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2002-11-08 第155回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
公式Web版
会議録情報
0
平成
十四年十一月八日(金曜日) 正午
開議
出席委員
委員長
仲村
正治君
理事
金田 英行君
理事
西野あき
ら君
理事
谷津
義男
君
理事
吉川 貴盛君
理事
荒井 聰君
理事
白保 台一君
理事
山田 正彦君 相沢 英之君 岩倉 博文君 小渕 優子君 萩野
浩基
君 林 省之介君 宮腰 光寛君 吉野 正芳君 原口 一博君 横路 孝弘君 丸谷 佳織君
赤嶺
政賢君
春名
直章君
東門美津子
君 …………………………………
国務大臣
(
沖縄
及び
北方対策担当大
臣)
細田
博之
君
内閣
府副
大臣
米田
建三
君
外務
副
大臣
茂木
敏充君
外務
副
大臣
矢野
哲朗
君
内閣
府
大臣政務官
大村
秀章
君
外務大臣政務官
新藤
義孝
君
外務大臣政務官
土屋
品子
君
外務大臣政務官
日出
英輔
君
衆議院調査局
第一
特別調査
室長 飯田
祐弘
君
—————————————
委員
の
異動
十月二十一日
辞任
補欠選任
佐藤
静雄
君
谷津
義男
君 十一月八日
辞任
補欠選任
赤嶺
政賢君
春名
直章君 同日
辞任
補欠選任
春名
直章君
赤嶺
政賢君
同日
理事佐藤静雄
君十月二十一日
委員辞任
につき、その
補欠
として
谷津義男
君が
理事
に当選した。
—————————————
本日の
会議
に付した案件
理事
の
補欠選任
————◇—————
仲村正治
1
○
仲村委員長
これより
会議
を開きます。
理事
の
補欠選任
についてお諮りいたします。
委員
の
異動
に伴い、現在
理事
が一名欠員となっております。その
補欠選任
につきましては、先例により、
委員長
において指名するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
仲村正治
2
○
仲村委員長
御
異議
なしと認めます。よって、
理事
に
谷津義男
君を指名いたします。 ————◇—————
仲村正治
3
○
仲村委員長
この際、
細田沖縄
及び
北方対策担当大臣
から
発言
を求められておりますので、これを許します。
細田沖縄
及び
北方対策担当大臣
。
細田博之
4
○
細田国務大臣
沖縄
及び
北方対策担当大臣
を拝命し、あわせて
北方対策本部長
に就任いたしました
細田博之
でございます。 まず、
沖縄対策
について申し述べさせていただきます。 本年は
沖縄
の
本土復帰
三十周年に当たり、
沖縄
は新たな時代に向けて飛躍すべき
節目
の時期を迎えております。
沖縄
が昭和四十七年に
本土
に
復帰
して以来、三次にわたる
沖縄振興開発計画
に基づいて、総額約七兆円の国費を投入し、
沖縄
の
振興開発
のための諸
施策
を積極的に講じてまいりました。こうした
取り組み
を通じて、
施設整備面
を中心に次第に
本土
との格差が縮小するなど、着実に
成果
を上げてきたところであります。 しかしながら、低い
県民所得
や高い
失業率
に示されるように、
産業
の
振興
や
雇用
の
創出
など、
沖縄
はなお
解決
しなければならない多くの
課題
を抱えております。 このような
状況
の
もと
で、
委員各位
の御尽力により、活力ある
自立型経済
の
構築等
を目指す
沖縄振興特別措置法
が成立し、四月から施行されました。また、この
新法
に基づき、七月には、今後十年間の
沖縄振興
の
基本
となる
沖縄振興計画
を策定したところであります。 今後は、
新法
及び新
計画
を生かして、観光、
情報通信
、
製造業
、
農林水産業等
の各種の
産業
の一層の
振興
、それを支える人材の育成や
科学技術
の
振興
など、
沖縄
の新たな
発展
に向けて各般の
施策
に
全力
で取り組んでまいる
決意
であります。 中でも、
沖縄
新
大学院大学構想
につきましては、
沖縄
を
アジア太平洋地域
の
先端的知的クラスター
として
発展
させる上で大きな役割を果たすことが期待され、
沖縄振興計画
にも重要な柱として位置づけられていることから、尾身前
大臣
の
取り組み
を引き継いで、今後、その実現に向けて最大限の努力をしてまいる
所存
