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2002-10-29 第155回国会 参議院 内閣委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
平成
十四年十月二十九日(火曜日) 午後零時十分開会 ─────────────
委員氏名
委員長
佐藤
泰介
君 理 事
長谷川
清君 理 事
吉川
春子
君
阿南
一成
君
阿部
正俊
君
上野
公成君
亀井
郁夫
君
竹山
裕君
西銘順志郎
君
野沢
太三
君
森下
博之
君
山崎
正昭君
岡崎トミ子
君
川橋
幸子
君
山根
隆治
君
白浜
一良
君
山口那津男
君
筆坂
秀世君
島袋
宗康
君
黒岩
宇洋君
田嶋
陽子
君 ─────────────
委員長
の
異動
十月十八日
佐藤泰介
君
委員長辞任
につき、その
補欠
として
小川敏夫
君を議院において
委員長
に
選任
した。 ─────────────
委員
の
異動
十月十八日
辞任
補欠選任
佐藤
泰介
君
小川
敏夫
君
山根
隆治
君
松井
孝治
君 十月二十四日
辞任
補欠選任
松井
孝治
君
内藤
正光君 十月二十五日
辞任
補欠選任
内藤
正光君
松井
孝治
君 ─────────────
出席者
は左のとおり。
委員長
小川
敏夫
君 理 事
阿部
正俊
君
亀井
郁夫
君
森下
博之
君
長谷川
清君
吉川
春子
君 委 員
阿南
一成
君
上野
公成君
竹山
裕君
西銘順志郎
君
野沢
太三
君
山崎
正昭君
岡崎トミ子
君
川橋
幸子
君
白浜
一良
君
山口那津男
君
島袋
宗康
君
黒岩
宇洋君
田嶋
陽子
君
国務大臣
国務大臣
(
内閣官房長官
) (
男女共同参画
担当大臣
)
福田
康夫
君
国務大臣
(
国家公安委員
会委員長
)
谷垣
禎一
君
国務大臣
(
経済財政政策
担当大臣
)
竹中
平蔵
君
国務大臣
(
規制改革担当
大臣
)
石原
伸晃
君
国務大臣
(
科学技術政策
担当大臣
)
細田
博之
君
国務大臣
鴻池
祥肇
君 副
大臣
内閣
府副
大臣
根本
匠君
大臣政務官
内閣
府
大臣政務
官 大村 秀章君
内閣
府
大臣政務
官
木村
隆秀
君
内閣
府
大臣政務
官
阿南
一成
君
事務局側
常任委員会専門
員
鴫谷
潤君 ───────────── 本日の
会議
に付した案件 ○
理事補欠選任
の件 ○
国政調査
に関する件 ─────────────
小川敏夫
1
○
委員長
(
小川敏夫
君) ただいまから
内閣委員会
を開会いたします。 この際、
一言
ご
あいさつ
を申し上げます。 このたび
内閣委員長
に
選任
されました
小川敏夫
でございます。 本
委員会
は、
内閣
の
重要政策
及び
警察等
、
国政
の
基本
にかかわる諸問題を所管するものであり、
委員長
としてその
責任
の重大さを感じております。 このような重要な
委員会
の
委員長
として、微力ではございますが、
委員各位
の御
指導
、御
協力
を賜りまして、公正かつ円満な
委員会
の
運営
に努めてまいる
所存
でございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手) ─────────────
小川敏夫
2
○
委員長
(
小川敏夫
君)
委員
の
異動
について御報告いたします。 昨日までに、
松村龍二
君、
森本晃司
君、
森田次夫
君、
井上吉夫
君、
斉藤滋宣
君、
佐藤泰介
君及び
山根隆治
君が
委員
を
辞任
され、その
補欠
として
山口那津男
君、
阿部正俊
君、
阿南一成
君、
野沢太三
君、
森下博之
君、
松井孝治
君及び私、
小川敏夫
が
選任
されました。 ─────────────
小川敏夫
3
○
委員長
(
小川敏夫
君)
理事
の
補欠選任
についてお諮りいたします。
委員
の
異動
に伴い現在
理事
が三名欠員となっておりますので、その
補欠選任
を行いたいと存じます。
理事
の
選任
につきましては、先例により、
委員長
の指名に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
小川敏夫
4
○
委員長
(
小川敏夫
君) 御
異議
ないと認めます。 それでは、
理事
に
阿部正俊
君、
亀井郁夫
君及び
森下博之
君を指名いたします。 ─────────────
小川敏夫
5
○
委員長
(
小川敏夫
君)
国政調査
