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会議録情報
本
国会召集日
(
平成
十六年一月十九日)(月曜日)(午前零時現在)における本
委員
は、次のとおりである。
委員長
田野瀬良太郎
君
理事
鈴木
俊一
君
理事
萩山
教嚴君
理事
村井
仁君
理事
山本
明彦
君
理事
永田
寿康
君
理事
上田
勇君
江崎洋一郎
君
江藤
拓君
木村
隆秀
君
熊代
昭彦君
小泉
龍司
君
河野
太郎
君 七条
明君
田中
英夫
君
谷川
弥一
君
中村正三郎
君
西田
猛君
林田
彪君
原田
令嗣
君
宮下
一郎
君
渡辺
喜美
君
五十嵐文彦
君
小泉
俊
明君
佐藤
観樹
君 島 聡君
鈴木
克昌
君
仙谷
由人
君
武正
公一
君 津村
啓介
君
中塚
一宏
君 長妻 昭君
藤井
裕久
君
馬淵
澄夫
君
松原
仁君
村越
祐民
君
吉田
泉君
谷口
隆義
君
長沢
広
明君
佐々木憲昭
君
平成
十六年一月二十七日(火曜日) 午後零時十一分
開議
出席委員
委員長
田野瀬良太郎
君
理事
鈴木
俊一
君
理事
萩山
教嚴君
理事
村井
仁君
理事
山本
明彦
君
理事
島 聡君
理事
中塚
一宏
君
理事
永田
寿康
君
理事
長妻 昭君
理事
上田
勇君
江崎洋一郎
君
江藤
拓君
木村
隆秀
君
小泉
龍司
君
河野
太郎
君 七条
明君
田中
英夫
君
田村
憲久
君
谷川
弥一
君
中村正三郎
君
西田
猛君
林田
彪君
原田
令嗣
君
宮下
一郎
君
渡辺
喜美
君
五十嵐文彦
君
佐藤
観樹
君
鈴木
克昌
君
仙谷
由人
君
武正
公一
君 津村
啓介
君
藤井
裕久
君
馬淵
澄夫
君
松原
仁君
村越
祐民
君
吉田
泉君
長沢
広
明君
山名
靖英
君
吉井
英勝
君 …………………………………
財務大臣
谷垣
禎一
君
国務大臣
(
金融担当
)
竹中
平蔵
君
内閣
府副
大臣
伊藤
達也
君
財務
副
大臣
石井
啓一
君
財務
副
大臣
山本
有二
君
財務大臣政務官
七条
明君
財務大臣政務官
山下
英利
君
財務金融委員会専門員
鈴木健次郎
君
—————————————
委員
の
異動
一月二十七日
辞任
補欠選任
木村
隆秀
君
田村
憲久
君
谷口
隆義
君
山名
靖英
君
佐々木憲昭
君
吉井
英勝
君 同日
辞任
補欠選任
田村
憲久
君
木村
隆秀
君
山名
靖英
君
谷口
隆義
君
吉井
英勝
君
佐々木憲昭
君 同日
理事平岡秀夫
君及び
松本剛明君
同月十六日
委員辞任
につき、その
補欠
として
中塚一宏
君及び
島聡
君が
理事
に当選した。 同日
理事永田寿康
君同日
理事辞任
につき、その
補欠
として長
妻昭
君が
理事
に当選した。
—————————————
一月二十六日
平成
十四年度
歳入歳出
の
決算
上の
剰余金
の
処理
の
特例
に関する
法律案
(
内閣提出
第一号)
農業共済
再
保険特別会計
の
農業勘定
における
平成
十五年度の再
保険金
の
支払財源
の不足に充てるために行う
積立金
の
歳入
への繰入れに関する
法律案
(
内閣提出
第二号) は本
委員会
に付託された。
—————————————
本日の
会議
に付した案件
理事
の
辞任
及び
補欠選任
国政調査承認要求
に関する件
財政
及び
金融
に関する件 ————◇—————
kokalog - 国会議事録検索
2004-01-27 第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
本
国会召集日
(
平成
十六年一月十九日)(月曜日)(午前零時現在)における本
委員
は、次のとおりである。
委員長
田野瀬良太郎
君
理事
鈴木
俊一
君
理事
萩山
教嚴君
理事
村井
仁君
理事
山本
明彦
君
理事
永田
寿康
君
理事
上田
勇君
江崎洋一郎
君
江藤
拓君
木村
隆秀
君
熊代
昭彦君
小泉
龍司
君
河野
太郎
君 七条
明君
田中
英夫
君
谷川
弥一
君
中村正三郎
君
西田
猛君
林田
彪君
原田
令嗣
君
宮下
一郎
君
渡辺
喜美
君
五十嵐文彦
君
小泉
俊
明君
佐藤
観樹
君 島 聡君
