○鶴岡洋君 やめろと言ったんじゃないんで、済みません、どうも。
じゃ、もう一つお聞きしたいのは、
デジタル時代の
教育テレビの可能性についてでございますけれ
ども、教育のIT化を目指す国というのは、
平成十七年度までに国の方は全国のすべての小中学校に高速インターネットをつなげることを目標にしているわけです。教育現場でインターネットの活用がいよいよ本格化してくるわけです。
NHKには長年にわたってもの学校向けの
番組を
放送してきた実績がございますので、こうした教育現場のIT化に機敏に対応して、
教育テレビの
内容を
充実させ、最近言われている子供たちの学力低下の問題などに積極的に取り組むべきだと、こういうふうに私は思います。
そこで、
NHKビジョンによると、
NHKでは
放送番組とインターネットを連帯させ、新しい教育サービスに取り組んでいくとしておりますけれ
ども、その具体的な
内容をまずお聞きしたい。また、その円滑な実施には文部科学省や教育現場と連携も不可欠になると思いますけれ
ども、その取組。
これに関連して、昨日、おとついの
テレビを見ると、どのチャンネルでもあの森ビルの回転ドア、このことがもう朝から晩までやっているわけでございますけれ
ども、いろいろな施工者の問題もある、森ビルの当事者の問題もある、それから管理者の問題もある。どこが悪いということは結論はまだ出ておりませんけれ
ども、私が思うのには、これは今言ったこの問題に該当するかどうか分かりませんけれ
ども、私はやはり政治をやるにしても政策を実行するにしても、やはり目線というんですか、その
立場に立ってという、これがいわゆる欠けていてはならないと、こういうふうに思うわけです。ですから、今言ったように、この事件も子供の
立場に立って、子供の、子供の目線に立ってあれを施工すれば私はこんなことはなかったんじゃないかと。大人の
考え、会社の
考え、管理者の
考え、これで、事故が起きた、これはどうしようかということをやっているからいつまでたっても駄目なんです。
話が長くなって恐縮ですけれ
ども、我が党の荒木君という
愛知県の、参議院ですけれ
ども、十年ほど前にやはり現場の子供たちの目線に立っていわゆる横断歩道というのはどうすべきかという、こういう
調査をやりました。子供は背が低いですから、子供たちを連れていって横断歩道を見させて感想を聞いた。ところが、いろんな問題が出てきた。バリアフリーになっておりませんから、水たまりができて、それでそれを跳び越すことができない。道は、割合と名古屋は広い。だから、お母さんと一緒に行っても僕は駆け足で行かなきゃいけないと。で、転ぶ。転べばなおさら困ると。じゃ、信号機はどうなんだ、信号機は、背が低い、大人は高いからいいけれ
ども、信号機が非常に見づらい、高くて。そういう
意見がたくさん出てきた。
だから、今の問題にしてもやっぱりその目線というものを大切にしなければいけない。よく政治家は
国民の
立場に立って、庶民の目線に立ってと、こういうことを言いますけれ
ども、実際は言うだけであってそういう行動を取っていないと、そういう私は感想を持っているわけですけれ
ども、子供のことですから、教育問題、子供の
意見を十二分に聞いてこの点はやっていただきたいと、こういうふうに思いますけれ
ども、いかがでしょうか。