○松崎
委員 難しい話だと
思いますけれども、ただ、外国人でも御夫婦ですからね。こういう、一年、二年になりますと、いろいろな問題が出てくると思うんですよ。ですから、核が解決しなければ拉致問題を解決できません、何もできませんというのでは、これは大変なことになってくるんではないかなという心配をしております。
だから、そこで私は若干、あのピョンヤンでの
会議のように、私は、あの
会議は非常に、小泉さんがまさに国の主権を優先して、いろいろな国際環境はわかっていたけれども、あそこで踏み込んだという、これは
国民が歓迎したわけでありますね、喜んだんですね。だから、ある
意味では、そこは周辺国も説得しながら、拉致は拉致としてある
程度やっていくということも私は必要じゃないかと
思いますけれども、先ほどのお答えでは一体だということであります。
そうなりますと、日朝正常化交渉のしばらくの、今
日本で拒否していますからね、無期延期でありますとか、考慮しなければならない、そういう事態ですよということを突きつけるとか、そういうことも、私は、もうそろそろやらなければならないんじゃないか。私は、家族のためにも、それから、あいまいな形でずっといくのではこれからもっと大変だと
思います、イラクの問題も始まりますから。そんなことで、そろそろ
一つの
日本の方針を出された方がよろしいんではないかな、そんなふうに
思います。
それでは、続きまして、今、同時刻に道路民営化の
委員会はどうなっておりますかわかりませんけれども、きょうは、その問題も含めまして、
総理のリーダーシップの問題をちょっとお聞きしたいなと思っております。
私は、この場に立ちまして、もう皆さん忘れているかもしれません、石井紘基議員、あの議員は、この
決算委員会を舞台に、非常に、公益法人あるいは特殊法人の問題で何冊も本を書き、自分の足で資料を集め、そして訴えてきた。
日本の改革のためにはこういった行革が最も大事なんだ、私は背中にそういう石井紘基さんの声を受けながらいつもこの改革の問題をやっているわけでありますが、その石井さんも一番熱心に取り組んでいた道路公団関連の改革であります。
現在、道路民営化推進
委員会がかなり膠着状態といいましょうか、大変厳しい
状況に今の時点で進んでいると
思います。ただ、私はむしろ、これが本当なのかなと思うんですよ。今までの審議会とかは、役人さんがつくったものを、ある
程度出てきて、オーケーと。私も今、地方
制度調査会の
委員をやっておりますけれども、議員の
委員なんというのはほとんど、総会だけ来て、あとは全部役人さんの根回しの中でいろいろな、各専門家集団がやっていますけれども、結局、役人のおぜん立てで、ああいういろいろな審議会の答申が出てきちゃうんですね。
そういう点でいったら、この道路の民営化推進
委員会は、私はある
意味ではまさに
政治主導型で、けんけんがくがく、
思い切ってやる。だけれども、まとめなければいけませんよね。ところが、今そんな状態じゃないと今も入ってきました。石原
大臣が最終調整したけれども不調だった。それで今井
委員長さんが、両論併記でやりますね、これじゃ松田さん
たちの五人組の皆さんは嫌だ、だめだ、多数決だと。
では、多数決でいけば、どうも今井
委員長はやめるんじゃないかという
状況が今進行中だと
思いますけれども、
総理自身が諮問されておつくりになって、自信を持って
委員を指名した、そういう中でこの状態、今どういう御感想をお持ちですか。