鈴木
克昌
君
仙谷
由人
君
武正
公一
君 津村
啓介
君
中塚
一宏
君 長妻 昭君
藤井
裕久
君
馬淵
澄夫
君
松原
仁君
村越
祐民
君
吉田
泉君
谷口
隆義
君
長沢
広
明君
佐々木憲昭
君
平成
十六年一月二十七日(火曜日) 午後零時十一分
開議
出席委員
委員長
田野瀬良太郎
君
理事
鈴木
俊一
君
理事
萩山
教嚴君
理事
村井
仁君
理事
山本
明彦
君
理事
島 聡君
理事
中塚
一宏
君
理事
永田
寿康
君
理事
長妻 昭君
理事
上田
勇君
江崎洋一郎
君
江藤
拓君
木村
隆秀
君
小泉
龍司
君
河野
太郎
君 七条
明君
田中
英夫
君
田村
憲久
君
谷川
弥一
君
中村正三郎
君
西田
猛君
林田
彪君
原田
令嗣
君
宮下
一郎
君
渡辺
喜美
君
五十嵐文彦
君
佐藤
観樹
君
鈴木
克昌
君
仙谷
由人
君
武正
公一
君 津村
啓介
君
藤井
裕久
君
馬淵
澄夫
君
松原
仁君
村越
祐民
君
吉田
泉君
長沢
広
明君
山名
靖英
君
吉井
英勝
君 …………………………………
財務大臣
谷垣
禎一
君
国務大臣
(
金融担当
)
竹中
平蔵
君
内閣
府副
大臣
伊藤
達也
君
財務
副
大臣
石井
啓一
君
財務
副
大臣
山本
有二
君
財務大臣政務官
七条
明君
財務大臣政務官
山下
英利
君
財務金融委員会専門員
鈴木健次郎
君
—————————————
委員
の
異動
一月二十七日
辞任
補欠選任
木村
隆秀
君
田村
憲久
君
谷口
隆義
君
山名
靖英
君
佐々木憲昭
君
吉井
英勝
君 同日
辞任
補欠選任
田村
憲久
君
木村
隆秀
君
山名
靖英
君
谷口
隆義
君
吉井
英勝
君
佐々木憲昭
君 同日
理事平岡秀夫
君及び
松本剛明君
同月十六日
委員辞任
につき、その
補欠
として
中塚一宏
君及び
島聡
君が
理事
に当選した。 同日
理事永田寿康
君同日
理事辞任
につき、その
補欠
として長
妻昭
君が
理事
に当選した。
—————————————
一月二十六日
平成
十四年度
歳入歳出
の
決算
上の
剰余金
の
処理
の
特例
に関する
法律案
(
内閣提出
第一号)
農業共済
再
保険特別会計
の
農業勘定
における
平成
十五年度の再
保険金
の
支払財源
の不足に充てるために行う
積立金
の
歳入
への繰入れに関する
法律案
(
内閣提出
第二号) は本
委員会
に付託された。
—————————————
本日の
会議
に付した案件
理事
の
辞任
及び
補欠選任
国政調査承認要求
に関する件
財政
及び
金融
に関する件 ————◇—————
田野瀬委員長(田野瀬良太郎)
1
○
田野瀬委員長
これより
会議
を開きます。 この際、
理事辞任
の件についてお諮りいたします。
理事永田寿康
君から、
理事辞任
の申し出があります。これを許可するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
田野瀬委員長(田野瀬良太郎)
2
○
田野瀬委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 次に、
理事補欠選任
の件についてお諮りいたします。 ただいまの
理事辞任
並びに
委員異動
に伴い、現在
理事
が三名欠員となっております。その
補欠選任
につきましては、先例により、
委員長
において指名するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
田野瀬委員長(田野瀬良太郎)
3
○
田野瀬委員長
御
異議
なしと認めます。 よって 島 聡君
中塚
一宏
君 及び 長妻 昭君 を
理事
に指名いたします。 ————◇—————
田野瀬委員長(田野瀬良太郎)
4
○
田野瀬委員長
次に、
国政調査承認要求
に関する件についてお諮りいたします。
財政
に関する
事項
税制
に関する
事項
関税
に関する
事項
外国為替
に関する
事項
国有財産
に関する
事項
たばこ事業
及び
塩事業
に関する
事項
印刷事業
に関する
事項
造幣事業
に関する
事項
金融
に関する
事項
証券取引
に関する
事項
以上の各
事項
