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2002-11-13 第155回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
公式Web版
会議録情報
0
平成
十四年十一月十三日(水曜日) 午後零時四十分開会 ─────────────
委員
の
異動
十一月十一日
辞任
補欠選任
脇
雅史
君
野間
赳君 十一月十二日
辞任
補欠選任
野間
赳君 脇
雅史
君 ─────────────
出席者
は左のとおり。
委員長
本田
良一
君 理 事 中川 義雄君 脇
雅史
君 小林 元君 遠山 清彦君 委 員 入澤 肇君 後藤 博子君 佐藤 泰三君 伊達 忠一君 仲道 俊哉君 西田 吉宏君 岩本 司君 大塚 耕平君 信田 邦雄君 風間 昶君 紙 智子君
小泉
親司君 田村 秀昭君 大田 昌秀君
国務大臣
外務大臣
川口
順子
君
国務大臣
(
沖縄
及び
北方
対策担当大臣
)
細田
博之
君 副
大臣
内閣
府副
大臣
米田
建三
君
外務
副
大臣
茂木
敏充君
外務
副
大臣
矢野
哲朗
君
大臣政務官
内閣
府
大臣政務
官
大村
秀章
君
外務大臣政務官
新藤
義孝
君
外務大臣政務官
土屋
品子
君
外務大臣政務官
日出
英輔
君
事務局側
第一
特別調査室
長 渋川 文隆君 ───────────── 本日の会議に付した案件 ○
理事補欠選任
の件 ─────────────
本田良一
1
○
委員長
(
本田良一
君) ただいまから
沖縄
及び
北方
問題に関する
特別委員会
を開会いたします。
理事
の
補欠選任
についてお諮りいたします。
委員
の
異動
に伴い現在
理事
が一名欠員となっておりますので、その
補欠選任
を行いたいと存じます。
理事
の
選任
につきましては、先例により、
委員長
の指名に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
本田良一
2
○
委員長
(
本田良一
君) 御
異議
ないと認めます。 それでは、
理事
に
脇雅史
君を指名いたします。 ─────────────
本田良一
3
○
委員長
(
本田良一
君) この際、
国務大臣
、副
大臣
及び
大臣政務官
から発言を求められておりますので、順次これを許します。まず、
細田沖縄
及び
北方対策担当大臣
。
細田博之
4
○
国務大臣
(
細田博之
君)
沖縄
及び
北方対策担当大臣
を
拝命
し、併せて
北方対策本部長
に
就任
いたしました
細田博之
でございます。 まず、
沖縄対策
について申し述べさせていただきます。 本年は
沖縄
の
本土復帰
三十周年に当たり、
沖縄
は新たな時代に向けて飛躍すべき
節目
の時期を迎えております。
沖縄
が昭和四十七年に
本土
に
復帰
して以来、三次にわたる
沖縄振興開発計画
に基づいて総額約七兆円の国費を投入し、
沖縄
の
振興開発
のための諸
施策
を積極的に講じてまいりました。こうした
取組
を通じて
施設整備面
を中心に次第に
本土
との格差が縮小するなど、着実に
成果
を上げてきたところであります。 しかしながら、低い
県民所得
や高い
失業率
に示されるように、
産業
の
振興
や
雇用
の
創出
など、
沖縄
はなお
解決
しなければならない多くの
課題
を抱えております。 このような
状況
の下で、
委員各位
の御尽力により、活力ある
自立型経済
の
構築等
を目指す
沖縄振興特別措置法
が成立し、四月から施行されました。また、この
新法
に基づき、七月には今後十年間の
沖縄振興
の
基本
となる
沖縄振興計画
を策定したところであります。今後は、
新法
及び新
計画
を生かして、観光、
情報通信
、
製造業
、
農林水産業等
の
各種産業
の一層の
振興
、それを支える人材の育成や
科学技術
の
振興
など、
沖縄
の新たな
発展
に向けて各般の
施策
に
全力
で取り組んでまいる
決意
であります。 中でも、
沖縄
新
大学院大学構想
につきましては、
沖縄
を
アジア太平洋地域
の
先端的知的クラスター
として
発展
させる上で大きな役割を果たすことが期待され、
沖縄振興計画
にも重要な柱として位置付けられていることから、尾身前
大臣
の
取組
を引き継いで、今後その実現に向けて最大限の努力をしてまいる
所存
であります。 また、
沖縄
の
米軍施設
・
区域
につきましては、
我が国
の安全及び
アジア太平洋地域
の平和と安定に貢献する一方で、
在日米軍施設
・
区域
の七五%が
沖縄
