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2002-12-10 第155回国会 衆議院 本会議 第17号 公式Web版

  1. 会議録情報

    平成十四年十二月十日(火曜日)     —————————————  議事日程 第十四号   平成十四年十二月十日     午後一時開議  第一 戸籍法の一部を改正する法律案法務委員長提出)  第二 裁判所法の一部を改正する法律案(第百五十四回国会平岡秀夫君外五名提出)  第三 検察庁法の一部を改正する法律案(第百五十四回国会平岡秀夫君外五名提出)  第四 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案(第百五十四回国会水島広子君外五名提出)  第五 心神喪失等状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律案(第百五十四回国会内閣提出)  第六 平成十二年度一般会計歳入歳出決算     平成十二年度特別会計歳入歳出決算     平成十二年度国税収納金整理資金受払計算書     平成十二年度政府関係機関決算書  第七 平成十二年度国有財産増減及び現在額総計算書  第八 平成十二年度国有財産無償貸付状況計算書     ————————————— ○本日の会議に付した案件  総合科学技術会議議員任命につき同意を求めるの件  電波監理審議会委員任命につき同意を求めるの件  日本放送協会経営委員会委員任命につき同意を求めるの件  中央更生保護審査会委員任命につき同意を求めるの件  公安審査委員会委員任命につき同意を求めるの件  労働保険審査会委員任命につき同意を求めるの件  社会保険審査会委員任命につき同意を求めるの件  運輸審議会委員任命につき同意を求めるの件  公害健康被害補償不服審査会委員任命につき同意を求めるの件  日程第一 戸籍法の一部を改正する法律案法務委員長提出)  日程第二 裁判所法の一部を改正する法律案(第百五十四回国会平岡秀夫君外五名提出)  日程第三 検察庁法の一部を改正する法律案(第百五十四回国会平岡秀夫君外五名提出)  日程第四 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案(第百五十四回国会水島広子君外五名提出)  日程第五 心神喪失等状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律案(第百五十四回国会内閣提出)  日程第六 平成十二年度一般会計歳入歳出決算       平成十二年度特別会計歳入歳出決算       平成十二年度国税収納金整理資金受払計算書       平成十二年度政府関係機関決算書  日程第七 平成十二年度国有財産増減及び現在額総計算書  日程第八 平成十二年度国有財産無償貸付状況計算書     午後一時三分開議
  2. 綿貫民輔

    議長綿貫民輔君) これより会議を開きます。      ————◇—————  総合科学技術会議議員任命につき同意を求めるの件  電波監理審議会委員任命につき同意を求めるの件  日本放送協会経営委員会委員任命につき同意を求めるの件  中央更生保護審査会委員任命につき同意を求めるの件  公安審査委員会委員任命につき同意を求めるの件  労働保険審査会委員任命につき同意を求めるの件  社会保険審査会委員任命につき同意を求めるの件  運輸審議会委員任命につき同意を求めるの件  公害健康被害補償不服審査会委員任命につき同意を求めるの件
  3. 綿貫民輔

    議長綿貫民輔君) お諮りいたします。  内閣から、  総合科学技術会議議員  電波監理審議会委員  日本放送協会経営委員会委員  中央更生保護審査会委員  公安審査委員会委員  労働保険審査会委員  社会保険審査会委員  運輸審議会委員 及び  公害健康被害補償不服審査会委員に 次の諸君を任命することについて、それぞれ本院の同意を得たいとの申し出があります。  内閣からの申し出中、  まず、  総合科学技術会議議員薬師寺泰蔵君を 任命することについて、申し出のとおり同意を与えるに賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  4. 綿貫民輔

    議長綿貫民輔君) 起立多数。よって、同意を与えることに決まりました。  次に、  総合科学技術会議議員大山昌伸君を、  公安審査委員会委員大川隆康君及び藤村輝子君を 任命することについて、申し出のとおり同意を与えるに賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  5. 綿貫民輔

