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平野貞夫君
国会審議のテレビ中継の問題を取り上げたいと思います。片山
大臣、御苦労さんでございます。
議会政治の情報公開というのは民主主義に、政治に欠かせないわけでございますが、ちょっと私も困っていることが
一つあるんですが、昨日から今日にかけて、電話とかファクス、メールで私のところへ抗議が大分来ていまして、その抗議というのは、火曜日の政治と金のテレビ中継やりまして、ちょうど私の
質問の途中で十一時五十四分になって、NHKは中断しますね。もちろん、親切にまた再録するということを出しますけれども、一般の
国民は余りそれを見ていないものですから、それ以降
国会が止まったものですから、おまえが
国会を止めた、しかも
小泉首相をいじめて止めたという抗議が来ていまして、私もその責任の一人ではあるんですが、ですが、中途半端な
国会中継というのは非常に正確な報道をしないという、こういう問題があるわけでございます。
そこで、例えばイラク問題で、英国のクエスチョンタイム、党首討論というのはもう毎日放送しております。それから、地方議会でもほとんど議会の審議は放送しております。
我が国会はどうかというと、最近はNHKに頭を下げて、与党の先生方が、それで問題を言ってセットしてもらって、何のことない、NHKに
国会運営を振り回されるような、これはやっぱりきちっとした
国会テレビのシステムを作るべきだと、私はそういう意見、昔からそういう活動をしているわけなんですが。
C—NET、
国会テレビというのが数年前からありまして、
平成十三年の十二月から電波を止められているわけなんですが、いずれにせよ、非常に
我が国の
国会中継、
国会審議をお茶の間にということで、これは十数年前に自由民主党の羽田
国会対策特別
委員長がそのアイデアを打ち出して、私なんかが事務局として、これは自民党の事務局じゃなくて、
国会の事務局としてお手伝いして、せっかくいいものができていましたが、非常におかしな状況になっておりますが。
特に、今、内外の
日本の政治経済が大問題になっているときに、この
国会審議の実態が
国民に直接正確に伝わらぬということは非常に残念と思いますが、まずその辺の御所見、その辺について
大臣の御所見を。