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2002-07-05 第154回国会 参議院 本会議 第37号
公式Web版
会議録情報
0
平成
十四年七月五日(金曜日) 午前十時一分
開議
━━━━━━━━━━━━━
○
議事日程
第三十八号
平成
十四年七月五日 午前十時
開議
第一
エネルギー憲章
に関する
条約
の
締結
につ いて
承認
を求めるの件(
衆議院送付
) 第二
エネルギー効率
及び
関係
する
環境
上の側 面に関する
エネルギー憲章
に関する
議定書
の
締結
について
承認
を求めるの件(
衆議院送付
) 第三
使用済自動車
の再
資源化等
に関する
法律
案(
内閣提出
、
衆議院送付
)
━━━━━━━━━━━━━
○本日の
会議
に付した案件 一、
日程
第一より第三まで 一、国際問題に関する
調査
の
中間報告
─────・─────
倉田寛之
1
○
議長
(
倉田寛之
君) これより
会議
を開きます。
日程
第一
エネルギー憲章
に関する
条約
の
締結
について
承認
を求めるの件
日程
第二
エネルギー効率
及び
関係
する
環境
上の側面に関する
エネルギー憲章
に関する
議定書
の
締結
について
承認
を求めるの件 (いずれも
衆議院送付
) 以上両件を一括して
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
外交防衛委員長武見敬三
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号
(その二)に
掲載
〕 ───────────── 〔
武見敬三
君
登壇
、
拍手
〕
武見敬三
2
○
武見敬三
君 ただいま
議題
となりました
条約
及び
議定書
につきまして、
外交防衛委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 両件は、いずれも
平成
六年十二月にリスボンで開催された
国際会議
において採択されたものでありまして、まず、
エネルギー憲章条約
は、
エネルギー原料
及び
エネルギー産品
の
貿易
並びに
エネルギー分野
における
投資
を促進すること等を目的として、
エネルギー分野
の
貿易
の
自由化
及び
投資
の促進、
保護等
について定めたものであります。 次に、
エネルギー効率等
に関する
エネルギー憲章議定書
は、
エネルギー効率
を高め、望ましくない
環境
上の
影響
を軽減するための政策上の
原則等
について定めたものであります。
委員会
におきましては、両件を一括して
議題
とし、
我が国
の
エネルギー安全保障戦略
、
米国
及びロシアが両
条約
を
締結
していない理由と両
条約
が持つ意義、
エネルギー開発
に当たっての
環境
問題への
配慮等
について
質疑
が行われましたが、詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終え、順次
採決
の結果、両件はいずれも
全会一致
をもって
承認
すべきものと決定いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
倉田寛之
3
○
議長
(
倉田寛之
君) これより両件を一括して
採決
いたします。 両件の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
倉田寛之
4
○
議長
(
倉田寛之
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
倉田寛之
5
○
議長
(
倉田寛之
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百二十二
賛成
二百二十二
反対
〇 よって、両件は
全会一致
をもって
承認
することに決しました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────・─────
倉田寛之
6
○
議長
(
倉田寛之
君)
日程
第三
使用済自動車
の再
資源化等
に関する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
経済産業委員長保坂三蔵
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号
(その二)に
掲載
〕 ───────────── 〔
保坂三蔵
君
登壇
、
拍手
〕
保坂三蔵
7
○
保坂三蔵
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
経済産業委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