    議長綿貫民輔君) 起立多数。よって、いずれも同意を与えることに決まりました。  次に、総合科学技術会議議員阿部博之君及び黒田玲子君を、  電波監理審議会委員安田靖彦君及び井口武雄君を、  日本放送協会経営委員会委員石原邦夫君、高崎ゆかり君、菅原明子君及び堀部政男君を、  中央更生保護審査会委員川崎道子君及び福井厚士君を、  労働保険審査会委員に来本笑子君及び井上和子君を、  社会保険審査会委員加茂紀久男君を、  運輸審議会委員田島優子君を、  公害健康被害補償不服審査会委員近藤健文君及び浅野楢悦君を 任命することについて、申し出のとおり同意を与えるに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  6. 綿貫民輔

    議長綿貫民輔君) 御異議なしと認めます。よって、いずれも同意を与えることに決まりました。  次に、  労働保険審査会委員渡辺貞好君及び白井国男君を、  社会保険審査会委員沼田輝夫君を 任命することについて、申し出のとおり同意を与えるに賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  7. 綿貫民輔

    議長綿貫民輔君) 起立多数。よって、いずれも同意を与えることに決まりました。  次に、  労働保険審査会委員金平隆弘君を 任命することについて、申し出のとおり同意を与えるに賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  8. 綿貫民輔

    議長綿貫民輔君) 起立多数。よって、同意を与えることに決まりました。      ————◇—————
  9. 綿貫民輔

    議長綿貫民輔君) 日程第一は、委員長提出の議案でありますから、委員会審査を省略するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  10. 綿貫民輔

    議長綿貫民輔君) 御異議なしと認めます。     —————————————  日程第一 戸籍法の一部を改正する法律案法務委員長提出)  日程第二 裁判所法の一部を改正する法律案(第百五十四回国会平岡秀夫君外五名提出)  日程第三 検察庁法の一部を改正する法律案(第百五十四回国会平岡秀夫君外五名提出)  日程第四 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案(第百五十四回国会水島広子君外五名提出)  日程第五 心神喪失等状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律案(第百五十四回国会内閣提出
  11. 綿貫民輔

    議長綿貫民輔君) 日程第一、戸籍法の一部を改正する法律案日程第二、平岡秀夫君外五名提出裁判所法の一部を改正する法律案日程第三、平岡秀夫君外五名提出検察庁法の一部を改正する法律案日程第四、水島広子君外五名提出精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案日程第五、内閣提出心神喪失等状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律案、右五案を一括して議題といたします。  委員長趣旨弁明及び報告を求めます。法務委員長山本有二君。     —————————————  戸籍法の一部を改正する法律案  裁判所法の一部を改正する法律案及び同報告書  検察庁法の一部を改正する法律案及び同報告書  精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案及び同報告書  心神喪失等状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律案及び同報告書     〔本号末尾掲載〕     —————————————     〔山本有二登壇
  12. 山本有二

    山本有二君 ただいま議題となりました各法律案のうち、まず、戸籍法の一部を改正する法律案について、提案趣旨及び概要を御説明申し上げます。  本案は、虚偽の届け出等によって不実記載がされ、かつ、その記載につき訂正がされた戸籍等について、戸籍における身分関係の登録及び公証の機能をより十全なものとするとともに、不実記載等の痕跡のない戸籍再製を求める国民の要請にこたえるため、申し出による戸籍再製制度を創設しようとするもので、去る六日の法務委員会において全会一致をもって委員会提出法律案とすることに決したものであります。  次に、心神喪失等状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律案外三法律案について、法務委員会における審査経過及び結果を御報告申し上げます。  まず、心神喪失等状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律案は、右の他害行為を行った者に対し、継続的かつ適切な医療を行うこと等により、その病状の改善及びこれに伴う同様の行為再発の防止を図り、もってその社会復帰を促進するため、一定の対象者について、検察官等からの申し立てにより、地方裁判所が審判を行い、対象者の処遇の要否及び内容を決定し、厚生労働大臣の指定する医療機関医療実施することとする手続等を定めようとするものであります。  次に、裁判所法の一部を改正する法律案は、刑事事件における被告人精神鑑定に資するため、最高裁判所司法精神鑑定センターを置くこととするものであります。  次に、検察庁法の一部を改正する法律案は、検察庁に、検察官等の職務の遂行に資するために必要な機関を附置することができるとするものであります。  最後に、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案は、措置入院制度の適正な実施を確保するため、判定委員会及び精神保健福祉調査員の設置並びに精神科集中治療センター指定等を行おうとするものであります。  四法律案は、さきの第百五十四回国会にそれぞれ提出され、今国会まで継続審査となっていたものであります。  委員会においては、去る十一月二十七日塩崎恭久君外二名から、自由民主党及び公明党の共同提案による内閣提出法律案に対する修正案提出され、同日趣旨説明を聴取いたしました。二十九日から質疑に入り、十二月三日には厚生労働委員会との連合審査会において参考人から意見を聴取するなど慎重に審査を行い、去る六日質疑を終局し、討論採決の結果、裁判所法の一部を改正する法律案検察庁法の一部を改正する法律案並びに精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案の各案は賛成少数をもって否決すべきものと決し、心神喪失等状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律案賛成多数をもって修正議決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。(拍手)     —————————————
  13. 綿貫民輔

