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佐藤(公)
委員 自由党の
佐藤公治でございます。
本日は、前回の法務、文科合同
審議に関連して、また、その前の
文部科学委員会においての
審議に関連してお話をさせていただき、御答弁をいただければありがたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
前回の十一月六日の法務と文科合同
審議におきまして私が両
大臣にお尋ねをいたしましたのは、小泉総理、小泉内閣のこの国のあるべき姿、
考え方、理念、哲学、青写真、設計図というものがどういうものですかということをお尋ねしましたが、きちんとした答えは私は返ってきたとは思っておりません。
森山法務
大臣がおっしゃられた中に、まさに構造改革の目指す
社会とは、努力する者が報われる
社会、正しい者が救われる
社会である、こういうふうに総理はおっしゃったということで、そういった
社会を目指すということをお話をされましたが、私は、本当にこの
日本の青写真、設計図というものはどういうものですかということを聞いていることになると思います。これは、いろいろな
大臣とも
議論をしてきたんですが、明確に回答をいただいておりません。
これは私の言っていることがわかっていただけないのかなと思いまして、本日、
一つの例として挙げれば、家を建てるときに、やはりどういった全体の機能を持たせた、どういう全体の家を建ててやっていくのかということをお聞きしたい。
今
議論していることは、玄関をどうするとか、柱をどうするとか、居間をどうするとか、そんな
議論ばかりであって、全体の像自体が小泉総理、小泉内閣が私は見えないというふうに思います。家を建てて、そこに住んでいる人たちがまさに、努力をする者が報われる家であり、また安心して暮らせる
社会であり、そして正しい者が救われる家であるという、きちんとその家の全体像というのが見えないというのが私の、何回も何回も同じことを聞いている、わからない
部分だと思っております。
ここに関してもう一度
大臣にお聞きいたしますけれ
ども、そういった青写真また理念、哲学というものは小泉総理、小泉内閣は持っていると、前回の
委員会でもイエスと言っていただいたので、イエスと言うのであればそれは一体全体何かというのを御
説明願えればありがたいと思います。私はきょう四十分の持ち時間をいただいておりますので、本当に時間が必要なら全部費やして
説明をしていただいても結構でございますので、どうかわかりやすくお話をしていただけたらありがたいと思います。