に関する件についてお諮りいたします。 本
委員会
は、
今期国会
におきましても、
内閣
の
重要政策
及び
警察等
に関する
調査
を行いたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
小川敏夫
6
○
委員長
(
小川敏夫
君) 御
異議
ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
小川敏夫
7
○
委員長
(
小川敏夫
君) この際、
国務大臣
から
発言
を求められておりますので、順次これを許します。
福田国務大臣
。
福田康夫
8
○
国務大臣
(
福田康夫
君)
内閣官房
及び
内閣
府の
事務
を担当する
大臣
として、
一言
ご
あいさつ
申し上げます。
小泉内閣
は、発足以来、
聖域
なき
構造改革
の断行に取り組んできたところであり、この路線を確固たる軌道に乗せるため、
内閣官房
の
責任者
として、また
内閣
府の
事務全般
を
取りまとめ
る
立場
から、各
大臣
と緊密な
連携
を図りつつ、断固たる
決意
で
改革
の
実現
に向けて
全力
を尽くす
所存
であります。 現在直面する最重要の
課題
は
日本経済
の
再生
であり、早急に総合的な
対応策
を
取りまとめ
ます。 今般開始された
日朝国交正常化交渉
においては、本
交渉
に関する
閣僚会議
において決定された
基本方針
に従い、
拉致
問題を
日朝間
の諸懸案の最
優先事項
として取り上げるとともに、核問題及びミサイル問題や工作船問題を含めた
安全保障
上の問題についても、
我が国
としての
立場
を明確に主張し、問題の解決に向けて
最大限
の
努力
を行ってまいります。
拉致
問題については、二十四日、
政府
は、
帰国
された
拉致被害者
五人の
方々
については、
家族
を含めて自由な
意思決定
を行うための
環境
の設定、特に
家族全員
の
日本
への
帰国
が不可欠かつ急務であると考え、今後とも
日本
に滞在していただき、また、現地に残っておられる御
家族
について、その安全の
確保
及び
早期帰国
と
帰国日程
の確定を
北朝鮮
に対し強く求めていく等の
方針
を決定しました。あわせて、生存が確認されていない
拉致被害者
の
方々
についての事実
解明
も、
国交正常化交渉
の中で引き続き強く求めてまいる
所存
であります。
内閣官房
におきましては、大
規模テロ
、
不審船
、大
規模自然災害
など、国と
国民
の安全に重大な
被害
を及ぼすおそれのある各種の
緊急事態
に対して、国としての備えに万全を期してまいります。 また、
都市再生本部
が
中心
となって、
関係省庁
とも
連携
を図りつつ、全国で四十四か所の
都市再生緊急整備地域
における
整備
の
推進
を始めとする
都市
の
再生
に関する
施策
を
重点
的に
推進
してまいります。 さらに、
情報収集衛星
の導入など
情報
の
収集
及び
分析機能
の
強化
に努めてまいります。
男女共同参画社会
の
実現
は
内閣
の最
重要課題
の
一つ
であり、私は、
男女共同参画担当大臣
として、また
男女共同参画会議
の議長として、その
実現
に努めてまいります。
男女共同参画会議
では、
総理
の指示を受けて
審議
を行っている
女性
の個性や能力が
活用
されるような
女性
の
チャレンジ支援策
について、今年度中の
取りまとめ
に向けて更に
議論
を進めてまいります。また、今年四月に
全面施行
になった
配偶者暴力防止法
の的確な運用に努めてまいります。 今
国会
には、
特殊法人改革
の一環として、
内閣府所管
の
法人
である
国民生活センター
及び
北方領土問題対策協会
を
独立行政法人
とするための二
法案
を提出いたしております。 このほか、来年度からの十か年のための新たな
障害者基本計画
の
策定
や、次代を担う
青少年
の
育成
に係る骨太の
ビジョン作り
を進めるなど、広範にわたる
内閣
府の担当する
施策
に適切に対処してまいります。
委員長
始め、
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
協力
をお願いいたします。
小川敏夫
9
○
委員長
(
小川敏夫
君)
竹中国務大臣
。
竹中平蔵
10
○
国務大臣
(
竹中平蔵
君)
経済財政政策担当大臣
として、
一言
ご
あいさつ
を申し上げます。 先般の
内閣改造
で、
経済財政政策担当大臣
に加えて
金融担当大臣
を拝命いたしました。
