被害においては、先ほど
政府関係者の方からの御答弁があったとおり、大変大きな被害が発生をしております。亡くなられた
方々に対しては御冥福をお祈りいたし、
被災者の
皆様には心からのお見舞いを申し上げるところであります。
私は兵庫県豊岡市の出身でありまして、円山川堤防の決壊等による大変な大きな被害を受けた町を先日、我が党の民主党岡田代表とともに
調査をしてまいりました。見るも無残な姿に変身した故郷や家々を胸が張り裂けそうな思いで眺める気持ちは、
台風、地震を問わず、
被災者の皆さん、そして思いを共有する多くの
国民の皆さんと同じであると思います。
先ほど、様々な対処をしていただいているということを
報告いただいたところでありますが、十年前の阪神・淡路大震災において神戸で被災した私は、やはり少しでも早く毛布を、水を、食料を
確保することが
被災者にとって大きな意味を持つことを痛感しているところであります。一日も早く
被災地の復旧を果たし、元の生活に近いものを取り戻すために、
政府、関係省庁、関係機関、各政党、ボランティアの皆さんの御支援を心から
お願い申し上げる次第であります。どうかよろしく
お願いいたします。
それでは、質問に入ります。
まず、
佐藤人事院総裁にお聞きをいたします。
人事院は
勧告の中で、
月例給の
官民較差が極めて小さいことから
俸給表の
改定を見送りました。また、一時金についても、
民間四・三九月、公務の四・四〇月と均衡していることから、
支給月数の
改定を見送りました。
このうち、
月例給の
改定見送りについてはやむを得ないかなと考えますが、一時金についてはどうも納得できません。
民間四・三九月との
調査結果は、昨年から見るとわずか〇・〇一月しか伸びていないことになっております。連合の集計でも〇・一月程度伸びていますし、日経連の
調査でも昨年冬は一・六一%、本年夏が二・八五%伸びているわけであります。
人事院の
調査だけがどうしてこのような伸びにとどまったのか、納得のいく
説明を
お願いします。