につきまして、今
会期中国政
に関する
調査
を行うため、議長に対し、
国政調査承認要求
を行うこととし、その
手続
につきましては、
委員長
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
田野瀬委員長(田野瀬良太郎)
5
○
田野瀬委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 ————◇—————
田野瀬委員長(田野瀬良太郎)
6
○
田野瀬委員長
財政
及び
金融
に関する件について
調査
を進めます。
財務大臣
の
所信
を聴取いたします。
財務大臣谷垣禎一
君。
谷垣国務大臣(谷垣禎一)
7
○
谷垣国務大臣
今後の
財政政策等
の基本的な考え方につきましては、先般の
財政演説
において
所信
を申し述べたところでございますが、本
委員会
におきまして重ねて、
所信
の一端として、今後取り組むべき
課題等
について申し述べます。
委員各位
の御理解と御
協力
を
お願い
申し上げます。 第一の
課題
は、
財政構造改革
であります。
我が国
の
財政状況
は、
平成
十六年度末の
公債残高
が四百八十三兆円程度に達する見込みであるなど、
世界
の
先進国
の中でも最悪の
水準
となっております。このため、
政府
としては、中長期的な
財政運営
に当たり、二〇一〇年代初頭の
基礎的財政収支黒字化
を目指すとの
目標達成
に向け、
努力
しているところであります。 こうした中、
平成
十六年度
予算編成
につきましては、引き続き、
歳出改革路線
を堅持し、
一般会計歳出
及び
一般歳出
について、実質的に前年度の
水準
以下に抑制しました。 一方、
予算
の
内容
につきましては、
経済財政運営
と
構造改革
に関する
基本方針
二〇〇三等を踏まえ、例えば、
科学技術
や
治安対策
など、活力ある
社会経済
の
実現
や国民の安心の確保に資する
分野
に重点的に配分したほか、各
分野
においても、真に必要な
施策
への絞り込みを行い、めり張りのある
予算
の配分を
実現
しました。また、国と
地方
の
改革
、
年金改革
などの
重要課題
に着実に取り組むとともに、
予算編成過程
について、
モデル事業
や
政策群
といった手法の導入、
予算執行調査
の
拡充
を行ったほか、
特別会計
については、すべての
特別会計
を
対象
として幅広い見地から検討を行い、
事務事業
の
見直し等
を進めております。 こうした
歳出改革
へ向けた
努力
を通じ、
国債発行額
を極力抑制したところであり、その結果、
公債依存度
は、前年度と同
水準
の四四・六%となっております。 このように、来年度
予算
については、私としては、
基礎的財政収支
の
黒字化
に向けて一つの手がかりとなるものと考えておりますが、
財政
が
危機的状況
にあることに変わりはありません。今後とも、手綱を緩めることなく、
財政構造改革
に向けた不断の
努力
を重ねてまいりたいと考えております。 なお、こうした
財政構造改革
の
推進
により、
国債
に対する信認を確保しつつ、中長期的な
調達コスト
の抑制、確実かつ円滑な
国債
の消化を図るため、
市場
のニーズや
動向等
を十分に踏まえ、
国債管理政策
を適切に運営してまいります。 第二の
課題
は、
税制改革
であります。
平成
十六年度においても、持続的な
経済社会
の
活性化
に向け、広範な
改革
を
実現
した
平成
十五年度
改正
の結果として、国、
地方
合わせて実質一兆五千億円の
減税
となります。
平成
十六年度
改正
においては、引き続き、
経済活性化
に向けた動きをより確かなものとするための
改正
を行います。このため、
所要
の
法律案
を
提出
することとしております。 具体的には、
景気動向
と
住宅政策
の両面に配意し、
住宅ローン減税
を
見直し
た上で延長するほか、
個人資産
の活用を促進するため、
土地譲渡益課税
の税率を引き下げるとともに、
公募株式投資信託
の
譲渡益課税
を
上場株式並み
に軽減することとしております。また、創造的な
企業活動
と
中小企業
を支援するため、
エンゼル税制
の
対象
となる