我が国経済
・
産業
の
再生
に向けて、
経済財政
、
金融
に
一体
として取り組んでまいります。
我が国
の景気は、引き続き一部に緩やかな持ち直しの動きが見られるものの、
環境
は厳しさを増しており、
デフレ
の克服が現在の最
重要課題
となっております。このため
政府
は、六月に閣議決定した
基本方針
二〇〇二の
具体化
に加え、今般、
不良債権処理
の加速を含む
金融システム安定化策
と併せ、雇用や
中小企業
の
セーフティーネット
も視野に入れた総合的な
対応策
を
取りまとめ
ることとしております。この
対応策
は、
金融システム
、
税制
、
規制
、
歳出
の四本柱の
改革
を加速し、
デフレ
を克服しながら
民需主導
の自律的な
経済成長
の
実現
を目指すものです。
平成
十五年度
予算編成
については、本年八月、
経済財政諮問会議
で
マクロ経済
との
整合性
を踏まえた
予算
の全体像が
取りまとめ
られました。
一般歳出
及び
一般会計歳出
全体について実質的に今年度の
水準
以下に抑制するとの
目標
の下、
制度
・
政策
の抜本的な
見直し
を行うなど無駄を大胆に排除するとともに、
我が国経済
の
活性化
を図るため、新
重点
四
分野
への思い切った
重点配分
を進めることとしています。今後は、十一月末を
目途
に
策定
する
予算編成
の
基本方針
に向け、
諮問会議
で更に
審議
を進めます。
税制改革
については、今月、
諮問会議
で
税制改革
の全体像が
取りまとめ
られました。全体像では、一、
経済活性化
を最
重要課題
とする包括的かつ抜本的な
税制改革
の第一弾として、十五年度
税制改革
を行うこと、二、十五年度
税制改革
において、一兆円を超えるできる限りの
規模
の
先行減税
を行うことなどが必要であるとしています。 また、
政策金融改革
については、
諮問会議
で
議論
を深め、年内に
結論
を得ます。 こうした
努力
により、
構造改革
と
経済財政
の
中期展望
で示した
経済社会
の姿を
実現
し、
財政健全化
の道筋への
早期復帰
を目指します。このため、今後、
改革
と
展望
を改定し、
歳出
・
歳入両面
の
措置
、それらを踏まえた
歳出
・
歳入
の
見込み等
を盛り込みます。
聖域
なき
構造改革
が進められる中、
NPO税制
の
見直し等
の
施策
に引き続き取り組むとともに、
消費者保護基本法
の
見直し
や
公益通報者保護
の仕組みを含めた新たな
消費者政策
の
在り方
に関する
検討
を進める等、
国民生活
の安定と向上のための
政策
を総合的に
推進
してまいります。また、
国民生活
の観点から、
構造改革
の
進展度等
を評価するための新たな指標を作成してまいります。
我が国経済
は厳しい
状況
にありますが、今後の
経済財政運営
については、
経済情勢
をよく見極めながら、その
運営
に万全を期する
決意
であります。
委員長
始め、
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
協力
を切にお願い申し上げます。 以上でございます。
小川敏夫
11
○
委員長
(
小川敏夫
君)
竹中大臣
は御退席ください。
谷垣国務大臣
。
谷垣禎一
12
○
国務大臣
(
谷垣禎一
君)
国家公安委員会委員長
、
食品安全委員会
(
仮称
)等
担当大臣
としてご
あいさつ
申し上げます。 まず、
警察行政
について申し上げます。 最近の
治安情勢
を見ますと、昨年の
刑法犯認知件数
は戦後最多を記録しましたが、本年も
増加傾向
が続いており、特に、
国民
に不安を与える
路上強盗
やひったくりといった
街頭犯罪等
の
増加
が顕著であります。 こうした厳しい
情勢
の下、良好な
治安
を回復し、
国民
が求める安全と安心を
確保
するため、
犯罪
の抑止と検挙の
両面
にわたる
取組
の
強化
に
最大限
の
努力
を払ってまいります。
交通情勢
につきましては、本年の
交通死亡事故
は大幅に減少しておりますが、
交通事故
の
犠牲者
を一人でも少なくするため、効果的な
交通指導取締り
、
交通安全教育
の
充実
、
交通安全施設
の
整備等
の諸
対策
を
推進
してまいります。
警備情勢
につきましては、昨年九月の
米国同時多発テロ事件
以降、引き続き
国際テロ
の発生が懸念されるほか、
極左暴力集団
や右翼、オウム真理教の動向にも注意が必要であり、今後とも、
情報収集
や
警戒警備活動
を
強化
するとともに、
