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国務大臣(中川昭一君)(中川昭一)
○
国務大臣
(
中川昭一
君) おはようございます。 初めに、
中小企業金融公庫法
及び
独立行政法人中小企業基盤整備機構法
の一部を
改正
する
法律案
につきまして、その
提案理由
及び
要旨
を御説明申し上げます。
中小企業
をめぐる
経済情勢
は依然厳しく、やる気と能力のある
中小企業
に対する
資金供給
の
円滑化
を図ることは、引き続き重要な
課題
であります。
中小企業金融
においては、
金融機関
の
担保
による
融資
が大きな割合を占めており、
中小企業金融
の
円滑化
のためには、
貸付債権
の
証券化手法
の普及により無
担保融資
の
拡大
を促すことが必要であります。 また、
平成
十四年十二月に成立した
中小企業総合事業団法
及び
機械類信用保険法
の
廃止等
に関する
法律
において、
政府
は、
平成
十六年三月三十一日までに、
中小企業信用保険等
の
業務
を
中小企業金融公庫
に行わせるための
措置
を講ずることが必要であるとされております。 これが、本
法律案
を提案した
理由
であります。 次に、本
法律案
の
要旨
を御説明申し上げます。 第一に、
中小企業金融公庫法
の一部
改正
であります。 その
改正
の第一点は、
民間金融機関等
による
中小企業者
に対する無
担保融資
の
拡大
を促すための
業務
として、
貸付債権等
の
証券化
を支援する
業務
を
中小企業金融公庫
に追加する等の
措置
を講ずることとしております。 第二点は、
中小企業信用保険等
の
業務
を
中小企業総合事業団
から
中小企業金融公庫
に移管するための所要の
措置
を講ずることとしております。 第二に、
独立行政法人中小企業基盤整備機構法
の一部
改正
であります。
繊維関係業務
の
合理化等
の
措置
を講ずるほか、
独立行政法人中小企業基盤整備機構
の設立のために必要となる
措置
を講ずることとしております。 続きまして、
中小企業等投資事業有限責任組合契約
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
につきまして、その
提案理由
及び
要旨
を御説明申し上げます。 現在、リスクの高い
ベンチャー企業
や
事業再生
に取り組む
企業
に十分に
資金供給
がなされていない中、
出資
により
資金供給
を行う仕組みである
ファンド制度
に対するニーズが高まっております。 しかしながら、現在の本法に基づく
ファンド制度
は、
出資先
の
ベンチャー企業
への
つなぎ融資
ができなかったり、
経営革新
や
事業再生
に取り組んでいる幅広い
企業
への
出資
ができないなどの
課題
を抱えております。 こうした状況を踏まえ、
ファンド制度
の一層の拡充を図るため、今般、本
法律案
を
提出
した次第であります。 次に、本
法律案
の
要旨
を御説明申し上げます。 第一に、
ファンド
が、
出資
のみならず、
出資先企業
に対する
融資
もできるようにします。 第二に、
ファンド
の
投資対象
の制限を撤廃し、
中堅企業
などにも幅広く
出資
ができるようにします。 以上が、これら
法律案
の
提案理由
及び
要旨
でございます。 何とぞ、慎重御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。お願いいたします。
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2004-04-08 第159回国会 参議院 経済産業委員会 第7号
公式Web版
中小企業金融公庫法及び独立行政法人中小企業 (会議録情報)
0
平成
十六年四月八日(木曜日) 午前十時開会 ─────────────
委員
の
異動
四月一日
辞任
補欠選任
山口那津男
君 松 あきら君
渡辺
孝男
君
浜四津敏子
君 四月二日
辞任
補欠選任
伊藤
基隆
君
本田
良一
君
若林
秀樹
君
藁科
滿治
君 四月五日
辞任
補欠選任
松 あきら君
弘友
和夫
君
西山登紀子
君
小池
晃君 四月六日
辞任
補欠選任
小林
温君
中川
義雄
君
弘友
和夫
君 松 あきら君
小池
晃君
西山登紀子
君 四月七日
辞任
補欠選任
中川
義雄
君
小林
温君 ─────────────
出席者
は左のとおり。
委員長
谷川
秀善
君 理 事 魚住
汎英
君 加納 時男君
広野ただし
君 藤原 正司君 委 員 泉
信也
君
小林
温君 関谷
勝嗣君
福島啓史郎
君 保坂 三蔵君 勝木 健司君 平田 健二君
藁科
滿治
君 松 あきら君 緒方 靖夫君
国務大臣
経済産業大臣
中川
昭一
君 副
大臣
経済産業
副
大臣
坂本 剛二君
経済産業
副
大臣
泉
信也
君
大臣政務官
経済産業大臣政
務官
江田 康幸君
事務局側
常任委員会専門
員
世木
義之君 ───────────── 本日の会議に付した案件 ○
中小企業金融公庫法
及び
独立行政法人中小企業
