○大江康弘君
部長、ありがとうございました。
それじゃ、
大臣、ちょっと御答弁をお願いしたいと思いますが、私、実は地元が早川崇先生の地元でございまして、そのときに中曽根総理が応援に来たときに実は私生まれまして、それで総理の
名前を実はいただいたという、そんな経過がございまして、今日は実は四十九年前に生まれた日でございます。(拍手)いやいや、ありがとうございます。大変、そんな有り難い日に
大臣にこうして質問させていただくということで、大変光栄であるんですが、少し、少々厳しいことを言いますが、お許しをいただきたいと思います。
私は、だから、それまで内務省というところはいいところだな、そういう意味で、それを引き継いだ自治省もいいところだなと二年前まで思っておったんです。
ところが、二年前になぜ変わったかといいますと、私が縁あって
知事選に出たときに、
地方へ国の自治省、まあこれは自治省に限らず当時の大蔵省もこれ来るわけですね、応援に。そうしたら、その各
町村長に、
総務部長で来た自治省の官僚の方が、応援せなんだら交付税を減らすとか、あるいは補助金を付けないとか、いわゆるこういうことを言って
選挙の妨害をすると。しかし、私は、そういうことはもう
選挙中でありましたから、ある
町村長なんかも、もうこんなことを言われるのでと言う。
しかし、こういうことは私は、来年十一の
知事選挙があって、やっぱり余り国の役人の方が権力をかさに着て、それじゃなくても
地方というのはお上意識が強くて、やはり少しでも住民のために、しかも
町村長なんかは少しでもという思いがあれば、どうしてもそういうことがあれば、私はそういう圧力というか不当なそういう声にやはり屈するということになっていきますから、これは私は、
大臣、一度省内でよく
検討していただいて、こんなことがないようにひとつしていただきたいと。
まあ、負けたおかげで私今日こうして立たせていただいておるので、半分お礼は言わないかぬかなと。もしあれがなかって当選しておったら、こうして
大臣とここで
質疑なんかできておらないわけであるかも分かりませんので。
しかし、先ほどから
大臣は公正だという、公平だということも再三言われましたので、どうぞひとつこのことを一度省内の方できちっと精査をして、今後かかることがないようにしていただきたいと思います。
そこで、私はやっぱりこの
政治資金規正法、先ほど清水
議員の問題も出ましたけれ
ども、これはまた我々国連として査察を入れたいなと、そういうことも思っておるわけでございますけれ
ども、私は、この
政治資金の規正法で、
地方によって、
議会議員の場合は、これはいろんなところから献金を受けるということ、ある程度これは理にかなったことだと思います。
しかし、
知事なり首長がこれは決定的に
議員と違うのは、まず人事権があること、決裁権があること。そして、何よりも今問われておるこの
政治と金の問題の中で、公共事業を一手に握っておる、その指名権を握っておる。こういう立場にある人が、私は、たとえ、無所属の例えば
知事であればこれは個人献金しか許されておられませんけれ
ども、私の県なんか見たら、これまあそんなに同姓同名はおらないと思うんですけれ
ども、大体業者の方が個人名に変えて、百万だとか五十万だとかという非常に多額な献金を受けておるということ、これは、
大臣、どう思いますか。この実情というか現状を見て、この在り方、ちょっと聞かせてください。