違法行為
に対する
事件捜査
の徹底に努めてまいります。
北朝鮮
による
日本人拉致容疑事案
につきましては、今般、
北朝鮮
が
拉致
の事実を認め、謝罪の意を表明しましたが、これは長
期間
にわたって
日本国内外
において行ってきた地道な
捜査
が正鵠を得たもので
北朝鮮
がこれを認めざるを得なかったということであり、
警察
では、引き続き
事案
の
全容解明
に向けて徹底した
捜査
を進めてまいります。 以上のような厳しい
治安情勢
に的確に対応していくためには、
警察力
の一層の
充実強化
が必要であります。
警察
においては、
地方警察官
一万人
緊急増員
三か年
計画
を
策定
し、
平成
十四年度に続き、
平成
十五年度
予算概算要求
においても四千人の
増員要求
を盛り込んだところであります。 今後とも、
人的基盤
の
強化
や処遇の改善に取り組むとともに、
警察改革
の一層の
推進
を図り、真に
国民
の
信頼
にこたえることのできる
警察
の
確立
に努めてまいります。 続きまして、
食品安全行政
について申し上げます。 食の
安全性
に関し、
消費者
の
信頼
を回復することは
国政
の喫緊の
課題
であります。このため、
政府
としては、
食品安全行政
に関する
関係閣僚会議
において、今後の
食品安全行政
の
在り方
を
取りまとめ
、それ以来、
食品安全委員会
の
業務
、組織並びに
食品安全基本法
について
検討
を行っているところであります。
平成
十五年度に設置される
食品安全委員会
は、
食品
の
安全性
に関する科学的な
リスク評価
とそれに基づく
関係行政機関
への勧告及び緊急時における
政府
全体としての
危機管理
のための
取組
、さらに
消費者等関係者
との間で幅広い
意見
や
情報
の交換を行うこととしており、このための新たな体制の
確立
に向けて
全力
を尽くしてまいりたいと考えております。 以上、
所管行政
について申し上げましたが、
国民
の皆様がこれまで以上に安全に、かつ安心して暮らせる
社会
を
実現
するため、
全力
を尽くす
所存
でありますので、
委員長
、
理事
及び
委員各位
におかれましては、よろしく御
指導
、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げる次第であります。 ありがとうございました。
小川敏夫
13
○
委員長
(
小川敏夫
君)
石原国務大臣
。
石原伸晃
14
○
国務大臣
(
石原伸晃
君)
行政改革
・
規制改革担当大臣
として、
一言
ご
あいさつ
を申し述べます。
行政改革
・
規制改革
は、
小泉内閣
の進める
聖域
なき
構造改革
の最
重要課題
の
一つ
でございます。
政府
は、
平成
十七年度までの
集中改革期間
に各般の
行政改革
を実施することとしておりますが、昨年は
計画作り
の年であり、今年からはそれらを着実に実施していく
期間
であると考えております。 まず、
特殊法人等改革
については、昨年十二月に閣議決定した
特殊法人等整理合理化計画
の着実な
具体化
を進めてまいります。 既に、
計画具体化
の第一弾として、さきの
通常国会
において
石油公団
や
簡易保険福祉事業団
の廃止のための
法律
が成立するなど、六十九
法人
について
具体的措置
が講じられておりますが、今
国会
には、
具体化
の第二弾として、
特殊法人等改革
四十六
法案
を提出したところでございます。 また、
道路関係
四
公団
を始め、
政策金融
、空港など、これから年末に掛けて
政府
として
結論
を得なければならない
課題
も山積しております。
改革
の実を上げるために、引き続き
全力
を尽くしてまいります。 次に、
公務員制度改革
については、
国民
の
立場
から
公務員制度
を抜本的に
改革
することにより、
行政
の
在り方自体
を
改革
することを目指し、昨年十二月に閣議決定した
公務員制度改革大綱
の内容を
実現
するため、現在、その
法制化作業
に鋭意取り組んでいるところでございます。
制度
全体の
基礎
となる
国家公務員法
の
改正案
を
平成
十五年中を
目標
に
国会
に提出し、あわせて
関係法令
の
整備
を十七年度末までに
計画
的に行い、十八年度を
目途
に新たな
制度
に移行することを目指してまいります。 また、
公益法人制度改革
については、本年三月に決定した
取組方針
に基づき、
NPO
、
中間法人
、
税制等
の
関連制度
を含めた抜本的な
改革
に取り組むこととしており、本年度中を
