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2004-08-06 第160回国会 衆議院 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
本小
委員会
は
平成
十六年七月三十日(金曜日)
委員会
において、設置することに決した。 七月三十日 本小
委員
は
委員長
の
指名
で、次のとおり選任された。
谷川
弥一
君
谷本
龍哉
君
葉梨
康弘
君
保坂
武君
渡辺
具能
君
安住
淳君
一川
保夫
君
藤村
修君
高木美智代
君 七月三十日
藤村修
君が
委員長
の
指名
で、小
委員長
に選任された。
平成
十六年八月六日(金曜日) 午前十一時三十四分
開議
出席小委員
小
委員長
藤村
修君
谷川
弥一
君
谷本
龍哉
君
葉梨
康弘
君
保坂
武君
渡辺
具能
君
安住
淳君
一川
保夫
君
高木美智代
君 …………………………………
議院運営委員
穀田 恵二君
国立国会図書館長
黒澤
隆雄君
—————————————
八月六日 小
委員谷本龍哉
君同月二日
委員辞任
につき、その
補欠
として
谷本龍哉
君が
委員長
の
指名
で小
委員
に選任された。 同日 小
委員保坂武
君同月五日
委員辞任
につき、その
補欠
として
保坂武
君が
委員長
の
指名
で小
委員
に選任された。 同日 小
委員高木美智代
君同日
委員辞任
につき、その
補欠
として
高木美智代
君が
委員長
の
指名
で小
委員
に選任された。
—————————————
本日の
会議
に付した案件
平成
十七年度
国立国会図書館予算概算要求
の件 ————◇—————
藤村修
1
○
藤村
小
委員長
これより
図書館運営小委員会
を開会いたします。 本日は、
平成
十七年度
国立国会図書館予算概算要求
の件について御協議願うことといたします。 まず、
黒澤図書館長
の説明を求めます。
黒澤隆雄
2
○
黒澤国立国会図書館長
国立国会図書館
の
平成
十七年度
予算概算要求
の
方針
について御説明申し上げます。 なお、
要求額
につきましては、政府の
概算要求基準
の
方針
に応じまして調整いたしておりますので、御了承をお願いいたします。 来年度
予算
の
概算要求
におきましては、次の諸点を
重点事項
として要求してまいりたいと存じます。 第一は、
デジタルアーカイブ
の
構築
に必要な
経費
でございます。 その
内訳
の第一として、
デジタルアーカイブ
の
システム構築等
に必要な
経費
を要求いたしたいと存じます。これは、
インターネット
上にある
電子情報
を
国民共有
の
情報資源
として
収集
、蓄積、提供するためのものでございまして、
平成
十七年度から
システム構築等
に本格的に着手するために必要な
経費
であります。
内訳
の第二として、
電子情報
の
長期保存対策
に必要な
経費
を要求いたしたいと存じます。これは、さまざまな形式、
内容
、媒体により流通する
電子情報
を長期保存するための調査を引き続き行うために必要な
経費
であります。
内訳
の第三として、
電子図書館コンテンツ
の
構築
に必要な
経費
を要求いたしたいと存じます。これは、
平成
十七年度におきまして、十七万冊に及ぶ
明治期刊行図書
の
電子化
を終了し、
インターネット
上での
原文提供
の範囲を拡大すること等のために必要な
経費
であります。 第二は、
電子図書館
の
基盤整備
に必要な
経費
でございます。 その
内訳
の第一として、
電子図書館基盤システム
のリプレースに必要な
経費
を要求いたしたいと存じます。これは、今年度をもちまして開発が終了いたします
電子図書館基盤システム
につきまして、
システム更新
及び
改修
を行うために必要な
経費
であります。
内訳
の第二として、今年度に引き続き、
帝国議会会議録データベースシステム
の
構築
に必要な
経費
を要求いたしたいと存じます。これは、現在ホームページで公開しております「
国会会議録
」に続きまして、「
帝国議会会議録
」を
電子化
しようとするものでございまして、
国会審議
の利便に資するとともに、
インターネット
上で広く公開しようとするための
経費
であります。
内訳
の第三として、
電子ジャーナル
の
拡充等
に必要な
経費
を要求いたしたいと存じます。これは、
電子化
され、
インターネット
上で配信される外国の
主要雑誌
の
契約タイトル数
を拡充し、最新の
学術情報
を迅速に提供するために必要な
経費
でございます。 これら
デジタルアーカイブ
の
構築
及び
電子図書館
の
基盤整備
を通じまして、
国会サービス
を初め、
情報通信ネットワーク
の進展に対応した
電子図書館サービス
の一層の強化に努めてまいりたいと存じます。 第三は、
プランゲ文庫
の
複製
による
収集経費
でございます。
プランゲ文庫
は、
日本占領期
の我が国のあらゆる
出版物
を
連合国最高司令官
総
司令部
(GHQ)が検閲のために集め、現在は
米国メリーランド大学
が所蔵しているコレクションでございます。この
経費
は、既に
複製
により
収集
いたしました
雑誌
、新聞に引き続き、
図書
を
マイクロフィルム等
に
複製
し、
収集
するためのものでございます。 第四は、
施設整備
に必要な
経費
でございます。 その
内訳
の第一として、
東京本館
の
新館改修工事
に必要な
経費
を要求いたしたいと存じます。
東京本館
の
新館
は、昭和六十一年の竣工後十八年を経過し、経年による劣化が進行しております。
平成
十七年度におきましては、今年度から
国庫債務負担行為
により実施いたしております
書籍搬送機
の
改修工事
を継続する一方、新たに、空調、
電気設備
などの
改修工事
に着手いたしたいと存じます。
内訳
の第二として、
東京本館
の
防災監視設備
の
改修工事
に必要な
経費
を要求いたしたいと存じます。これは、貴重な
国民
の
文化遺産
を保管し、また、不特定多数の方が利用される
当館
の
防災
につきまして万全を期するため、
防災設備
を
改修
するものでございます。
平成
十七年度は三カ年計画の二カ年度目となります。
内訳
の第三として、
関西館
第二期
建設用地
につきまして、これを計画的に取得するために必要な
経費
を要求いたしたいと存じます。
内訳
の第四として、
上野宿舎取り壊し工事
に必要な
経費
を要求いたしたいと存じます。これは、
平成
十七年度に廃止される
上野職員宿舎
を取り壊し、整地するために必要な
経費
であります。
宿舎
に隣接いたします
国際子ども図書館
の書庫が
平成
二十年代前半に満杯になると予想されますので、この
宿舎跡地
に
所要
の
施設
を建設する準備に当たろうとするものであります。 なお、従来からの施策につきましては、基本的に
平成
十六年度
予算
を踏まえ、
所要
の額を要求いたしたいと存じます。 以上でございますが、今後は、当小
委員会
の御議論を踏まえ、小
委員長
の御指示のもとに
要求内容
を精査し、計数を八月末までに整理した上で、
当館概算要求
として提出してまいりたいと存じます。 よろしく御
審議
のほどをお願いいたします。
藤村修
3
○
藤村
小
委員長
これより
懇談
に入ります。 〔午前十一時三十九分
懇談
に入る〕 〔午前十一時四十七分
懇談
を終わる〕
藤村修
4
○
藤村
小
委員長
これにて
懇談
を閉じます。 それでは、
平成
十七年度
国立国会図書館予算概算要求
の件につきましては、ただいま御協議いただきました
方針
に基づいて処理することに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
藤村修
5
○
藤村
小
委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。 本日は、これにて散会いたします。 午前十一時四十八分散会