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岩本司君 ありがとうございます。
アメリカのNASAの、正確な数字、今資料を持っていないんですけれ
ども、そういう御答弁、流れが変わっていきましたので申し上げますと、その十分の一ぐらいの
予算で
日本は開発しているわけです。当然、統合して集中して使うところには使うというふうにしなければいけないわけで、もう当然のこれは流れなんですが、
先ほど副
大臣おっしゃった、
トップダウンと
ボトムアップだから一緒にできないんだと、そういうことをおっしゃったんで、じゃこれ
トップダウンと
ボトムアップが一緒になっているじゃないですかというふうになるわけであって、それは国民の皆様にしてみれば、それはもうできれば、これほとんど似ているわけですから、
有馬元文部
大臣もおっしゃっているわけですから、私は統合すべきだと思います。
そのデメリット、統合すると、もうそれは今もこういう天下り問題がクローズアップされている中、当然、統合すると理事長のポストが
一つなくなるじゃないかと、そういうデメリットもあるとは思うんですが、もちろんそれだけじゃないと思いますけれ
ども、これはやっぱり国民の皆様の声をもっと聞いていただいて、できる限りの努力をしていただきたいというふうに思います。
次に、
科学技術振興事業団の中で
日本科学未来館が運営されているんですが、建設費が百八十七億八千五百二十八万九千円と。ランニングコストが三十二億四千二百五十三万四千円、年間の入館料収入が一億四千八百八十七万三千円なんですが、このランニングコストが三十二億、年間の入館料が一億円と。もちろん、これはビジネスじゃないわけですから、余りそういうビジネスに走っても、その目的がもちろん違うわけですが。
ただ、毎年毎年三十億円を、これ一生ランニングコストとして払い続けるということなんですが、
先ほども
有馬元文部
大臣がおっしゃっていましたが、同じような施設が都内にたくさんあるんですね。それはもちろん
一つ一つきれいに比べればどこか違いますよ。しかし、国民の皆様はもう箱物は要らないと言っているわけです。
もちろん、景気が良ければそれはいいんですよ。子供たちに体験してもらってと、それはいいと。しかし、それはまだたくさんあるわけですから、造ってしまった後に、もっと利用してもらうために今からやらなきゃいけないなんて、それは逆ですよ。必要だから造るのであって、造った後に入れなきゃいけないから、入れなきゃというのはちょっと語弊がありましてちょっと失礼しますけれ
ども、逆ですよ、必要だから造るのであって。
もちろん、視察も当
委員会で行かしていただいて、それは立派な施設で、それはあった方がいいですよ、それは。あった方がいいですが、もう箱物は要らないと。もうこれは造ってしまっているわけで、もちろんこれは大変すばらしいものですから、そういう努力も、全国の修学旅行の皆さんが東京に来たときに見てもらうと、それはもう今からやることじゃなくて、それは先に計画して造るものだったんですが、逆になりましたが、それはそれでやっていかなければいけないんですけれ
ども。
この
日本科学未来館の隣に土地が空いていますが、そこを購入してまたそういうものを造ろうかというような、
議論の段階ですけれ
どもあったように聞いておりますが、そういう計画はございませんですね。文部
大臣、
お願いします。