を申し上げます。 本
法律案
は、
使用済自動車
に係る
廃棄物
の適正な処理及び
資源
の有効な利用の
確保等
を実現するため、
自動車製造業者
及び
輸入業者
に対して、自ら
製造
又は輸入した
自動車
の
破砕残渣
、
フロン類等
の引取り、再
資源化等
を義務付けるとともに、再
資源化等
に要する費用については、
自動車
の
所有者
があらかじめ負担し、それら
自動車
の再
資源化等
が実施されるまで
資金管理法人
に管理させるなど、所要の措置を講じようとするものであります。
委員会
におきましては、
環境委員会
との
連合審査
を行うなど幅広い
審査
を行うとともに、
拡大生産者責任
の
考え方
と再
資源化等料金
の
所有者負担
との
関係
、
資金管理法人
の
創設
の是非及び
資金管理
の
透明性
の
確保
、
自動車
における
有害物質
の
使用削減
に向けての取組などの
質疑
が行われましたほか、
解体業者
における
自動車部品
のリサイクルの実情を
現地調査
をいたしましたが、それらの詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終わり、討論に入りましたところ、
日本共産党
の
西山委員
より
反対
する旨の
意見
が述べられました。 次いで、
採決
の結果、本
法律案
は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定をいたしました。 なお、本
法律案
に対して六項目の
附帯決議
を行いました。 以上、御
報告
を申し上げます。(
拍手
) ─────────────
倉田寛之
8
○
議長
(
倉田寛之
君) これより
採決
をいたします。
本案
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
倉田寛之
9
○
議長
(
倉田寛之
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
倉田寛之
10
○
議長
(
倉田寛之
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百二十二
賛成
百九十五
反対
二十七 よって、
本案
は可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────・─────
倉田寛之
11
○
議長
(
倉田寛之
君) この際、国際問題に関する
調査会長
から、国際問題に関する
調査
の
中間報告
を聴取いたしたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
倉田寛之
12
○
議長
(
倉田寛之
君) 御
異議
ないと認めます。国際問題に関する
調査会長関谷勝嗣君
。 ───────────── 〔
調査報告書
は
本号
(その二)に
掲載
〕 ───────────── 〔
関谷勝嗣君登壇
、
拍手
〕
関谷勝嗣
13
○
関谷勝嗣君
国際問題に関する
調査会
における
中間報告
につきまして、御
報告
を申し上げます。 参議院に
調査会制度
が
創設
されて第六期目となる本
調査会
は、国際問題に関し長期的かつ総合的な
調査
を行うため、昨年八月七日に設置され、三年間の
テーマ
を「新しい
共存
の
時代
における
日本
の
役割
」と決定し、第一年目は、「
イスラム世界
と
日本
の
対応
」及び「
東アジア経済
の
現状
と
展望
」について鋭意
調査
を進めてまいりました。 また、第一年目の
調査
の冒頭では、
平成
十年六月に行われました第四期
調査会
の
ODA
に関する
提言
とその後の
政府施策
の
現状
について、
政府
から
報告
を聴取し、
質疑
を行うことにより、
調査会提言
のフォローアップにも努めてまいりました。 このたび、第一年目の
調査
を
中間報告
として取りまとめ、七月三日、これを
議長
に
提出
をいたしました。 以下、
調査
の概要を御
報告
いたします。 まず、「
イスラム世界
と
日本
の
対応
」につきましては、
イスラム世界
の
歴史
と現在、
イスラム世界
と
国際政治
、
イスラム諸国
と国際
資源
問題、
イスラム社会
と
開発協力
、
文明
間の
対話
などについて、
板垣雄三日本学術会議
第一部長を始め十二名の
有識者
から
意見
を聴取し、
質疑
を行ったほか、
杉浦外務
副
大臣等
からの
政府報告
と
質疑
、また、
委員
の
意見表明
及び
委員
間の
意見交換
を行うなど、
多角的観点
から重点的かつ精力的な
調査
を行ってまいりました。 以下、その主な
論議
につきまして申し上げます。 第一は、
イスラム世界
の
歴史
と現在についてであります。
イスラム
教を信仰する人々は、
世界
の人口の五分の一を占め、
国際社会
