○松島
委員 その部分は確かにいろいろな業界にも影響が大きい、非常によくわかりました。
そうしたらば、ぜひ男性の皆様方、それに耐える、別に冷房をしなければいいんです。背広を着てもネクタイを着ても結構でございますから、国会も含めて冷房は二十八度以上にするということだけ守っていただければいいなと思っております。私、長年冷房と闘って、被害者として何十年過ごしてきた身として、今回これを奇貨といたしまして、皆様方にぜひ、何か太っていると暑いんだとおっしゃる方がいらっしゃるのですけれ
ども、やせていただきまして、健康に気をつけていただいて、冷房を余りしないように、そういうふうに各現場でお願いさせていただきたいと思っております。(発言する者あり)どうも失礼いたしました。
関係なく、冷房を弱目にしていただければと思っております。
なお、これから、自民党の
議員三人目で
質問させていただきます。それぞれ多様な
考え方を持っております。実は私は、特に
電力と
ガスについては、過度な
自由化というのは進展はいかがだろうか、ちょっと待ったと思わなきゃいけない、そう思っている人間でございます。
と申しますのは、これまで国のいろいろな分野で、鉄道ですとか高速道路とか郵便、
電気通信、航空、こういったところで民営化とか、スタイルはいろいろございますから民営化と限りませんが、もちろん
電力はもともと
民間会社がやっているわけですけれ
ども、
規制緩和とか
競争促進ということが言われてまいりました。
そのときに出てきたのは、
競争を
促進するということと、そして一方、
安定供給なり、私は片仮名を使うのは嫌なので、ユニバーサルサービスという言い方をしないで、全国どこでも、だれでも同じ利便を受けることができる、そういうふうに言いかえたいと思うんですけれ
ども、それで、よく両てんびんとか出ました。郵便についても随分議論されました。
私は、鉄道よりも航空よりも郵便よりも
電気通信よりも、この
電力というものの方が公共性、社会性が、ある
意味では、どっちが高いと言えませんけれ
ども、まさるとも劣らぬと思っております。と申しますのは、ほかは何十分かとまっても、それだけでどうこうなりません。
電気は、私は四十六歳ですけれ
ども、私、生まれてこの方、停電というのは台風以外で経験したことがない。みんな何となくぼんやり、
電力は絶対大丈夫だと思っているから、さっきの東電管内が危ないという、残念ながら、SARSについてはみんな危機感を持っているんですけれ
ども、
電気がとまるかもしれないと東京の人も思っていない、焦っていないんですよね。これを
考えますと、
需要家にとっていいというけれ
ども、どんどん進めることは一体だれにとっていいんだろうか、そういう
観点で
質問させていただきます。
安定供給ということを
考えましたときに、最終的な供給の保障というものをこれからどういうふうに担保されるのか。今回はある程度のレベルまでの
自由化ですけれ
ども、それを一層進めるということになるとどうなるのか。さらに、
原子力発電はもちろんでございますけれ
ども、発電所というのは、
計画から完成まで、スタートまで二十年以上かかります。それを
考えたときに、今は十年ごとに
電力各社が予測を立てて、これだって
需要の予測というのは非常に難しいと思いますけれ
ども、それに予備率を加えて設備投資しています。自分のところのパイがどれぐらいになるかわからない、
競争に負けるかもしれない、売り上げが減るかもしれないというときに、一体どうやって予測を立てて設備投資するのか。
ほかの業界もみんな一緒だというだれか
意見がございますけれ
ども、ほかの製造業、申しわけないですけれ
ども、ほかの産業というのは、うちは売り切れですとか出荷が追いつかないと言っても、何とかなるんですよね。夏、暑くなると、ビールの出荷が追いつかないというようなこともあります。そういうことがいろいろ起こりますけれ
ども、人気があるといったら車も追いつかないということはありますけれ
ども、
電力は、人気があるから、あるいは暑いから出荷が追いつかないと言えないんですよね。それも何年かのタームで
考えなきゃいけないというときに、基本のところをどういうふうにお
考えか、お聞かせいただきたいと思います。