目途
に
公益法人制度等改革大綱
(
仮称
)を
策定
します。本年八月には、
公益法人制度改革
の主要な論点を整理して公表し、広く
国民
から御
意見等
を募集いたしました。近く、
民間有識者
から成る
懇談会
も開催し、いただいた御
意見等
を参考にしつつ、
改革大綱
の
策定
に向けた
検討
を更に深めてまいりたいと思っております。 最後に、
規制改革
についてでございますが、
経済社会
の
構造改革
を進め、
経済
の
活性化
を
実現
するためにも、
規制改革
は極めて重要な
課題
であると考えております。こうした考えの下、引き続き
規制改革推進
三か年
計画
の積極的かつ着実な
推進
を図るとともに、
総合規制改革会議
において、年末の
答申取りまとめ
に向け、積極的な
調査審議
に努めてまいりたいと考えております。
委員長
を始め、
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
協力
をお願い申し上げます。 以上でございます。
小川敏夫
15
○
委員長
(
小川敏夫
君)
鴻池国務大臣
。
鴻池祥肇
16
○
国務大臣
(
鴻池祥肇
君) このたび、
内閣
府の
防災担当大臣
を拝命いたしました
鴻池祥肇
でございます。あわせて、
構造改革特区
を担当させていただくことになりました。
災害
から
国民
の生命、身体、
財産
を守ることは
国政
の最
重要課題
の
一つ
と認識しており、
関係省庁
と
連携
を図りながら、
政府一体
となって
防災対策
の
推進
に取り組んでまいる
所存
です。 現下の
我が国
の厳しい
経済情勢
を打破するためには、
構造改革
を強力に
推進
していかなければなりません。
構造改革特区
は、官から民へ、国から
地方
へという
小泉内閣
の
構造改革
を更に加速させるための
一つ
の突破口となるものです。
国民
に
構造改革
の具体的な
成果
が見えるよう、大胆に取り組んでまいります。
委員長
を始め、
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
協力
をお願いいたします。
小川敏夫
17
○
委員長
(
小川敏夫
君)
細田国務大臣
。
細田博之
18
○
国務大臣
(
細田博之
君)
科学技術政策担当大臣
及び
IT担当大臣
として、
一言
ご
あいさつ
を申し上げます。 まず始めに、
小柴昌俊博士
が
ノーベル物理学賞
を、
田中耕一
氏が
ノーベル化学賞
を、
日本人
として三年連続かつ初めて二人同時に受賞されることとなったことは、
我が国
の
科学技術水準
が国際的にも高く評価されていることを示すものと考えております。お二人に心からの敬意を表したいと思います。
電力会社
による
自主点検記録
の
不正問題等
については、
国民
の
信頼
を著しく損なうゆゆしき問題であり、本日、史上初めて
原子力安全委員会
において、
ダブルチェック機能
を
最大限
に生かして、
内閣総理大臣
を通じ、
経済産業大臣
に対して総合的な
原子力安全強化策
を勧告いたします。 資源の乏しい
我が国
において、
核燃料サイクル
の
確立
は重要な
政策
であり、
安全確保
を大前提に
国民
の
信頼回復
と
理解
に向けて更に
努力
してまいります。 私は、昨年
策定
された第二期
科学技術基本計画
に沿って、
科学技術創造立国
を目指し、
総合科学技術会議
の
機能
を十分に発揮させつつ、総合的かつ
重点
的な
政策展開
を図ってまいります。 第一に、
基礎研究
の
推進
とともに、
重点
四
分野
を
中心
に
戦略的重点化
を進めます。先般、各
府省
の
平成
十五年度
概算要求施策
について
優先順位付け
を行ったところであります。今後、これが
予算
に十分反映されるよう、
財政当局
と
連携
してまいります。また、
経済活性化
のための
研究開発プロジェクト
を戦略的かつ同時並行的に立ち上げます。 第二に、
科学技術システム
の
改革
を大胆に進めます。
研究成果
が
事業化
に結び付かない、いわゆる死の
谷状況
を克服するため、
ベンチャー創出
・
育成
の
支援
や
知的財産
の移転の
円滑化
などを進めるとともに、
競争的研究資金
の大幅な拡充と
制度改革
、
知的財産
の
保護
と
活用
、
地域科学技術振興等
に取り組んでまいります。十一月には
産学官連携サミット
を開催します。 第三に、
科学技術
を
国際レベル
で適切に
管理
、
活用
するため、
科学技術