の中で、
イスラム
を一つの
共通項
として様々なことを主張し、まとまりを持って行動をしているとの
意見
、
イスラム
の中は多様であり、それぞれの国の
歴史
があるので、
イスラム一般
では語れないことが多いとの
意見
などが述べられました。 第二は、
イスラム世界
と
国際政治
についてであります。
ブッシュ米大統領
の悪の
枢軸発言
は、
米国
とイスラエルが組んで
世界
を支配しようとしているとの
陰謀論
を
中東アラブ世界
に拡大させる原因となるとの
意見
、パレスチナ問題に関して、
我が国
は、
報復
に次ぐ
報復
は何も生まないこと、むしろ怒りの
エネルギー
を平和な国家の建設や
国際社会
の安定に向けるべきであることを主張すべきとの
意見
などが述べられました。 第三は、
イスラム諸国
と国際
資源
問題についてであります。
中央アジア
、
カスピ海沿岸諸国
は、
産油国
としての
プレゼンス
が増大しており、
我が国
は
エネルギー安全保障
の
方向性
を考え直す時期にあるとの
意見
、
我が国
のシーレーンに
影響
を及ぼすおそれのある紛争の防止や、
イスラム
の
資源保有国
に対する
民主化
の
支援
を行っていくことが重要であるとの
意見
などが述べられました。 第四は、
イスラム社会
と
開発協力
についてであります。
我が国
の
ODA供与
に関して、
国益
にかなうのであれば
ODA対象国リスト
にとらわれずに、
イスラム諸国
といかに良好な
関係
を結ぶかという発想が必要であるとの
意見
、
アフガン支援
に関して、
人道的支援
だけではなく、
ユーラシア外交
や
中央アジア外交
の中で
アフガン復興
を明確に位置付けるなど、
国益
や
戦略
をより重視する必要があるとの
意見
などが述べられました。 第五は、
文明
間の
対話
についてであります。
相互
の
意見
を押し付け合うのではなく、
対話
によって
相互
の違いを認識し、新しい
価値
をすり合わせることが重要であるとの
意見
、無知による間違った
価値判断
は避けなければならず、
イスラム
についてより多くを知り、
調査
し、勉強することが必要であるとの
意見
、
相互
の
価値観
を尊重しながら、異なった宗教や
考え方
を
理解
していくことは今後ますます重要になるとの
意見
などが述べられました。 第六は、
我が国
の
イスラム外交
についてであります。
我が国
は、欧米と
イスラム社会
との懸け橋としての
役割
を果たすべきであるとの
意見
、
イスラム
に関する
地域研究
の拡充を前提に、総合的、
戦略
的あるいは主体的な
外交
をいかに構築すべきかが課題であるとの
意見
、今後
イスラム
の
プレゼンス
が増大することが予測される中で、
イスラム世界
に対する
研究
の
重要性
を再認識すべきであるとの
意見
などが述べられました。 次に、「
東アジア経済
の
現状
と
展望
」につきましては、
東アジア経済
の
展望
と
可能性
、
アジア通貨危機
後の
途上国
の
為替運営
など
東アジア経済
の将来について、二名の
有識者
から
意見
を聴取し、
質疑
を行いました。 その主な
論議
につきまして申し上げます。
東アジア
では、
ASEAN自由貿易地域
という
地域経済協力体
がある中で、
中国
と
ASEAN
、
日本
と
ASEAN
という新しい
地域統合
の胎動が見られるとの
意見
、二〇一〇年までには
ASEAN
、
中国
、
日本
、韓国を加えた
東アジア
の
自由貿易地域
が形成される
可能性
があるが、そこに至るまでには様々な問題が発生するとの
意見
、
米国
の
経常収支
や対外純債務の状況から、
ドル
への信認が永久に続くか疑問がある中で、EUの
ユーロ創設
も参考に、
日本
も
ドル
だけに依存するのではなく、円の
信頼性
を高め、将来的には円の
国際化
を進める必要があるとの
意見
が述べられました。 昨年九月十一日に
米国
で発生いたしました
同時多発テロ
は、
国際社会
にかつてない衝撃を与え、
文明
間の
対話
と
イスラム理解
の
必要性
、更には貧困と
開発
について改めて考えさせる契機となりました。 さきに述べましたとおり、今期の
調査会
の第一年目では、「
イスラム世界
と
日本
の
対応
」について、
多角的観点
から重点的な
調査
を行いました。これは、三年間にわたる
調査テーマ
である「新しい
共存
の
時代
における
日本
の
役割
」を
調査
する上で、まず
イスラム世界
への
理解
が欠かせないと考えられたからであります。 「新しい
共存
」とは何か、その
具体的内容
につきましては、二年目以降の
具体的調査
を通じて徐々に明らかにしてまいる所存であります。 以上、御
報告
いたします。(
拍手
)
倉田寛之
14
○
議長
(
倉田寛之
君) 本日はこれにて散会いたします。 午前十時十六分散会