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坂口国務大臣 ただいま分厚い
資料をちょうだいいたしましたが、この全部を、私は、役所にあるものかどうかは、つぶさにはわかりませんが、
最後の二枚につきましては、昨日、私も入手をいたしました。これは
厚生労働省の中から得たものではございません。外部の
皆さんからちょうだいをしたものでございます。
したがいまして、この
最後の二枚の
文書につきましては、
厚生労働省の
役人の
皆さんにも見せました。そして、当時の、書いてあります原
室長——室長であったかどうかわかりません。
審議官だったんでしょうかね。
室長ですか。当時の原さんにもお会いをいたしまして、そして、こういう
ペーパーが出回っているけれども
覚えがあるかということを問いただしました。そうしましたところ、
原室長は、私はこういう
ペーパーを書いた
記憶はありません、また持っていたこともありません、
記憶もありません、そして、ましてや人にこういう
ペーパーを渡した
覚えは全くありません、そういう話でございました。あなたの周辺であなたのことを書いた人がいたのかということを言いましたところ、そういう事実も私はないというふうに思っておりますと、こういう話でございました。
本人に何度も私は丁寧に問い直しましたけれども、しかし
本人は、こういうものを書いた
覚えは全くない、こういうふうに言っているわけでございまして、それでは一体だれがこれを書いて、だれが外に出したのかという問題になるわけであります。
本人が知らないというふうに言っている以上、それ以上、この問題を決着をつけることはでき得ません。したがいまして、
厚生労働省の正式の
文書の中には、全くこういう
文書はありません。きのう、もう一度
調査をさせ直しました。しかし、こういう
文書は残っておりません。そういう事態であって、この
文書が、例えば手
書きのものでありますれば、それはどなたがお
書きになったものかということの大体の想像はつきます。しかし、パソコンで打たれたものでございましょう。こういう印刷されたものでございますから、どなたがお
書きになったものかということはわからないというのが現状でございます。したがいまして、
本人に再三そのことを私は問い直したところでございますけれども、全くそういうものを書いた
記憶はない、持っていた
記憶もない、こういうことでございますから、私はこの原さんの言うことを信頼したいというふうに思っております。