と人類の未来に関する国際的なフォーラムの開催に向け、
国内外
に働き掛けを行います。 さらに、
国際熱核融合実験炉
(ITER)
計画
について、今年五月三十一日の
閣議了解
に沿って
国内誘致
が
実現
できるよう、その
推進
に
努力
してまいります。
IT革命
の
推進
については、二〇〇五年までに
世界最先端
の
IT国家
となることを目指し、
情報通信インフラ整備
の
推進
、
教育
の
情報化
・
人材育成
、
電子商取引等
の
推進
、
電子政府
の
実現
、
情報セキュリティー
の
確保
を柱とする
e—Japan重点計画
二〇〇二を着実に実施してまいります。 また、
個人情報
の
保護
に関する
法律案
につきましては、
国民
が安心して
IT活用
のメリットを享受するために不可欠な
基盤
でありますので、よく御
審議
をいただいた上で、是非とも
早期
に成立させていただくよう、
関係各位
の御
理解
と御
協力
をお願いいたします。
委員長
を始め、
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
協力
を心よりお願い申し上げまして、ご
あいさつ
といたします。
小川敏夫
19
○
委員長
(
小川敏夫
君) 以上で
国務大臣
からの
発言
は終わりました。
国務大臣
は御退席ください。 次に、
内閣
府副
大臣
及び
内閣
府
大臣政務官
から
発言
を求められておりますので、順次これを許します。
根本内閣府副大臣
。
根本匠
20
○副
大臣
(
根本匠
君) このたび
内閣
府の副
大臣
及び
内閣総理大臣補佐官
を拝命いたしました
根本匠
でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。
経済財政政策
、
国民生活
、
道路関係
四
公団民営化推進委員会関係
、
構造改革特区関係
の
政策
を担当するとともに、
行政改革
の
推進
及び
食品安全委員会
(
仮称
)などに係る
施策
を担当いたしております。
官房長官
を始め、
関係大臣
を支え、力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、
委員長
始め、
理事
、
委員各位
の御
指導
と御
協力
をよろしくお願いいたします。 ありがとうございました。
小川敏夫
21
○
委員長
(
小川敏夫
君)
阿南内閣
府
大臣政務官
。
阿南一成
22
○
大臣政務官
(
阿南一成
君) このたび
内閣
府の
大臣政務官
を拝命いたしました
阿南一成
でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
内閣府本
府の
事務
のうち、
防災
、
男女共同参画
、
青少年健全育成
、栄典及び
国際平和協力業務
などの
政策
を担当いたしております。
委員長
を始め、
理事
、
委員各位
の御
指導
と御
協力
をよろしくお願いいたします。
小川敏夫
23
○
委員長
(
小川敏夫
君)
木村内閣
府
大臣政務官
。
木村隆秀
24
○
大臣政務官
(
木村隆秀
君) このたび
内閣
府の
大臣政務官
を拝命をいたしました
木村隆秀
でございます。 本
委員会
の
理事
の
亀井
前
政務
官の後、
経済財政政策
、そして
国民生活
関係の
政策
を担当をし、
構造改革特区
大臣
の補佐を務めさせていただくことになりました。 どうぞ先生方の御
指導
、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
小川敏夫
25
○
委員長
(
小川敏夫
君) 大村
内閣
府
大臣政務官
。
大村秀章
26
○
大臣政務官
(大村秀章君) このたび
内閣
府の
大臣政務官
を拝命をいたしました大村秀章でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
内閣府本
府の
事務
のうち、
規制改革
、総合
科学技術政策
、沖縄北方
対策
及び原子力関係の
政策
を担当するとともに、
内閣
府にかかわるIT関係の
政策
を担当することとなりました。
委員長
を始め、
理事
、
委員各位
の御
指導
と御
協力
をよろしくお願いを申し上げます。 よろしくお願い申し上げます。
小川敏夫
27
○
委員長
(
小川敏夫
君) 以上で
発言
は終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 午後零時三十三分散会