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榛葉賀津也君 まあ、どちらが担当されても結構ですが、
委員の皆さん、これが現実なんですよ。この一番大事な事故現場の沖国大学でさえも。
私は、事故が発生してから通報する時間があったと思っています。なぜならば、現場で既にアメリカ人が待っているんですから。それを怠った。しかし、御答弁はその時間はなかったんだ、数十秒しかなかったんだと。百歩譲ってそれが正しいとしても、事故があった後、当然、一時的な危険性が去った後、アメリカ側が、事故現場であり、立ち木の伐採までした沖国大学に通報、そして報告、
連絡があってしかるべきなんです。しかし、それすらこの事故現場における協力に関する特別
委員会で
議論すらされていない。もはや、この
議論をもって地位協定の運用改善でなんという
議論をするんですから、もう明らかにこれはもう
議論が持てないわけでございます。
与党の先生方においても、是非地位協定の改定という問題を
考えていただきたい。そして、改定の申入れを四十四年間一回もやっていないんですよ。
議論すらしていないんですよ。我々は、議員の
立場として、立法府として、これはきちっと与野党を超えて是非
議論をしていただきたいということを申し述べまして、ほかにも事故現場に関して、現場の警備に関して等聞きたいんですが、次の
質問もありますので、この問題はここまでにしておきたいと思います。
最後に、今イラクの陰に隠れまして様々な事件が我々の目の前から遠ざかっている
現状がありますが、私、イラクの陰で
一つ重要な問題が今起こっている、それはパレスチナの問題だと思っております。
外務大臣は、十六日から外遊をされて、十九日にはパリのフランス
関係者、パリでフランスの
関係者と意見交換をされるということでございますが、恐らくここではアラファト議長の安否等、パレスチナ情勢についても話が出ようかと思います。
外務大臣にこのパレスチナ問題について若干御所見を
お尋ねしたいわけでございますが、アラファトさんが大分体調が変わられまして、生死をさまよっている、恐らく時間の問題ではないかと。ポスト・アラファトのパレスチナ情勢を決めるまでは病院側も何とか生命を取り留めなければいけないと思っているようですが、現実問題は、もう現場はポスト・アラファトを
考えているという問題ですが、これ、アラファトさんがもしものことあった場合、これ
外務大臣が葬儀等に参列することになるんでしょうか。