であります。 また、
沖縄
の
米軍施設
・
区域
につきましては、
我が国
の安全及び
アジア太平洋地域
の平和と安定に貢献する一方で、
在日米軍施設
・
区域
の七五%が
沖縄
に集中しており、
県民
の
皆様
に大きな御
負担
をおかけしていることも事実であります。その整理、統合、縮小に向けて、
沖縄
に関する
特別行動委員会
、
SACO最終報告
の着実な
実施
を図るなど、
県民
の
皆様
の御
負担
を軽減するため努力してまいる
所存
であります。 なお、こうした中で、
普天間飛行場
の
移設
、
返還
につきましては、七月末に
普天間飛行場代替施設
の
基本計画
が決定されたところであり、今後は、
普天間飛行場
の
移設
に係る
政府方針
(
平成
十一年十二月二十八日
閣議決定
)及び
代替施設基本計画
に基づき、
沖縄
県及び
地元地方公共団体
と引き続き十分な協議を行いつつ、その着実な
推進
に取り組んでまいる
所存
であります。 次に、
北方領土
問題について申し上げます。
我が国固有
の領土である
北方領土
が、戦後半世紀以上を経た今もなお
ロシア
の不法な占拠の
もと
に置かれていることは、まことに遺憾であります。
北方
四島の
帰属
の問題を
解決
して、
日ロ平和条約
を締結し、両国間に真の
相互理解
に基づく安定した
関係
を確立することは、
我が国
の一貫した
基本方針
であり、来年一月の
小泉総理
の
ロシア訪問
を控えて、
外交交渉
が進められているところであります。
北方
四島の一日も早い
返還
を目指して、強力な
国民運動
が展開されておりますが、私といたしましては、多くの
民間団体等
と緊密な連携をとりつつこの
運動
を展開するとともに、特に、次代を担う青少年への
啓発事業
を重点的に進めてまいります。 また、元
島民
の
方々
に対する
援護措置
の
推進
、
北方
四島との交流及び元
島民
とその家族の
方々
によるいわゆる
自由訪問事業等
のさまざまな
課題
にも積極的に取り組んでいく
所存
であります。 なお、
特殊法人改革
の一環として、
返還運動
及び元
島民
への
援護
を
実施
している
北方領土問題対策協会
を独立法人化するための法案を今国会に提出しているところであります。
仲村委員長
を初め
理事
、
委員
の
皆様方
の一層の御
理解
と御
協力
を
お願い
申し上げまして、私の
あいさつ
といたします。ありがとうございました。(
拍手
)
仲村正治
5
○
仲村委員長
次に、
米田内閣府副大臣
、
茂木外務
副
大臣
及び
矢野外務
副
大臣
から、それぞれ
発言
を求められておりますので、順次これを許します。
米田内閣府副大臣
。
米田建三
6
○
米田
副
大臣
このたび
沖縄
及び
北方対策担当
の
内閣
府副
大臣
を拝命いたしました
米田建三
でございます。
沖縄
は
本土復帰
後三十年を経過いたしましたが、
沖縄
のさらなる
発展
を図るためには、
自立型経済
の
構築
、
雇用創出
の問題など
解決
を要する多くの
課題
がございます。また、
北方領土
問題を一日も早く
解決
することは全
国民
の悲願でもあります。 こういう
状況
の
もと
、
細田大臣
の御
指導
をちょうだいしながら、
沖縄
の一層の
発展
及び
北方領土
問題の
解決促進
に
全力
を傾注してまいりたいと
考え
ております。
仲村委員長
を初め
理事
、
委員
の
皆様方
の御
指導
、御
鞭撻
を心から
お願い
を申し上げます。ありがとうございました。(
拍手
)
仲村正治
7
○
仲村委員長
次に、
茂木外務
副
大臣
。
茂木敏充
8
○
茂木
副
大臣
このたび
外務
副
大臣
に就任をいたしました
茂木敏充
でございます。
仲村委員長
初め
委員
の
皆様
に
一言
ご
あいさつ
を申し上げます。 まず、
沖縄
に関する事項につきまして申し述べさせていただきます。
アジア太平洋地域
に依然として不安定な要因が存在する中、
日米安保体制
とこれに基づく
米軍
の存在は今後とも不可欠であると
考え
ております。他方で、
在日米軍施設
及び
区域
が集中することにより、
我が国
の平和と安全のために
沖縄
県の
方々
が背負ってこられた多大な御
負担
は十分に認識をいたしております。このような御
負担
を軽減していくため、
普天間飛行場
の
移設
、
返還
を含む
SACO最終報告
の着実な
実施
などに
全力
