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国務大臣(
坂口力君)
最初の国際協力の
お話でございますが、私もここが非常に大事なところだというふうに思っております。
ASEANプラス3、中国、韓国、
日本、ASEANに加えまして、その
SARSを中心にした会合もございまして、そこに私も
出席してまいりましたが、ASEANプラス3のところで、是非ともひとつそこで連携を強化をして、そしていろいろの
情報を早く公開をして
情報の共有を行って、そしてそこで、人の行き来があるときにお互いにチェックをするということを明確にしていこうということで、ひとつそこに、WHOはWHOでやってくれておりますけれども、WHO以外にこのASEANプラス3でひとつ事務局でも立ち上げて、そしてそこでやっていくぐらいにしようという
意見がマレーシア辺りからも出ておりまして、私は、大変それはいいことだ、賛成しようというふうに言ってきたところでございまして、かなりそうしたことで、今年の一月から起こりましたこの
SARSを中心にして各国ともに非常に
危機感を持っておりますし、是非そういうふうにしたいというので
体制を今固めているところでございます。
一方、先ほど少し
お話を申し上げましたとおり、その
研究開発につきましても協力をしていこうということになりまして、申しましたとおり、香港、シンガポール、そして韓国、
ベトナムと
日本も協力
体制に今入っているところでございます。中国とももちろん
意見交換をするということにいたしているところでございます。
それから、もう
一つの方の報告の問題でございますが、ここは正直言って若干痛しかゆしのところあるんですね。余り厳しくすることが、これは適切かどうかという問題はございます。これはまあ罰則を掛けましたけれども、罰則をするのが目的ではなくて、
皆さん方の
発生をいかに
予防をするか、そしてまた、
情報をいかに
提供してもらうかということが大事でございますが、守っていかなければならないのは、やはり個人
情報というものに対して、個人のプライバシーをどう守っていくかということが
一つは大事でございまして、そこのところには最もやはり神経を使わなければいけないというふうに思っております。
今年も、香港からお
帰りになりましたお子さんが地域の学校に行きたいと言いましたときに、なかなか行けないというような事態も起こったりもいたしましたので、その
予防の問題と、それから必要以上な問題、そこらのところを明確にやはり
考えていかなきゃならないというふうに
一つは思っておるところでございます。
それから、疾病の特性でありますとか普及、国民への知識といったことにつきましても、これはしっかりとやっていかなければいけないというふうに思っておるところでございます。
御
指摘いただきましたことを十分に踏まえてやっていきたいというふうに思っております。
先ほどちょっと逃しましたけれども、韓国も含めてやっております。済みません。ちょっと落としました。