○鎌田
委員 すごく丁寧にじっくり御説明いただいたんですが、済みません、私、もう本当に頭を訓練しないと、優しさを、愛を持って説明してくれたと思うんですけれども、なかなか理解ができなくて。ありがとうございました。
きょう、ずっとこの間、質疑申し上げてきたことは、私、一貫して言いたかったことは、主権独立国の
日本の自
国民の命と
財産、安全、平和を守るために主権
国家として何をなすべきか、それで同盟関係にある
アメリカとの
協力体制を組んでいくこと、そこに対して何の異論もなく、ただし、どこから見ても、間違っても何か昔にさかのぼってしまうような印象を与えたり、それから、少なくとも、みじんたりとも憲法に触れるようなことがあっては絶対にいけないし、あらゆる角度から見ても整合性のとれる
法律でもってしていかなくちゃいけないんじゃないかということで、その
思いだけはまとめてお伝えさせていただきたいと
思います。
最後になんですが、
委員長、お許しいただいて
資料をお配りをいただきたいと思うんです。残りの時間を、これらの
法案にも若干は
関連していると
思います、もう報道等でも大分言われておりますけれども、
米軍によります劣化ウラン弾の
使用について、少し
質問させていただきたいと
思います。
予算
委員会でも、我が党の小林千代美議員が
石破長官あるいは川口
大臣とこの劣化ウラン弾のことについてやりとりをさせていただきましたけれども、それも議事録を拝見いたしました。それから、前もっての、事前の打ち合わせもさせていただいた中で私が感じたことを先に、時間もないので
質問いたしますと、この劣化ウラン弾の健康影響被害
調査というものについて、そのデータを集めたり、分析をしたり、統計をとったりということが非常に受け身の態勢になっているというふうに感じました。
今回の国会にもこうやって
法案が幾つも出ていますけれども、これから先、日米安全保障
条約のもとで日米間の
協力というものがさらに緊密になっていくというときに、湾岸
戦争からこの十年余り、
米軍がどれだけあの
地域に対して劣化ウラン弾を使い、そして、あの
地域でどれだけ劣化ウランが影響をして白血病の患者がふえているかということを、もう少し自主的に、受け身ではなく調べていったらいいのではないかなという
思いを持っております。
それで、皆様のところに配付をしていただきましたのは、劣化ウラン弾のことについて
調査をし、そしてまた現地で支援をしている方々のところで出している冊子ですけれども、
国防総省の劣化ウラン弾のプロジェクトの元
責任者の方の証言というものがインタビュー形式で載っております。それからさらに、劣化ウランがなぜ恐ろしいのかということ、これは
沖縄の琉球大学の教授がレポートとして載せているその冊子から抜粋をして、この本の作者も了解をし、ぜひこの劣化ウランの今のイラクにおける
状況をもっと広く、多くの人に知ってもらいたいという
思いも、私もそれを体してきょうは申し上げました。
それでなんですけれども、
先ほどの
質問、もっと主体的にこの問題について
調査を進めるべきではないかということ、それから、今あちらに渡っている
自衛隊の
皆さんに対して、この問題についての教育ですとか、あるいは装備、対応、十分になされているのかどうか等々をお聞かせいただきたいと
思います。