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渡辺(周)小
委員 そこですね、八名プラス十名。まず
北朝鮮政府が、まさに、の中に生存をしている人、また
安否はわからないけれども
北朝鮮に行ったというふうな方、あるいは入国の事実はないといった方も含めて、ここで打ち切るのではなくて、やはり
日本の中で非常に、曽我ひとみさんもそうでした。この方も、この方が
拉致をされたということは、実は帰ってきて初めて、発表されて初めてわかったわけですよ。同じような例がたくさんあるだろうということで、この点については、ここだと区切らずに、ぜひともさらなる
交渉を続けていただきたいというふうに思います。
それからもう
一つは、やはり今はモラトリアムなのであって、彼らに対して
対話を続けてきたけれども、もう
対話も限界に来たときには、我々としても、国の
意思として、
国家意思として強い
意思を発動するぞという、これは経済制裁も含めた形でのものを、片方でこぶしを用意していないで、ただ延々と
対話だけが続く、終わりなき
対話が続くということにならないように、また相手にそうとられないように、ぜひともその二つを持って
交渉に臨んでいただきたいと思うんです。
数分ございますが、先般、二月の四日、五日、六日と私ども民主党の
拉致対策本部で鳩山由紀夫氏を団長にして韓国へ行きました。この中で、私どもは、
北朝鮮に
拉致をされて、中国を経由して、拉北者というんですが、北に
拉致をされた
方々で戻ってきた方とお会いをしました。
そのときに、この
方々は、金正日の所有する保養地で
日本人を見かけたという方が自分の息子だ、次の
機会については、こういう点について、ぜひ自分も情報を集めてくるので証言をしたい、そのときは
日本に行きたいというふうに言っております。この
方々は当然韓国のパスポートを今は持っておりますので、この
方々には来て
日本で証言をしていただきたいと思います。
といいますのは、安明進という元工作員が横田めぐみさんは生きているというようなことで本を書いているときに、朝鮮労働党の創立大会か何かが、創立記念日があったときに、横田めぐみさんを見かけた同じ会場で、そこには韓国から
拉致された人たちも来ていたんだと安明進は言っております。つまり、韓国で
拉致をされた、その辺の話はちょっと割愛をしますが、漁船の漁師が操業中にいきなり
拉致をされて工作員教育施設に連れていかれた。その生々しい工作員教育を受けていたという
方々が今韓国にいるんですね。
この
方々の本人並びにそうした
方々の周辺の
方々が、
日本人を目撃したという人もいます。それは、大同江というところにある国際ホテルで、年末になると工作員養成所から集められてきた
拉致された人たちが年始だけはそこで過ごさせられたらしいんですが、そこで
日本人がいた、こういう証言がありますので、ぜひこういう
方々を我々は呼びたいというふうに思います。また、そのときには、
外務省や内閣にもぜひ御協力といいましょうか、ぜひ関心を持っていただきたいと思いますし、また、ぜひ小
委員長、そういう形で参考人として
要求をしたいと思います。そのときには
国会の場で証言をしていただけるように、生々しい工作員教育の実態と、そして
日本人を目撃したという重要な証言を持つこうした
方々が
日本で参考人として
発言する用意がございますので、ぜひその点については御配慮を
要求したいと思いますが、いかがですか、
委員長。