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佐藤(剛)
委員 そうなんだと思いますよ、私も見たことないし。しかし、今、新聞だの何だのは、変死と同時に、あわせて、変死というのは、変死がこれだけの数になっちゃったから、百も。ですから、変死が、死因がはっきりしないので事件性があるとして司法解剖された受刑者、そして新聞用語なのかどうかも知りませんが、それを不審死という。
拉致というのもそうなんですね。
拉致罪というのはないんだから、刑法に、行政法にないんだから。
北朝鮮がやったのは
拉致でしょう。広辞苑を見ないといかぬ。
拉致というのが、意思に反して連れていくことと書いてある。縄をもってやるか、米の俵袋をかぶせて、副
大臣、副
大臣のところに入れ込むか。それで、
北朝鮮に持っていっちゃうのを
拉致。
僕は、
拉致の問題について、ライフワークで、今の金正日の前のお父さんのころから、一九八〇年のころから調べていますけれども、大学ノートで五十以上ありますよ。ところが、
警察庁発表だと十一件ぐらいが
拉致と。
警察庁発表が
拉致なんだ。
拉致というのは難しい字で書いてあって、テレビでも言っているけれども、あれは新聞用語であり、テレビ用語であり、辞典用語である。
政務官、突然だけれども、
御存じですか。
拉致というものはそのようなものになっていて、変死もそうなんだ。だから、私は、変死という
言葉自身をも分析しなさいと。
それで、小泉総理に、小泉改革の中に、
一つに、言霊の改革をやりなさいと僕は言っているんですよ。言霊というのは、
日本人というのは、言霊ですね、
言葉に魂があるんだ。これは奈良時代から来ているんですよ。それで、どういうことかというと、それは言った瞬間にそれが実現しちゃう、だから言わないで黙っている、言いたいんだけれども黙っている、そういう歴史をたどってきているんですよ、言霊の。だから、私は、あえて、
監獄なんということもそうなんですよ。
刑務所という
言葉だって、みんな嫌がるんですよ。
刑務所の誘致を、僕は、
福島では
刑務所拡張してモデルのあれにしましょう、住民と交流をしましょう。住民交流センターをつくって、みんな住民もやって、
刑務所の刑務官というのは銃剣道もやるし、僕は銃剣道の会長をやっているんだけれども、柔道をやったり、空手をやったり、剣道をやったり、子供同士の集まりをやる。だから、
福島の
刑務所の近くの町会長の
人たちというのは、そういう
刑務所の交流センターをつくってください、子供たちがみんなで交流しましょう、刑務官だけが別で行動するのはやめましょう、こういうことを注文を受けているぐらいであります。だから、
日本一のモデル
刑務所をつくろうと思って、一生懸命私はあれしている。
さらに、それだけでは終わらないので、この問題は、結局、
人権擁護の問題というのは、掘り下げていくと社会復帰の問題まで出るんです。先ほど言いましたように、
保護局長の仕事だけれども、この中で指導官というのだけれども、社会復帰しそうな人のところに、社会復帰しそうな人を
保護司だ何だというのはあれしているけれども、せめてもう少し叙勲を易しくというのじゃないけれども、
法務省の叙勲する藍綬褒章も厳し過ぎる。ほかの省に比べて厳し過ぎますよ、僕もいろいろあれしているけれども。もう少しダラ幹にしろとは言わないけれども、あれだけの、本当に、ボランティアに任せてやっている
法務政策じゃだめですよ。それはきちんとやる。ですから、せめて若くして、十年前倒しぐらいにして、甘くできなければ七十歳でもらう人を六十にするとか、そのぐらいの形を考えるのが、
大臣、そういう仕事だろうと僕は思っておる。御
答弁をいただけませんが、そういう問題も抱えておる。
ですから、一気通貫で捕まえること。それから、
外国の
人たちも入ってくる。だから、出入国管理、今度難民の問題が出てくる。既に、
イラクのところになったらクルド族が入ってくる。来ますよ、いろいろと。ですから、私は、やはり避難民のセンターというのを、アサイラムセンター・イン・ジャパンというようなものをどこかに、今、品川のJRのところ、借りてやっていますよ、あれも返さなきゃいかぬでしょう。そうすると、そういう
人たちが来たことにやらないと、イラン、
イラク人、私はあれですけれども、名古屋の
刑務所にも行きましたけれども、その
人たちがみんないますよ。
福島の
刑務所というのは、
刑務所長も立派で、みんなしっかりして、私の意思に沿ってではないけれども、モデルになっていますよ。みんなよくやっていますよ。だから、今度は女性の
刑務所も置きましょうと言っている。そして、女性の
刑務所の
人たちもあれして、そのトランスペアレンシー、やっていることが外から見えるようにする。ああ、
刑務所というのはああなんだな、よくやってくれているんだなと。そうすると、もう二度と戻らないであろう。二度と戻ってきちゃいけませんという
刑務所をつくるんだから。そういうことをみんな、各地が、
政治家がやらなきゃいけないし、いかぬと思っております。
ですから、私は、
監獄法というのを、
監獄という
言葉は言霊なんです。名前を変えなきゃだめだ。
刑務所というのも、刑務というのも僕も名前を変えたらいいと思う、もっとわくわくするような。刑務官というのは、これから非常に重要なことなんだから。よく競売のところで、執達吏なんて言っている。僕はそれも直せと言っているんだけれども、競売士ぐらい、何というのかな、あれは
国家公務員で請負みたいなことをやっておるから、小さなものについては摂行しないんです。東京
あたりは五十数人しかいない。そうなんですよ。賃金一銭ももらっていないんだから。副
大臣、そうなっているんですよ。
だから、やらなきゃならぬことは山積みあるんですよ、
法務省には。それをやるために、副
大臣、政務官、行っているんだから、きちんと、優秀な
局長というのは
法務省にはぴかぴかのがそろっているんだから。若いときに、僕も
法務省の検事をやるつもりだったの。僕も三十五年の司法官だから、十五年の司法研修所なはずですけれども、回り回って、通産省から、今、しがない政治やっていますけれども。
そういうことをしっかりとやってもらわないと、これじゃ国家が滅びちゃうよ。国が滅びるというのは五つの条件がある。いいですか。
それで、きょうはたくさんありますよ、たくさんあるんだけれども、とりあえず、もう時間が来ちゃったから終わりにしますが、国を守ること。それから、きちんとした治安。今、治安が乱れている。それからもう
一つは、きちんとした
外交をすること。それから第四は、民族の誇りを教える教育をすること。第五が、きちんとした司法。司法に対する信頼
関係が、今度名古屋
刑務所の件によってなくなってきちゃった。だから僕は怒っているんです。
司法改革というのは、そういう
意味において重要だと思う。司法に対する国民の信頼。裁判は迅速的にやる。サリンのあのおじさんは、七年もたってまだ刑も受けられない。こんなばかなことはないでしょう。迅速な裁判をするという
法律が出ているんだから。この
委員会は
法律の審議をきちんと、やる日にちは、三日の
うち二日はやる。そこら辺は、我が尊敬している河村代表が……(発言する者あり)
理事会の話です。そういう
意味であります。
以上でございまして、終わらせていただきます。どうもありがとうございました。