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2004-07-30 第160回国会 参議院 災害対策特別委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
平成
十六年七月三十日(金曜日) 午前十一時三分開会 ─────────────
平成
十六年七月三十日議長において本
委員
を左の とおり
指名
した。
大仁田
厚君
太田
豊秋
君
加治屋義人
君
柏村
武昭
君
小泉
顕雄
君
田浦
直君 田村 公平君
鶴保
庸介
君
長谷川憲正
君
松村
祥史
君
足立
信也
君
小林
元君 芝
博一
君
高橋
千秋
君
那谷屋正義
君
水岡
俊一
君 森
ゆうこ
君
風間
昶君
山本
香苗
君
仁比
聡平君 ─────────────
出席者
は左のとおり。
委員長
風間
昶君 理 事
大仁田
厚君
柏村
武昭
君
小林
元君
高橋
千秋
君 委 員
太田
豊秋
君
加治屋義人
君
小泉
顕雄
君
田浦
直君
鶴保
庸介
君
長谷川憲正
君
松村
祥史
君
足立
信也
君 芝
博一
君
那谷屋正義
君 森
ゆうこ
君
水岡
俊一
君
山本
香苗
君
仁比
聡平君
国務大臣
国務大臣
(
内閣
府
特命担
当
大臣
(
防災
) )
井上
喜一
君
事務局側
常任委員会専門
員
伊原江太郎
君 ───────────── 本日の
会議
に付した案件 ○
特別委員長互選
○
理事選任
の件 ○
災害対策樹立
に関する
調査
(
平成
十六年七月
梅雨前線豪雨災害
に関する件 ) ───────────── 〔
小林元
君
委員長席
に着く〕
小林元
1
○
小林元
君 ただいまから
災害対策特別委員会
を開会いたします。 本
院規則
第八十条第二項により、年長のゆえをもちまして私が
委員長
の
選任
につきその議事を主宰いたします。 これより
委員長
の
選任
を行います。 つきましては、
選任
の方法はいかがいたしましょうか。
柏村武昭
2
○
柏村武昭
君
委員長
の
選任
は、
主宰者
の
指名
に一任することの
動議
を提出いたします。
小林元
3
○
小林元
君 ただいまの
柏村
君の
動議
に御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
小林元
4
○
小林元
君 御
異議
ないと認めます。 それでは、
委員長
に
風間昶
君を
指名
いたします。 ───────────── 〔
風間昶
君
委員長席
に着く〕
風間昶
5
○
委員長
(
風間昶
君) 一言ごあいさつ申し上げます。 ただいま
委員
の皆様の御推挙によりまして当
委員会
の
委員長
に
選任
されました
風間昶
でございます。 当
委員会
の
運営
に当たりましては、公正かつ円滑な
運営
に努めてまいりたいと存じますので、
委員各位
の御
支援
と御協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手) ─────────────
風間昶
6
○
委員長
(
風間昶
君) ただいまから
理事
の
選任
を行います。 本
委員会
の
理事
の数は四名でございます。
理事
の
選任
につきましては、先例によりまして、
委員長
の
指名
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
風間昶
7
○
委員長
(
風間昶
君) 御
異議
ないと認めます。 それでは、
理事
に
大仁田
厚君、
柏村武昭
君、
小林元
君及び
高橋千秋
君を
指名
いたします。 ─────────────
風間昶
8
○
委員長
(
風間昶
君) この際、
平成
十六年七月
梅雨前線豪雨災害
によりお亡くなりになられました
方々
に対しまして、御
冥福
をお祈りし、謹んで
黙祷
をささげたいと存じます。 どうぞ御
起立
をお願い申し上げます。
黙祷
。 〔
総員起立
、
黙祷
〕
風間昶
9
○
委員長
(
風間昶
君)
黙祷
を終わります。御着席ください。 ─────────────
風間昶
10
○
委員長
(
風間昶
君)
災害対策樹立
に関する
調査
を議題といたします。
平成
十六年七月
梅雨前線豪雨災害
につきまして、
政府
から
報告
を聴取いたします。
井上防災担当大臣
。
井上喜一
11
○
国務大臣
(
井上喜一
君) このたびの
梅雨前線豪雨
による
災害
につきまして御
報告
いたします。 まず、この
災害
により亡くなられた
方々
の御
冥福