に集中しており、
県民
の
皆様
に大きな御
負担
をお掛けしていることも事実であります。その整理、統合、縮小に向けて
沖縄
に関する
特別行動委員会
、
SACO最終報告
の着実な
実施
を図るなど、
県民
の
皆様
の御
負担
を軽減するため努力してまいる
所存
であります。 なお、こうした中で、
普天間飛行場
の
移設
・
返還
につきましては、七月末に
普天間飛行場代替施設
の
基本計画
が決定されたところであり、今後は
普天間飛行場
の
移設
に係る
政府方針
、
平成
十一年十二月二十八日
閣議決定
及び
代替施設基本計画
に基づき、
沖縄
県及び
地元地方公共団体
と引き続き十分な協議を行いつつ、その着実な
推進
に取り組んでまいる
所存
であります。 次に、
北方領土
問題について申し上げます。
我が国固有
の領土である
北方領土
が戦後半世紀以上を経た今もなお
ロシア
の不法な占拠の下に置かれていることは、誠に遺憾であります。
北方
四島の
帰属
の問題を
解決
して
日ロ平和条約
を締結し、両国間に真の
相互理解
に基づく安定した
関係
を確立することは
我が国
の一貫した
基本方針
であり、来年一月の
小泉総理
の
ロシア訪問
を控えて
外交交渉
が進められているところであります。
北方
四島の一日も早い
返還
を目指して強力な
国民運動
が展開されておりますが、私といたしましては、多くの
民間団体等
と緊密な連携を取りつつこの
運動
を展開するとともに、特に次代を担う青少年への
啓発事業
を重点的に進めてまいります。 また、元
島民
の
方々
に対する
援護措置
の
推進
、
北方
四島との交流及び元
島民
とその家族の
方々
によるいわゆる
自由訪問事業等
の様々な
課題
にも積極的に取り組んでいく
所存
であります。 なお、
特殊法人改革
の一環として、
返還運動
及び元
島民
への
援護
を
実施
している
北方領土問題対策協会
を独立法人化するための法案を今国会に提出しているところであります。
本田委員長
を始め
理事
、
委員
の
皆様方
の一層の御
理解
と御
協力
を
お願い
申し上げまして、私のご
あいさつ
とさせていただきます。 ありがとうございました。
本田良一
5
○
委員長
(
本田良一
君) 次に、
川口外務大臣
。
川口順子
6
○
国務大臣
(
川口順子
君) まず、お待たせを申し上げまして、大変に失礼をいたしました。 引き続き
外務大臣
を務めさせていただきます
川口順子
でございます。
本田委員長
を始め各
委員
に謹んでご
あいさつ
を申し上げます。 まず、
沖縄
については、私といたしましても、
我が国
の平和と安全のために
沖縄
県の
方々
が背負ってこられた多大な御
負担
を十分に認識し、感謝しております。
米軍
の存在は今後とも不可欠でありますが、
沖縄
県の
方々
の御
負担
の軽減のために、
普天間飛行場
の
移設
・
返還
を含む
SACO最終報告
の着実な
実施
に取り組む等、
全力
を尽くしてまいる
所存
でございます。 次に、
日ロ関係
、
北方領土
問題について申し述べます。
政府
としては、
北方
四島の
帰属
の問題を
解決
することにより
平和条約
を締結するとの一貫した
方針
の下、引き続き精力的に
交渉
に取り組んでいく
考え
です。 また、来年の一月の
小泉総理
の
訪ロ
の際には、
日ロ
間の幅広い
分野
における
協力
のこれまでの
成果
と今後の
方向性
を取りまとめた
日ロ行動計画
を作成し、発表する予定です。先月、私が
訪ロ
し、
イワノフ外相
と会談した際には、
平和条約
締結問題を
日ロ行動計画
の重要な柱とすることで意見が一致しました。
政府
としては、幅広い
分野
で
日ロ関係
を進めていく中でこの問題についても前進を図る
考え
です。 これらの諸問題に取り組むに際し、
本田委員長
を始め本
委員会
の
皆様
の御
指導
と御
協力
をいただけますようよろしく
お願い
申し上げ、私のご
あいさつ
とさせていただきます。
本田良一
7
○
委員長
(
本田良一
君) 次に、
米田内閣府副大臣
。
米田建三
8
○副
大臣
(
米田建三
君) このたび
沖縄北方対策
を担当する
内閣
府の副
大臣
を
拝命
をいたしました
米田建三
でございます。
沖縄
は
本土復帰
後三十年を経過いたしましたが、
沖縄
の更なる
発展
を図るためには、
自立型経済
の
構築
、
雇用創出
の問題など、
解決
を要する多くの
課題
が山積しております。また、
北方領土
問題を一日も早く
解決
することは全
国民
の悲願でございます。 このような