基盤整備機構法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣
提出
、
衆議院送付
) ○
中小企業等投資事業有限責任組合契約
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、衆議
院送付
) ─────────────
委員長(谷川秀善君)(谷川秀善)
1
○
委員長
(
谷川秀善
君) ただいまから
経済産業委員会
を開会いたします。
委員
の
異動
について御報告いたします。 去る一日、
山口那津男
君及び
渡辺孝男
君が
委員
を
辞任
され、その
補欠
として
松あき
ら君及び
浜四津敏子
君が選任されました。 また、去る二日、
伊藤基隆
君及び
若林秀樹
君が
委員
を
辞任
され、その
補欠
として
本田良一
君及び
藁科滿治
君が選任されました。 ─────────────
委員長(谷川秀善君)(谷川秀善)
2
○
委員長
(
谷川秀善
君)
中小企業金融公庫法
及び
独立行政法人中小企業基盤整備機構法
の一部を
改正
する
法律案
及び
中小企業等投資事業有限責任組合契約
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
の両案を一括して議題といたします。
政府
から順次
趣旨説明
を聴取いたします。
中川経済産業大臣
。
国務大臣(中川昭一君)(中川昭一)
3
○
国務大臣
(
中川昭一
君) おはようございます。 初めに、
中小企業金融公庫法
及び
独立行政法人中小企業基盤整備機構法
の一部を
改正
する
法律案
につきまして、その
提案理由
及び
要旨
を御説明申し上げます。
中小企業
をめぐる
経済情勢
は依然厳しく、やる気と能力のある
中小企業
に対する
資金供給
の
円滑化
を図ることは、引き続き重要な
課題
であります。
中小企業金融
においては、
金融機関
の
担保
による
融資
が大きな割合を占めており、
中小企業金融
の
円滑化
のためには、
貸付債権
の
証券化手法
の普及により無
担保融資
の
拡大
を促すことが必要であります。 また、
平成
十四年十二月に成立した
中小企業総合事業団法
及び
機械類信用保険法
の
廃止等
に関する
法律
において、
政府
は、
平成
十六年三月三十一日までに、
中小企業信用保険等
の
業務
を
中小企業金融公庫
に行わせるための
措置
を講ずることが必要であるとされております。 これが、本
法律案
を提案した
理由
であります。 次に、本
法律案
の
要旨
を御説明申し上げます。 第一に、
中小企業金融公庫法
の一部
改正
であります。 その
改正
の第一点は、
民間金融機関等
による
中小企業者
に対する無
担保融資
の
拡大
を促すための
業務
として、
貸付債権等
の
証券化
を支援する
業務
を
中小企業金融公庫
に追加する等の
措置
を講ずることとしております。 第二点は、
中小企業信用保険等
の
業務
を
中小企業総合事業団
から
中小企業金融公庫
に移管するための所要の
措置
を講ずることとしております。 第二に、
独立行政法人中小企業基盤整備機構法
の一部
改正
であります。
繊維関係業務
の
合理化等
の
措置
を講ずるほか、
独立行政法人中小企業基盤整備機構
の設立のために必要となる
措置
を講ずることとしております。 続きまして、
中小企業等投資事業有限責任組合契約
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
につきまして、その
提案理由
及び
要旨
を御説明申し上げます。 現在、リスクの高い
ベンチャー企業
や
事業再生
に取り組む
企業
に十分に
資金供給
がなされていない中、
出資
により
資金供給
を行う仕組みである
ファンド制度
に対するニーズが高まっております。 しかしながら、現在の本法に基づく
ファンド制度
は、
出資先
の
ベンチャー企業
への
つなぎ融資
ができなかったり、
経営革新
や
事業再生
に取り組んでいる幅広い
企業
への
出資
ができないなどの
課題
を抱えております。 こうした状況を踏まえ、
ファンド制度
の一層の拡充を図るため、今般、本
法律案
を
提出
した次第であります。 次に、本
法律案
の
要旨
を御説明申し上げます。 第一に、
ファンド
が、
出資
のみならず、
出資先企業
に対する
融資
もできるようにします。 第二に、
ファンド
の
投資対象
の制限を撤廃し、
中堅企業
などにも幅広く
出資
ができるようにします。 以上が、これら
法律案
の
提案理由
及び
要旨
でございます。 何とぞ、慎重御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。お願いいたします。
委員長(谷川秀善君)(谷川秀善)
4
○
委員長
(
谷川秀善
君) 以上で両案の
趣旨説明
の聴取は終了いたしました。 両案に対する質疑は後日に譲ることといたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時四分散会