○高橋(嘉)
委員 余り厳しくこの点については申し上げないようにしようかなと思っていますけれ
ども、いずれにせよ、全体量も把握できない、また中の
有害物質の量もわからない、そして、本当に、これも全部
市町村の届け出、それによるんだ、そういう話だけでは雲をつかむようなところがあるわけですよ。そして、例えば
撤去できないで残してしまう部分、これについてはどうするのかとか、先ほ
ども申し上げてきましたけれ
ども、しっかりとした
対応を
考えて計画を練っていただきたい。
大体、
実施計画は
都道府県だとか、そういう話ばかりではなくて、国もしっかりとした計画をつくらなければいけない、私はそう思っております。
では次に、いずれ、時間も参りましたので
最後になりますが、中間
処理施設へのオーバーフロー、あるいは悪徳収運業者のマニフェストの偽造。積みかえ保管施設への持ち込み
産廃、解体業者の偽装、自社処分。
不法投棄の手口は巧妙化する一方であります。
そこで伺いますが、最終処分場が中間
処理業者も持てるようになっています。こういった問題とか、あるいはマニフェストが、まさに
青森、
岩手の
実態を見てもなかなか遡及できない、
出席さえしてこない。
そして、残存容量について僕は特に言いたいんですけれ
ども、残存容量もその施設設置者の報告です。一体どれだけあるのか。残存容量、大体に
青森、
岩手の場合は、三栄化学工業は二千五百立米、それに八十二万ですよ。キャパ二千五百立米の中に八十二万立米
不法投棄されている。それ以外にまだあるかもしれない、牧野を掘ってみれば。そういう
実態があるわけですね。
残存容量だけでも、今の一連のことについての見解もいただきたいんですが、最終処分場の残存容量をきちっと把握すべきではないでしょうか。施設設置者の報告というのは余りにも信憑性に欠けるのではありませんか。
それと、中間
処理施設においても何にしてもですが、収運業者においてもですが、悪いことをしようとする者はするわけであります。もう少し積極
行政の展開、これをバックアップする
体制を早急に、先ほど
産廃Gメンの話もされていましたが、
警察行政含めて、そういう積極
行政の展開をぜひ
指導していただきたい。そして、残存容量については、設置者の報告などという話ではなくて、しっかりと把握すべきだ、私はそう
考えております。
この点についてお話をお伺いして、私の質問を終わります。