○首藤
委員 いや、何言っているかさっぱりわからないんですけれどもね。もうそれは後ろから回ってくる紙を
幾つか継ぎ合わせていろいろお答えになっているのですけれども、これはもう焦眉の急というか、本当に炎は迫っているわけですよ。国際社会が一致とか、確かにそうですよ、だから
国連でやって、安保理でやって、一四四一があってという話でしょう。しかし、一方では、アメリカはどんどん積み重ねていって、それはもう如実にわかるわけですよ。それから、例えば安全保障
委員会だってもうこの問題は論議されているわけですし、本当にもう目前まで来ているわけですよ。
それで、中東の地理的な特殊事情を考えると、三月にはもう戦争はやめなきゃいけない、戦闘はやめなきゃいけない、もう暑くなってしまうということを考えると、年末から年初というのが実際に戦闘を始められる本当の短い期間なんですよ。ですから、もう目の前まで迫ってきているのに、情報収集をどうのこうのとか、日常的な打ち合わせはどうのこうのと言っているのは、
国民をだましているのと全く同じですよ。もう目の前までリスクは迫っているのに、いや、日常的に見ていますとかそういう話をして、これはもう本当に
国民をだましているのと同じじゃないですか。
私は、やはりこれからは、インフォームド・コンセントといって、医療の面でもそうですけれども、透明性もそうですけれども、我々も覚悟しなきゃいけない。本当にこの社会において——いや、いいですよ、副
大臣の話は。そういうような状況の中でどのように考えていかなきゃいけないかということを
外務大臣がきちっと公の場で言う、そういう時期になっているんですよ。これをやらないと、私は、
政府は
日本の
国民の安全を守っていくその
立場が全うできない、そんな
政府はもう
日本にとって要らない、本当にそう思いますよ。(
発言する者あり)
私は、そういう批判が、今同僚議員からもいろいろありましたけれども、それは本当に
国民の声だ。いや、笑い事じゃないですよ。本当に
国民の声ですよ。私は
国民を代表している。私も横浜の八万人の市民から選ばれて、首藤信彦と書いてくれた人がいるから今こうやって
大臣に言っているわけですよ。ですから、これは本当に
国民の声なんですよ。こんな
外務省だったら要らない、それだったら、もう
内閣が全部やればいい、
条約局もみんな
内閣官房でやればいいという
意見もあるし。だから、そんなのおかしいじゃないですか。
これは笑い事じゃなくて、もう本当に私たちの国の運命がかかっているんですよ。ですから、そこのところをしっかり答えて、
国民が、ああ、
外務省もしっかりやっているんだなということがわかるようにしていただきたい。
内部ではしっかりやっていると思いますよ。もう
外務省は二十四時間灯がついて、僕らも十二時に議員会館を帰るときに、
外務省の灯がついていて、ああ、まだやっているんだな、本当にそう思いますよ。だけれども、それが
国民に見えるようにしなかったらだめじゃないですか。そこを、
外務大臣、やはり
答弁きちっと考えてくださいよ。
もう時間がほぼなくなりましたので、最後にちょっと
質問したいんですけれども、最近、我が国におられるフジモリ元ペルー大統領が二〇〇六年のペルー選挙に出馬するというメッセージが流されているわけですね。これもおかしなことですね。
フジモリさんに関しては、かつて起こった
日本大使公邸でのテロ、トゥパク・アマルというテログループがあったわけですが、それをせん滅したときの人権侵害とか、いろいろな形で訴訟が行われたり、あるいは資金に対して何か黒いうわさもあったりする、そういうような状況であったわけですが、その訴追をいつの間にか免れて、いつの間にか
日本国民になっているというふうに言われているわけです。今度は
日本国民がペルーの大統領選に出馬するという何かおかしな話になっているわけですが、今一体いかなるステータスでこのフジモリさんは
日本に滞在されておられるのでしょうか。