○木俣佳丈君 あるかないかというのを、定性的な話をしてもしようがないと思いますし、それから
政府は当然あると思って、インパクトがあると思ってされていると思いますので、意見が多分かみ合わないと思いますのでやめたいと思うんですが。
やはり、今のこの
日本の
経済、今日も大変お忙しい中、日銀の方にもお出ましいただきましたが、残念ながら、総裁、副総裁は
政策決定会合でおいでになりませんが、大変残念です。
いずれにいたしましても、例えば
日本のこの
経済が元気がないというのは、そういったやはり新陳代謝というものがなかなかできていないというのがやはり
一つではないかとよく言われておりますし、同時に、新陳代謝がない中でも、ある
企業は助けて、ある
企業は殺していくというような、そういう在り方、フェアじゃないという。ですから、例えば株価なんかでもちっとも上がらないのはその辺の二つの大きなフェアがないと、要はモラルハザードだと、やりたいだけやっておいて、あとはもうケツは要は国民がふけばいいと、国民の資産は千四百兆もあるんだから、最終的には増税すれば何とでもなるんだと。これは国債でも言えることだと私は思っておりまして、こういう態度ではなかなか上がらない、
経済が又は
景気が上昇するということは私はあり得ないだろうと。
つまり、投資家の立場に立って見れば、海外の、例えば株式でも三〇%の株式を
外国人が買っているという現状があると。この間も中国人の一、二を争う大金持ちと会って話を聞きましたら、
日本はもう今買いだよと、こういうことを言っていました。しかしながら、そこからまた下がっていく。それはなぜかといえば、そういうような不安でしようがないと、投資しても絶対これは駄目だろうなというようなことがあって、その片方で、欧米のいわゆるハゲタカと言っていいと思いますが、空売りをどんどんやって、要はいろいろなその
仕組みを使いながらもうけて去っていくみたいな、そういう
状況があり続けることが非常に私としても頭にきてしようがないというような感じであります。
青年の主張ではございませんので、質問をしなければいけませんけれ
ども、どうしてもそういう思いが各
大臣おありなんだろうなと思うんですが、伝わりません、正直言って。これがやはり伝わらないということが
景気が上昇しない理由なんだろうなというふうに、大変僣越ながら私は思うところであります。
それで、何を質問しようかちょっと迷ってしまいますけれ
ども、日銀の方、来ていただいておりますので、ちょっとそちらの方の質問をさせていただきますが、今日の日経のこの一面に、日銀がいよいよ
銀行株、保有株を去年に引き続いて買い支えるんだということで、ここには三兆円にということを書いてありますが、正に今、
政策決定会合の中でこの辺りが審議をされたのか、されるのかと思いますが、これはどのように
推移しておりますでしょうか。