状況
の下、私は、
細田大臣
の御
指導
をちょうだいしながら、
沖縄
の一層の
発展
及び
北方領土
問題の
解決促進
に
全力
を傾注してまいりたいと
考え
ております。
本田委員長
を始め
理事
、
委員各位
の御
指導
、御
鞭撻
を心から
お願い
を申し上げ、ご
あいさつ
といたします。 ありがとうございました。
本田良一
9
○
委員長
(
本田良一
君) 次に、
茂木外務
副
大臣
。
茂木敏充
10
○副
大臣
(
茂木敏充
君) このたび
外務
副
大臣
に
就任
をいたしました
茂木敏充
でございます。 ただいま
川口大臣
からも述べられましたとおり、本
委員会
において扱っていただきます
沖縄
及び
日ロ
そして
北方
四島に関する問題は、
我が国
の
外交
にとりまして極めて重要な問題でございます。これらの問題に、
川口大臣
を補佐し、
矢野
副
大臣
共々、
全力
で取り組んでまいりたいと
考え
ております。
本田委員長
を始め本
委員会
の
皆様
の御
理解
と御
協力
を
お願い
申し上げ、ご
あいさつ
とさせていただきます。
本田良一
11
○
委員長
(
本田良一
君) 次に、
矢野外務
副
大臣
。
矢野哲朗
12
○副
大臣
(
矢野哲朗
君) 先月、
外務
副
大臣
を
拝命
をいたしました
矢野哲朗
でございます。 今、
茂木
副
大臣
から話がありましたように、当
委員会
の所管する
沖縄
、
北方
四島、
外交
上にとっても大変重要な問題でありまして、改めてその責任の重さを感じております。
川口大臣
を筆頭に、
茂木
副
大臣
、三人の
政務官
共々、最大の力を注ぎ、使命を全うさせていただこうと思いますので、
本田委員長
始め各
委員
の御
協力
、御
指導
を心から
お願い
を申し上げます。
本田良一
13
○
委員長
(
本田良一
君) 次に、
大村内閣
府
大臣政務官
。
大村秀章
14
○
大臣政務官
(
大村秀章
君) このたび
沖縄
及び
北方対策
を担当する
内閣
府の
大臣政務官
を
拝命
をいたしました
大村秀章
でございます。よろしく
お願い
申し上げます。
細田大臣
、
米田
副
大臣
の御
指導
をいただきながら、
復帰
三十年を迎えまして
節目
を迎えました
沖縄
の更なる
振興
、
発展
、そして
北方領土
問題の
解決
に向けまして
全力
で取り組んでまいりたいと存じます。
本田委員長
始め
理事
、
委員
の
皆様方
の御
指導
、御
鞭撻
を心からよろしく
お願い
申し上げます。 ありがとうございました。
本田良一
15
○
委員長
(
本田良一
君) 次に、
新藤外務大臣政務官
。
新藤義孝
16
○
大臣政務官
(
新藤義孝
君)
外務大臣政務官
を
拝命
しております
新藤義孝
でございます。
大臣政務官
として、
川口大臣
の下、
茂木
、
矢野
両副
大臣
の御
指導
をいただきながら、精一杯この
沖縄
そして
北方
四島問題に取り組んでまいりたいと存じます。 どうぞ、
本田委員長
さんを始めとして
委員
の
皆様方
の御
指導
と御
協力
をよろしく
お願い
をいたします。
本田良一
17
○
委員長
(
本田良一
君) 次に、
土屋外務大臣政務官
。
土屋品子
18
○
大臣政務官
(
土屋品子
君) 先月、
外務大臣政務官
に
就任
いたしました
土屋品子
でございます。
本田委員長
を始め
委員各位
に謹んでご
あいさつ
を申し上げます。
外務大臣政務官
といたしまして、
川口大臣
の
指導
の下、
沖縄
及び
北方
四島に関連する問題に
全力
を尽くして取り組んでまいる
決意
でございます。
本田委員長
を始め本
委員会
の
皆様
の御
指導
と御
協力
をいただけますよう、よろしく
お願い
申し上げます。
本田良一
19
○
委員長
(
本田良一
君) 次に、
日出外務大臣政務官
。
日出英輔
20
○
大臣政務官
(
日出英輔
君) 先般まで当
委員会
に所属させていただきました
日出
でございます。
外務大臣政務官
に
就任
をいたしました。どうぞよろしく
お願い
申し上げます。
外務大臣政務官
として、
川口大臣
の下で
沖縄
及び
北方
四島に関連いたします問題に
全力
を尽くしたいと思っております。 なお、三人の
政務官
の中で私が特に本
委員会
を担当することになっておりますので、どうぞよろしく
お願い
申し上げます。
委員長
を始め
皆様方
の温かい御
指導
をよろしく
お願い
申し上げます。 ありがとうございました。
本田良一
21
○
委員長
(
本田良一
君) 本日はこれにて散会いたします。 午後零時五十三分散会