ベンチャー企業
の
拡大
、
事業承継
の
円滑化
に資する
措置
の
拡充
を初めとする
中小企業関連税制
の
見直し
を行うこととしております。 さらに、
金融
、産業の
構造改革
を促進するため、
欠損金
の
繰越期間
の延長など、
法人税制
の
見直し
を行うほか、国際的な
投資交流
を促進するため、
日米租税条約
の
全面改正
に関連する
国内法令
の
見直し
を行うこととしております。 このほか、世代間、
高齢者
間の公平を確保する
観点
から、
公的年金等控除
の
見直し
や
老年者控除
の廃止など、
年金税制
の
見直し
を行うこととしております。 今後とも、持続可能な
社会保障制度
の確立、
地方分権
の
推進
といった諸
課題
に
対応
し、公正で活力ある
経済社会
を
実現
するため、先般の
与党税制改正大綱
を踏まえ、
改革
の明確な道筋を示しつつ、
税制
の
抜本的改革
を進めてまいります。 第三の
課題
は、
世界経済
の安定と
発展
への
貢献
であります。
我が国
は、
国際機関
やG7、
アジア諸国等
と
協力
しつつ、
国際金融システム
の
強化
や
開発途上国
の
経済社会
の
発展等
の
課題
に取り組んでまいります。また、
アジア
における通貨、
金融
の
安定化
に向けて、
アジア債券市場育成イニシアチブ等
の
取り組み
を通じて一層の
貢献
を行ってまいります。
為替相場
につきましては、
経済
の
基礎的条件
を反映して安定的に推移することが重要であり、今後とも
為替相場
の
動向
を注視し、必要に応じて適切に対処してまいる所存であります。 WTO新
ラウンド交渉
に引き続き積極的に取り組むとともに、メキシコ、韓国、
ASEAN等
との
自由貿易協定
を含む
経済連携
を積極的に
推進
してまいります。
平成
十六年度
関税改正
においては、
知的財産権侵害物品
に係る
認定手続
の
充実
、税関における
水際取り締まり
の
強化等
を行います。このため、
所要
の
法律案
を
提出
することとしております。 次に、今
国会
に
提出
しております
平成
十六年度
予算
の大要について御説明いたします。
歳出面
については、
一般歳出
の
規模
は四十七兆六千三百二十億円、
一般会計
全体の
予算規模
は八十二兆千百九億円となっております。
歳入面
については、
租税等
は、
平成
十六年度
税制改正
を織り込み、四十一兆七千四百七十億円を見込んでおります。また、その他
収入
は三兆七千七百三十九億円を見込んでおります。 これらの結果、
公債発行予定額
は三十六兆五千九百億円となっております。
特例公債
の
発行
については、先般、
平成
十六年度における
財政運営
のための
公債
の
発行
の
特例等
に関する
法律案
を
提出
したところであります。
財政投融資計画
については、
財投改革
の趣旨を踏まえ、
中小企業対策
など
セーフティーネット
の
構築等
、真に必要な
資金需要
には的確に
対応
しつつ、
対象事業
の一層の
重点化
を図ることといたしました。この結果、
平成
十六年度
財政投融資計画
の
規模
は二十兆四千八百九十四億円となり、前年度当初
計画
に対し一二・五%の減少となっております。 次に、
平成
十五年度
補正予算
について申し述べます。
平成
十五年度
補正予算
につきましては、
歳出面
において、
義務的経費
を中心としたやむを得ざる
追加財政需要
への
対応
として、
義務的経費
の
追加
、
災害対策費
及び
イラク復興支援経済協力費等
を計上する一方、
既定経費
の
節減等
を行うこととしております。 他方、
歳入面
においては、その他
収入
の減収を見込むとともに、前年度の
決算
上の
剰余金
を計上することとしております。また、
国債
の増発は行わないこととしております。なお、
決算
上の
剰余金
については、
財政法
第六条に基づく
国債整理基金
への繰り入れを行わないこととしております。 以上によりまして、
平成
十五年度
補正
後
予算
の総額は、当初
予算
に対し
歳入歳出
とも千五百五億円増加し、八十一兆九千三百九十六億円となります。 なお、既に本
国会
に
提出
したものも含め、今後御