をお祈り申し上げますとともに、御遺族に対し、深く哀悼の意を表します。また、行方不明の方の一刻も早い発見をお祈りいたしますとともに、被災された
方々
に対しまして、心よりのお見舞いを申し上げる次第であります。 七月十二日夜から翌十三日にかけまして、日本海から
東北南部
に停滞する
梅雨前線
の
活動
が活発化し、
新潟
・
福島
の両県では、多いところで約四百二十ミリの
豪雨
となりました。このため、見附市を始め三
市町
で約六千
世帯
に対する
避難指示
が出されましたほか、二十八
市町
村の約二万四千
世帯
に対する
避難勧告
が出されました。
避難者数
は
最大
で約九千人に達し、現在も依然として約五百人の方が避難されております。 また、
梅雨前線
が南下したのに伴い、十七日夜から十八日にかけて、
北陸地方
では、多いところで約二百八十ミリの
豪雨
となりました。このため、
福井
市を始め三
市町
で一万三千
世帯
以上に対する
避難指示
が出されましたほか、七
市町
で約四万二千
世帯
に対する
避難勧告
が出されました。
避難者数
は
最大
で約二千八百人に達し、現在も約百人の方が避難されております。 次に、
新潟
・
福島豪雨
における
被害状況
につきましては、
死者
十五名、
行方不明者
一名、
負傷者
四名となっております。また、
住家被害
につきましては、
全壊
三十三棟、
半壊
百五十九棟、
床上浸水
・
床下浸水
約一万四千棟となっております。 また、
河川
の
堤防
十二か所が破堤したほか、
土砂災害
につきましては、がけ崩れ、
地すべり等
四百か所となっております。
ライフライン
につきましても、約二万戸で
電力供給
が停止したほか、九千戸以上で
水道供給
が停止いたしましたが、現在は、ほぼ
復旧
いたしております。 一方、
福井豪雨
におきましては、
死者
三名、
行方不明者
二名、
負傷者
十七名のほか、
住家被害
につきましては、
全壊
六十九棟、
半壊
百四十棟、
床上浸水
・
床下浸水
約一万四千棟となっております。 また、
河川
の
堤防
七か所が破堤等したほか、
JR越美北線
で橋梁五か所が流失するなどの
被害
が生じております。
ライフライン
につきましても、約二万三千戸で
電力供給
が停止したほか、約七千戸で
水道供給
が停止いたしましたが、現在は、
復旧
いたしております。 その他の
被害状況
につきましては、お手元の資料のとおりでございます。 次に、
政府
の
対応
でございますが、今回の
豪雨災害
の発生前より、
内閣
府に
情報対策室
を設置するなど、
現地
からの
情報
の収集を行うとともに、
発災
後、
関係省庁連絡会議
を随時開催して
対応
を協議したほか、
自衛隊
、警察の
広域緊急援助隊
、
緊急消防援助隊等
を派遣し、
現地
の
関係機関
と連携して、
救助救援活動
や
河川
の
応急復旧等
、総力を挙げた
応急
・
復旧対策等
を実施しております。 なお、全国からは多くのボランティアが駆け付け、
住民
、自治体、
自衛隊等
と一丸となって、
復旧
・
復興活動
を実施しているところであります。 また、
被災現地
の
状況把握
のため、
発災
後直ちに
政府調査団
を派遣し、
被災現地
の
調査
を行うとともに、
被災地方公共団体
から、被災した
住民
や
事業者
への
支援
、
災害復旧事業
の迅速な実施、
激甚災害
の
指定等
につきまして
要望
を聴取したところであります。これらの
要望
につきましては、
地方公共団体
と密接な連携を取りつつ、
復旧対策
を速やかに実施するとともに、
激甚災害法
や
被災者生活再建支援法
などを
最大
限活用して、
被災者
に対する
支援
、
被災地
の速やかな
復旧
に
全力
を挙げて取り組むよう、私からも指示したところでございます。 さらに、今回の
災害
への
対応
につきまして、
防災情報
の伝達や提供の
迅速化
、
高齢者等
の
避難体制
の整備などの
課題
が明らかとなっていることから、緊急に、二十六日に
関係省庁局長会議
を開催し、今回の
防災活動
の検証と
改善策
について協議をするとともに、二十八日の
中央防災会議
に
報告
し、
意見交換
を行ったところであります。
政府
といたしましては、
被害
に遭われた
方々
が一日も早く安心して生活できますよう、
被災者
への
支援
、
被災地
の
復旧復興
に
全力
を尽くすとともに、今回の
災害
で明らかとなった
課題
につきまして、実施可能な
改善策
から実施していくことにより、
防災対策
に万全を期してまいる所存であります。
風間昶
12
○
委員長
(
風間昶
君) 以上で
政府
から
報告聴取
は終わりました。 本日はこれにて散会いたします。 午前十一時十一分散会