○齋藤勁君
民主党・新緑風会の齋藤勁でございます。よろしくお願いいたします。
質問通告をしてない
部分で、先ほど午前中終了間際ではなくて、
山本一太議員のいろいろるる
外務省の官僚のいろいろやり取りがございました。
伺っておりまして、私も
山本一太議員は尊敬をしておりますけれ
ども、ちょっと気になる点もございましたし、官僚、
大臣の皆さん方から
お答えするということではございません。私のここにおけます
委員会の場にいる一員として、議員として、かつまた
山本議員がここで発言をしまして議事録に載っていますので、私も同じ日にこの
特別委員会にいた一人の議員として
山本一太議員が発言したことについての感想を述べさせていただいて、
質問項目に入っていこうかなというふうに思っております。
一つは、内容については私は繰り返しません。議院内閣制の中で、与党は内閣を構成されております。御
本人も発言の中で、部会で発言をすればというようなことをずっと繰り返し繰り返しおっしゃっておりましたけれ
ども、私は率直に言って部会で徹底的にお話ししておいておくべきではなかったのかなというふうに私はまず思いました。
それから、具体的に田中審
議官のお名前です。田中審
議官のお名前が出ていて、それはそれで、これはこれで現実にあり得ようと思うんですけれ
ども、一般的に言う、この対話と圧力というようなこういう二分方式がいいかどうかは、私もこれは基本的に
考え方があります。しかし、一般的にこの対話と圧力ということだと、田中審
議官はどうも新聞的な構図でいうと対話派なのかなということになって、どうもやり取りはそうじゃないんだと言いながら、そこら辺については牽制をしているみたいなふうに受け取れますので、そこら辺についての懸念がありました。
という
意味で、またどこかで顔を合わすような機会も今日以降あるわけですから、
山本さんにそういうことじゃなかったのかなというふうに思いもございますので、そのことを私はあえてこの
委員会の場でも話をさせていただいた次第でございます。
もう
一つは、やっぱり議院内閣制の下で小泉内閣総理
大臣がそれぞれ閣僚を議員か与党から、そしてまた民間から登用をして、それぞれ
国務大臣に任命をするわけですが、石破
防衛庁長官に対しまして、多分いろんな
意味で思いがあったのかも分かりませんけれ
ども、別な
大臣もいらっしゃるわけでありまして、取り立ててこの場で石破
防衛庁長官はすばらしい、すばらしい、すばらしいというようなことを披瀝する場ではないんだろうかなというふうに思いますので、そんな感想を私は思っておりますので、石破
防衛庁長官が駄目だとかなんか、またこれ言うわけじゃなくて。
ともう
一つは、全体的にこの
緊急事態法制の
議論がずっと続けられまして、大与党の余裕ある時間帯の
質問時間の使い方かなというふうに思いますが、これは、少なくとも私も理事でおりますけれ
ども、
質問時間をということでやり取りを与野党しておりますので、そんなことも含めて感想を持ちましたので、冒頭に触れさせていただきました。
さて、今日はありがとうございます。
冒頭に、この
委員会始まりまして、久間そして
前原両議員にも私も一、二お話しさせていただきました。その上での
政府とのやり取りをずっと重ねさせていただいていますが、改めてお尋ねさせていただきたいような点が
幾つもありますが、ここでは絞らさせていただきまして、いわゆる
人権保障、この
規定でございます。
三条の四項に、後段に、その他の
基本的人権に関する
規定は最大限に尊重されなきゃならないということがこれは
修正で盛り込まれ、いわゆる
国民保護法制の中でこの
部分につきましては処置を、
措置をすると、こういうことで、私
ども民主党としましては
修正案を提示をし、そして自由
民主党、公明党、保守新党の三党の
合意覚書の文書で、
武力攻撃事態対処法三条四項に対し
民主党が
修正するよう求めている事項については
国民保護法制で
措置をするということを覚書で交わしております。
この内容につきましては、私
どもは
基本的人権、六項目具体的に挙げさせていただいていますが、この六項目が今度の
国民保護法制の
議論の中で具体的に
措置をされるというふうに受け止めておりますが、久間議員、そういうことでよろしいでしょうか。