審議
を
お願い
することを予定しております
財務省関係
の
法律案
は、
平成
十五年度
補正予算
に関連するもの二件のほか、
平成
十六年度
予算
に関連するもの四件であり、合わせて六件であります。 今後、
提出法律案
の
内容
につきましては逐次御説明することとなりますが、よろしく御
審議
のほど
お願い
申し上げます。 どうぞよろしく
お願い
申し上げます。ありがとうございました。(
拍手
)
田野瀬委員長(田野瀬良太郎)
8
○
田野瀬委員長
次に、
金融担当大臣
の
所信
を聴取いたします。
金融担当大臣竹中平蔵
君。
竹中国務大臣(竹中平蔵)
9
○
竹中国務大臣
金融担当大臣
の
竹中
でございます。引き続きよろしく
お願い
申し上げます。 本日は、
現下
の
金融行政
について一言申し述べさせていただきたいと思います。 最近の
経済情勢
を見ますと、
企業収益
が改善し、
設備投資
が増加するなど、
経済
には明るい
兆し
が見られます。
政府
としては、こうした明るい
兆し
が
日本経済
の隅々にまで浸透するように、
構造改革
の
取り組み
を加速、
拡大
し、
民間需要主導
の持続的な
経済成長
の
実現
を目指しているところです。特に、
金融行政
においては、
金融システム
の
安定強化
、
金融資本市場
の
基盤整備
に強力に取り組んでまいります。 まず、
金融システム
の
安定強化
に関しては、
構造改革
を支える、より強固な
金融システム
を構築するため、
金融再生プログラム
の諸
施策
の
推進
に
全力
を尽くしているところです。
不良債権処理
につきましては、昨年九月末の
主要行
の
不良債権比率
が
平成
十四年三月末に比べて一・九%ポイント低下するなど、
主要行
の
不良債権比率
を半減させるとの
目標
の
実現
に向け、着実に進捗しております。引き続き、
平成
十六年度の
不良債権問題終結
を目指し、
取り組み
を進めてまいります。 また、
中小
・
地域金融機関
に関しては、
中小企業
の
再生
と
地域経済
の
活性化
を図ることで不良債権問題も同時に解決していくことを目指し、昨年三月に公表したリレーションシップバンキングの
機能強化
に関する
アクションプログラム
の諸
施策
を
推進
してまいります。 現在、その一環として、
中小企業
の実態により即した
検査
を確保する
観点
から、
金融検査マニュアル別冊
、
中小企業融資編
の
改訂作業
を進めているところです。今回の
改訂
においては、各
金融機関
が行う
債務者
の
再生等
に向けた真摯な
取り組み状況
なども踏まえた
検査
を実施していくことを明らかにしていきたいと考えております。 さらに、
現下
の
経済情勢
のもと、
地域経済
の
活性化等
が
課題
となる中で、
金融機関
は、
企業再生
や不良債権問題への
対応
など、
リスク対応
のための体力を高めることが重要となっております。こうした
状況
を踏まえ、
地域経済
の
活性化
や
金融システム
の
安定強化
に資するよう、
金融機能
の
強化
のための新たな
公的資金制度
の
整備等
を行うこととしております。 次に、
金融資本市場
の
基盤整備
について御説明いたします。
我が国
における
資金仲介機能
を
強化
し、
経済
の
活性化
を図るためには、
金融資本市場
の
利用者
の
保護
を図りつつ、
資金仲介チャネル
の
多様化
と
利用者
の
利便性向上
を通じ、
間接金融
のみに依存しない、信頼される、効率的で
国際競争力
のある
金融資本市場
の
基盤整備
を図る必要があります。 このような
観点
から、
銀行等
による
証券仲介業務
の解禁、
市場監視機能
・体制の
強化
、ディスクロージャーの
充実合理化
、
投資家保護範囲
の
拡大
、
市場間競争
の
制度的枠組み
の
整備等
を図るとともに、
株式等
について、
決済
の
迅速化
、
確実化
を
実現
するために新たに
振替決済制度
の
対象
とするなどの
制度整備
を行うほか、
信託業
について、その担い手や
受託可能財産
の
範囲
の
拡大
を図るなど、
信託制度
の
整備
を行うこととしております。 ただいま申し上げた
施策
を
実現