    議長綿貫民輔君) これより採決に入ります。  まず、日程第一につき採決いたします。  本案を可決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  14. 綿貫民輔

    議長綿貫民輔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決いたしました。  次に、日程第二、平岡秀夫君外五名提出裁判所法の一部を改正する法律案日程第三、平岡秀夫君外五名提出検察庁法の一部を改正する法律案及び日程第四、水島広子君外五名提出精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案の三案を一括して採決いたします。  三案の委員長報告はいずれも否決であります。  この際、三案の原案について採決いたします。  三案を原案のとおり可決するに賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  15. 綿貫民輔

    議長綿貫民輔君) 起立少数。よって、三案とも否決されました。  次に、日程第五、内閣提出心神喪失等状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律案につき採決いたします。  本案委員長報告修正であります。本案委員長報告のとおり決するに賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  16. 綿貫民輔

    議長綿貫民輔君) 起立多数。よって、本案委員長報告のとおり修正議決いたしました。      ————◇—————  日程第六 平成十二年度一般会計歳入歳出決算       平成十二年度特別会計歳入歳出決算       平成十二年度国税収納金整理資金受払計算書       平成十二年度政府関係機関決算書  日程第七 平成十二年度国有財産増減及び現在額総計算書  日程第八 平成十二年度国有財産無償貸付状況計算書
  17. 綿貫民輔

