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伊達忠一君 結果的に返納するというのであれば、私はやっぱり初めからこれは、
事業なんというこんなもの、十億ぐらいだったら申請しなかった方が、変にこれは勘ぐられますよ。普通こんなことは私はあり得ないと、こう思っております。是非それはきちんとしてほしいと、こう思っておりますが。
それともう
一つ、実はこれは、まあ私の言いっ放しにさせていただき、
質問しようと思ったんですが、時間がないものですから。
旧
島民の
方たちといろいろと話をすると、とにかく一日でも早く実現してほしいという、これはもう切なる
要望なんです。しかし、現状を見て、これはとても私どもが生きている間、目の黒いうちは無理だなということを正直言って感じているんですよ。それで、その
人たちは、むしろ返らぬのであれば、いわゆる残地財産と言っているんですか、
地元に残してきた財産、これらをひとつ補償してほしいという声というのは正直あると思うんですが、私も何人かの方に対応したことがあるんですが、ちょっとこれはという話をしたら、いや、かつて橋本
大臣のときに、じゃどういう
方法があるか検討してみようということを言った経緯があるんだという話をされておられました。
これらについて、後からひとつ一緒に検討していただきたい。これは答弁いいです。とにかく検討していただきたい。そして、
島民の
人たちにある程度納得するような回答をしてあげていただきたいと、こう実は思っております。
それで、
最後の
質問なんですが、実は先般
視察に行きましたときに青年部の
方たちから、
領土、
領土と言っているんであれば、
日本の固有の
領土と言っているんであれば天気予報も一緒にしていただいたらいいじゃないかという話が、
要望がございました。
そして、いろいろと、二週間前ほどですか、気象庁の方にも
おいでいただいたり、いろんな担当の方と話をさせていただきましたが、非常に技術的にも難しい面があるようで、今日はNHKの方、
おいでいただいているんですが、私は、もちろん最近の天気予報の在り方を見ますと、技術的にも私は大変大事だと、こう思っております。相当正確な予報というものを知らせなきゃならぬと、こう思っているんだろうと、こう思うんですが。
私は、これ、政策的に、やはり
領土と言っていながら、今の
北海道の
子供さんたちでさえ
北方四島が
日本の
領土だと思っている人は、子は少ないんです、正直言って。あれは
ロシアの国なんだと、こう思っている
人たちが多いんです、正直言って。
ですから、そういうこれからの運動の展開のためにも、やはり
北方四島の天気予報なんかを表示すると、えっという、みんな疑問を持つと思うんです。そうすると、家庭でも話題になると思うんだ、朝。そうすると、いやいや、親たちは、あれはもうそもそも昔、
日本の
領土なんだよと、それで
ロシアが不法に潜入したんですよというようなことを家庭の会話の中でも、これはもういい私は啓蒙になっていくんじゃないかと、こう思うんです。
今、一生懸命、副読本出したり学校の授業に入れようかというようなことをこれからの
後継者なんということでやっておられますが、私は、これは技術的な問題もあるかもしれませんけれども、政策的に国を挙げて、
国民すべてを挙げて取り組んでいる
事業だけに何かいい
方法がないのかということを思っているんですが、今日はNHKの方、
おいででございますが、その辺ちょっとお聞かせをいただきたいと、こう思っております。