するため、本
国会
には、
金融機能
の
強化
のための新たな
公的資金制度
の
整備
及びこれに関連する
法案
として、
金融機能
の
強化
のための
特別措置
に関する
法律案
及び
預金保険法
の一部を
改正
する
法律案
の
提出
を、また、
金融資本市場
の
基盤整備
を図る
法案
として、
証券取引法等
の一部を
改正
する
法律案
、
株式等
の
取引
に係る
決済
の
合理化
を図るための
社債等
の
振替
に関する
法律等
の一部を
改正
する
法律案
及び
信託業法案
の
提出
を予定しております。
法律案
の詳しい
内容
につきましては、今後、改めて御説明させていただきますが、当
委員会
の
委員長
及び
委員
の
皆様
におかれましては、よろしく
お願い
を申し上げます。(
拍手
)
田野瀬委員長(田野瀬良太郎)
10
○
田野瀬委員長
以上で両
大臣
の
所信聴取
は終わりました。 この際、
山本財務
副
大臣
、
石井財務
副
大臣
、
伊藤内閣
府副
大臣
、七条
財務大臣政務官
及び
山下財務大臣政務官
から発言を求められておりますので、順次これを許します。
財務
副
大臣山本有二
君。
山本副大臣(山本有二)
11
○
山本
副
大臣
山本
でございます。 大変難しい時代がやってまいりました。
田野瀬委員長
を初め
委員
の
皆様
から御
指導
をいただければ幸いでございます。どうかよろしく
お願い
申し上げ、ご
あいさつ
とさせていただきます。 どうもありがとうございました。(
拍手
)
田野瀬委員長(田野瀬良太郎)
12
○
田野瀬委員長
財務
副
大臣石井啓一
君。
石井副大臣(石井啓一)
13
○
石井
副
大臣
財務
副
大臣
の
石井啓一
でございます。 先ほど
大臣
から申し上げましたとおり、
財務省
は、
財政
の
構造改革
あるいはあるべき
税制
の
構築等
、さまざまな
課題
を抱えておりますが、
大臣
をお支えしつつ、
山本
副
大臣
とともに、これらの
課題
に挑戦してまいりますので、
委員長
また
委員
の
皆様方
の御
指導
、御
鞭撻
、よろしく
お願い
申し上げます。(
拍手
)
田野瀬委員長(田野瀬良太郎)
14
○
田野瀬委員長
内閣
府副
大臣伊藤達也
君。
伊藤副大臣(伊藤達也)
15
○
伊藤
副
大臣
引き続き、
内閣
府の副
大臣
として
金融関係事項
を担当することになりました
伊藤達也
でございます。
竹中大臣
を補佐し、そして
構造改革
を支える強固な
金融システム
を構築し、
日本経済
を
再生
していくために
全力
を尽くしてまいりますので、
田野瀬委員長
を初め
委員
の
先生方
に御
指導
いただきますことを心から
お願い
申し上げまして、ご
あいさつ
とさせていただきます。よろしく
お願い
申し上げます。(
拍手
)
田野瀬委員長(田野瀬良太郎)
16
○
田野瀬委員長
財務大臣政務官
七条
明君
。
七条大臣政務官(七条明)
17
○七条
大臣政務官
財務大臣政務官
の七条明でございます。 今、内外に非常に山積する問題がたくさんあるわけでありますけれども、
谷垣大臣
のもとで、
山下政務官ともども大臣
をお支えして頑張ってまいりたいと思っております。何分、
財金委員会
の
皆さん方
の御
指導
、御
鞭撻
を賜りまして、よろしく
お願い
を申し上げます。 ありがとうございます。(
拍手
)
田野瀬委員長(田野瀬良太郎)
18
○
田野瀬委員長
財務大臣政務官山下英利
君。
山下大臣政務官(山下英利)
19
○
山下大臣政務官
財務大臣政務官
の
山下英利
でございます。 今、山積する
課題解決
に向けて、
谷垣大臣
を補佐しつつ、七条
政務官
ともども、この
職務遂行
に
全力
で当たってまいります。
委員会
の諸
先生方
の御
指導
、御
鞭撻
を賜りますように心から
お願い
申し上げて、ご
あいさつ
とさせていただきます。どうぞよろしく
お願い
申し上げます。(
拍手
)
田野瀬委員長(田野瀬良太郎)
20
○
田野瀬委員長
次回は、明二十八日水曜日
委員会
を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午後零時三十一分散会