で取り組む
所存
でございます。 次に、
日ロ関係
、
北方領土
問題でございますが、
政府
としては、
北方
四島の
帰属
の問題を
解決
することにより
平和条約
を締結するとの一貫した
方針
の
もと
、
交渉
に取り組んでいく
考え
であります。 来年の一月の
小泉総理
の
訪ロ
の際には、
日ロ
間の
協力
のこれまでの
成果
と今後の
方向性
を取りまとめた
日ロ行動計画
を発表する予定であり、今後、幅広い分野において
日ロ関係
を
発展
させていく
考え
であります。
仲村委員長
初め本
委員会
の
皆様
の御
指導
と御
協力
を心より
お願い
申し上げまして、ご
あいさつ
とさせていただきます。(
拍手
)
仲村正治
9
○
仲村委員長
次に、
矢野外務
副
大臣
。
矢野哲朗
10
○
矢野
副
大臣
このたび
外務
副
大臣
を拝命いたしました
矢野哲朗
であります。 今
茂木
副
大臣
からも話がありましたように、
沖縄
、
北方
四島、すぐるに
日本外交
上大変重要な問題であると思いますし、
問題山積
でもあります。我が職責、
大変重責
と
考え
ておりまして、その責任を全うするために精いっぱい頑張りたいと存じます。
仲村委員長
初め各
委員
の
先生方
の御
指導
、御
鞭撻
を心から
お願い
を申し上げます。(
拍手
)
仲村正治
11
○
仲村委員長
次に、
大村内閣
府
大臣政務官
、
新藤外務大臣政務官
、
土屋外務大臣政務官
及び
日出外務大臣政務官
から、それぞれ
発言
を求められておりますので、順次これを許します。まず、
大村内閣
府
大臣政務官
。
大村秀章
12
○
大村大臣政務官
このたび
沖縄
及び
北方対策
を担当する
内閣
府
大臣政務官
を拝命いたしました
大村秀章
でございます。どうぞよろしく
お願い
をいたします。
細田大臣
、
米田
副
大臣
の御
指導
の
もと
、
復帰
三十年を迎え、
節目
の年を迎えました
沖縄
のさらなる
振興発展
、そしてまた
北方領土
問題の
解決
に向けまして、
全力
で取り組んでまいりたいと存じます。
仲村委員長
初め
理事
、
委員
の
皆様方
の御
指導
、御
鞭撻
を心から
お願い
を申し上げます。よろしく
お願い
申し上げます。(
拍手
)
仲村正治
13
○
仲村委員長
次に、
新藤外務大臣政務官
。
新藤義孝
14
○
新藤大臣政務官
外務大臣政務官
を拝命させていただいております
新藤義孝
でございます。
外務大臣政務官
として、
川口大臣
、そして
茂木
、
矢野
副
大臣
の御
指導
をいただいて、
沖縄
問題、そして
北方
四島問題、
全力
を尽くしてまいりたいと存じております。どうぞ
仲村委員長
初め
委員
の
皆様方
の御
指導
をよろしく
お願い
申し上げまして、ご
あいさつ
にかえさせていただきます。(
拍手
)
仲村正治
15
○
仲村委員長
次に、
土屋外務大臣政務官
。
土屋品子
16
○
土屋大臣政務官
このたび
外務大臣政務官
に就任いたしました
土屋品子
でございます。
仲村委員長
初め
委員各位
の
皆様
に謹んでご
あいさつ
を申し上げます。
外務大臣政務官
として、
川口大臣
の
指導
の
もと
、
沖縄
及び
北方
四島に関連する問題に
全力
を尽くし取り組む
決意
でございます。なお、三人の
政務官
の中では私が特に本
委員会
を担当することになっております。
仲村委員長
初め本
委員会
の
皆様
の御
指導
と御
協力
をいただきますよう、よろしく
お願い
申し上げます。(
拍手
)
仲村正治
17
○
仲村委員長
次に、
日出外務大臣政務官
。
日出英輔
18
○
日出大臣政務官
今般、
外務大臣政務官
に就任いたしました
日出英輔
でございます。
仲村委員長
初め
委員各位
に
一言
ご
あいさつ
を申し上げます。
外務大臣政務官
として、
川口大臣
の
もと
、
沖縄
及び
北方
四島に関連いたします問題に
全力
を尽くして取り組む
所存
でございます。
仲村委員長
初め本
委員会
の
皆様方
の温かい御
指導
と御
協力
をよろしく
お願い
申し上げます。ありがとうございました。(
拍手
)
仲村正治
19
○
仲村委員長
次回は、来る二十五日月曜日午後零時五十分
理事会
、午後一時
委員会
を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午後零時十二分散会