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小林美恵子君 今おっしゃいました、関係者の方々の生の声とおっしゃいましたけれ
ども、私、今日、共同
作業所で
障害者の
皆さんがお作りになっている品物を持ってまいりました。これがマグカップでありましたり、それからこれは石けん、
環境石けんなんですね。それとこちらが名刺になっています。ちょっと、こうなっているんですけれ
どもね。これ、入れ物は違うんですよ。こういう名刺を作っているんですよね。この石けんは本当に重度の
障害者の方が介助の方の力をかりてお作りになっているというふうに言っているんですけれ
ども、私はこの品物の中には
障害者の
皆さんの、何といいますか、働く喜びというのが本当にここに表れているというふうに思うんですよね。
この
小規模作業所が今、補助金が減らされていってどういうふうになっているかというのを私は
厚生労働省の方は本当に
認識しなくてはならないというふうに思うんです。先日、全国的な集会もございましたけれ
ども、私のところにも大阪の共同
作業所の方々がお見えになりました。
その方々のお話を紹介しますと、
作業所を始めて二十五周年になるというところがあるんですね。でも、
施設が本当に老朽化して整備が求められているのに予算が足りないと。また、
障害者雇用の拡大をすると
政府なんかは、行政は言うけれ
ども、だけれ
ども実態は、養護
学校卒業生を受け入れているのはやっぱり
自分たち作業所なんだというふうにおっしゃっているわけですね。その
作業所が一万円、二万円の仕事を探すのも、草引き作業などを見付けて、やっと探してきたのが一万円、二万円の仕事だということで、仕事を探すのも困難なんだというふうにおっしゃっているわけです。だから、どうしても補助金をやっぱり拡充してほしいというのがこういう方々の
思いなんですよね。
さらに、私もう一つ紹介したいと
思います。
作業所に行かれている方も仕事がない場合があるんですよね。働きたい、仕事をしたい、仕事がやれるのに仕事がないつらさというのが本当に分かるんですかということを私
たちも言うんですよね。それは、やっぱり
厚生労働省さんはしっかりと御
認識をしていただきたいというふうに思うんです。
ですから、今なかなか補助金拡充しますというふうに御答弁なさらないんだけれ
ども、これは本当に拡充するというふうに何とかやっていただきたいということを再度私は強調をさせていただきたいというふうに思うんですけれ
ども、いかがですか。