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池口修次君 ただ、やっぱり今の
イラクの状態を
考えますと、
イラク特措法で言うところの本当に非戦闘地域が
イラクにもあるという前提で出した状態、あのときにも
民主党を始め野党は、そんな
イラクが、非戦闘地域があるなんというのは架空の話ではあるという主張をさせていただきましたが、ますます今の状態からすると非戦闘地域でないと。だから、私はああいう
事件が起きたんだし、一部、官房長官は、いや、テロはどこだってあるんだということで、
日本でもあるし、それは
イラクでもあるんだというような
発言もというふうにも受け取りましたけれ
ども、ちょっとそれは私は違うんではないかなというふうに思っておりまして、やっぱり
イラクの状態が非戦闘地域の
議論をしたときの状態とは相当違っておるということを含めて、じゃ
日本としてどうするのか。
私は、これは
日本だけで判断できる問題ではないと
思います。やっぱり一部、スペインがこれからどう対応を取るのかという話もありますし、やっぱり
日本がいろんな国といろいろ
議論を重ねてこれからの、本当に今の状態を続けるということが妥当であるのかどうか。我々は、
法律の概念からはかなり懸け離れているので、やっぱりそういう
議論をする時期が来ているんじゃないかというふうに思っておりますが、私は、この
人質事件とはちょっと別にしても、本当に
議論をする時期になっているというふうに
思いますし、今回のものは本当に
無事解放されてほしいというふうに
思いますが、じゃ、これから
イラクで同じような
事件がないのかと。今回は多分アルカイーダではないというふうに言われておりますが、じゃアルカイーダがもしこの同種の
事件をやったときには、多分今回のようなことでは済まないという
状況に私は来ているんだという認識で
是非内閣においても
議論をしていただきたいというふうに
思いますし、
国会の場でも私は
議論をすべきだというふうに思っております。
もう一点。
石原大臣はやっぱり国内でのテロ対策には相当重要な役割を担っているというふうに思っております。スペインではあの列車の爆破事故も起きました。
日本においても全く起きないということはあり得ないというふうに
思いますし、
石原大臣は、私の印象としてはやっぱり陸海空の輸送機関についてのテロ対策の、総理は別にしましても責任者だというふうに思っておりますので、この
日本でのテロ対策についてどういうふうに、できれば国民が安心できるような
説明をいただきたいということと、あと、役所の皆さんに、具体的にどういう対応を取っているのかということをお聞きをしたいというふうに
思います。