  18. 山口俊一

    山口俊一君 ただいま議題となりました平成十二年度決算外二件につきまして、決算行政監視委員会における審査経過及び結果を御報告申し上げます。  まず、決算等概要を申し上げます。  一般会計決算額は、歳入九十三兆三千六百十億円余、歳出八十九兆三千二百十億円余であります。  特別会計決算総額は、歳入三百四十一兆一千四百六十三億円余、歳出三百五兆七千七百五十九億円余であります。  国税収納金整理資金収納済額は、五十九兆八千百三十一億円余であります。  政府関係機関決算総額は、収入七兆百九十四億円余、支出六兆九千八百七十七億円余であります。  国有財産増減及び現在額総計算書年度末現在額は、百七兆九百四十四億円余であります。  国有財産無償貸付状況計算書年度末現在額は、一兆四百五十七億円余であります。  本委員会におきましては、第百五十四回国会において概要説明を聴取し、総括質疑を一日間、四分科会審査を二日間行いました。今国会においては、全般的審査を一日間行い、去る十二月六日小泉内閣総理大臣出席のもとに締めくくり総括質疑を行い、質疑終了後、決算について、委員長より議決案提出いたしました。  以下、議決案内容を申し上げます。   本院は、平成十二年度決算について、予算執行の実績とその効果会計検査院検査報告などに重点を置いて審議を行ってきたが、さらに改善を要するものが認められるのは遺憾である。  一 予算執行状況などからみて、所期の目的が十分達成されるよう、なお一層の努力を要する事項などが見受けられる。    次の事項がその主なものであるが、政府は、これらについて特に留意して適切な措置を執り、その結果を次の常会に本院に報告すべきである。   1 公共事業国民の貴重な税金によって執行されているにもかかわらず、入札等において、政治家等の関与や談合、業務妨害等がたびたび指摘されている。     政府は、このような不祥事が起こらぬよう、公共事業入札随意契約等執行に当たっては、自由競争、公開、公正の原則により、透明性公共性等適正化措置を図るとともに、不正行為排除の徹底を強力に推進すべきである。   2 住民基本台帳ネットワークシステムの稼働については、附帯決議平成十一年六月十一日 衆議院地方行政委員会)の指摘にあるように安易な拡大利用を図らず、個人情報保護のための法制度を確立するために必要な措置及びセキュリティ対策を十分に講じ、地方公共団体との緊密な連携のもとに適切な運用に努めるべきである。     なお、個人情報保護に関しては、防衛庁における情報開示請求者リスト作成事件のような不適切な事態が発覚したことからも、こうした事態再発を防止する施策を確立し、真に個人情報保護を図るべきである。   3 今後の道路建設に当たっては、その役割及び必要性についてより一層の検討を行い、費用対効果に配意し、効率的にこれを行うことが必要である。なお、有料道路については利用者負担軽減に努めるべきである。     また、京都議定書の発効により環境保全重要性が求められているおりから、積極的な鉄道利用を推進することが課題であり、均衡ある交通網整備のために地方鉄道の経営悪化問題に早急に取り組むべきである。   4 一部の公益法人については、設立本来の公益性中立性がないがしろにされ、国民に疑念を抱かせるような形で過度な政治活動を行っているものがあると指摘されている。政府は、公益法人設立趣旨にかんがみ、設立目的に沿った適正な業務運営が行われるよう適切に指導監督を行うべきである。   5 食物は人命の基であるが、食品安全行政に対する国民の不安・不信感は増大している。政府は、食の安全を確保するための総合的かつ長期的な施策の確立のため、行政機構改革関係法令整備を速やかに行い、新たな「食品安全保障システム」の構築を図るべきである。   6 政府は、国産材品質向上安定供給を図るとともに一層の構造改革を進め、外材に対抗し得る国産材供給体制を構築するとともに、木材輸出についても、その環境整備を図るべきである。  二 会計検査院検査報告指摘した不当事項については、本院もこれを不当と認める。    政府は、これらの指摘事項について、それぞれ是正の措置を講ずるとともに、綱紀を粛正して、今後再びこのような不当事項が発生することのないよう万全を期すべきである。  三 決算のうち、前記以外の事項については異議がない。   政府は、今後予算作成及び執行に当たっては、本院の決算審議経過と結果を十分考慮して、行財政改革を強力に推進し、財政運営健全化行政活性化効率化を図るとともに、政策評価等実施を通じた効果的かつ効率的な行政を推進し、もって国民の信託にこたえるべきである。  以上が議決案内容であります。  次いで、討論を行い、採決の結果、決算は多数をもって議決案のとおり議決すべきものと決しました。  次に、国有財産増減及び現在額総計算書及び国有財産無償貸付状況計算書は、いずれも多数をもって是認すべきものと議決いたしました。  以上、御報告申し上げます。(拍手)     —————————————
  19. 綿貫民輔

    議長綿貫民輔君) これより採決に入ります。  まず、日程第六の各件を一括して採決いたします。  各件を委員長報告のとおり決するに賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  20. 綿貫民輔

    議長綿貫民輔君) 起立多数。よって、各件とも委員長報告のとおり議決いたしました。  次に、日程第七につき採決いたします。  本件委員長報告は是認すべきものと決したものであります。本件委員長報告のとおり決するに賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  21. 綿貫民輔

    議長綿貫民輔君) 起立多数。よって、本件委員長報告のとおり議決いたしました。      ————◇—————
  22. 綿貫民輔

    議長綿貫民輔君) 本日は、これにて散会いたします。     午後一時二十二分散会      ————◇—————  出席国務大臣         総務大臣    片山虎之助君         法務大臣    森山 眞弓君         財務大臣    塩川正十郎君         厚生労働大臣  坂口  力君         国土交通大臣  扇  千景君         環境大臣    鈴木 俊一君         国務大臣    細田 博之