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2002-06-26 第154回国会 参議院 本会議 第35号
公式Web版
会議録情報
0
平成
十四年六月二十六日(水曜日) 午前十時一分
開議
━━━━━━━━━━━━━
○
議事日程
第三十六号
平成
十四年六月二十六日 午前十時
開議
第一
文化財
の不法な
輸出入等
の
規制等
に関す る
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 第二
文化財保護法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 第三
法人税法等
の一部を改正する
法律案
(内 閣
提出
、
衆議院送付
) 第四
地方税法
の一部を改正する
法律案
(
内閣
提出
、
衆議院送付
)
━━━━━━━━━━━━━
○本日の
会議
に付した案件 一、
請暇
の件 以下
議事日程
のとおり ─────・─────
倉田寛之
1
○
議長
(
倉田寛之
君) これより
会議
を開きます。 この際、お諮りいたします。
島袋宗康
君から
海外渡航
のため来る二十九日から八日間の
請暇
の申出がございました。 これを許可することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
倉田寛之
2
○
議長
(
倉田寛之
君) 御
異議
ないと認めます。 よって、許可することに決しました。 ─────・─────
倉田寛之
3
○
議長
(
倉田寛之
君)
日程
第一
文化財
の不法な
輸出入等
の
規制等
に関する
法律案
日程
第二
文化財保護法
の一部を改正する
法律案
(いずれも
内閣提出
、
衆議院送付
) 以上両案を一括して
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
文教科学委員長橋本聖子
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号
(その二)に
掲載
〕 ───────────── 〔
橋本聖子
君
登壇
、
拍手
〕
橋本聖子
4
○
橋本聖子
君 ただいま
議題
となりました両
法律案
につきまして、
文教科学委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 まず、
文化財
の不法な
輸出入等
の
規制等
に関する
法律案
は、
文化財
の不法な
輸入
、
輸出
及び
所有権移転
を禁止し及び防止する手段に関する
条約
の
適確
な
実施
を確保するため、同
条約
の
締約国
から盗取された
文化財
の
輸入
を規制するとともに、
当該文化財
の原
権利者
の
回復請求
について
善意取得
の
特則
を設ける等の
措置
を講じようとするものであります。 次に、
文化財保護法
の一部を改正する
法律案
は、同
条約
の
適確
な
実施
を確保する等のため、
重要有形民俗文化財
の
輸出
について
届出制
から
許可制
に改めようとするものであります。
委員会
におきましては、両
法律案
を一括して
議題
とし、
文化財
の
不法取引防止
のための
国際的データベース
の
必要性
、
盗難文化財返還
の際に政府の果たす
役割等
について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
によって御承知願いたいと存じます。
質疑
を終局し、順次
採決
の結果、両
法律案
はいずれも
全会一致
をもって
原案
どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
倉田寛之
5
○
議長
(
倉田寛之
君) これより両案を一括して
採決
いたします。 両案の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
倉田寛之
6
○
議長
(
倉田寛之
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
倉田寛之
7
○
議長
(
倉田寛之
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百十八
賛成
二百十八
反対
〇 よって、両案は
全会一致
をもって可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────・─────
倉田寛之
8
○
議長
(
倉田寛之
君)
日程
第三
法人税法等
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
財政金融委員長山下
八
洲夫君
。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号
(その二)に
掲載
〕 ───────────── 〔
山下
八
洲夫君登壇
、
拍手
〕
山下八洲夫
9
○
山下
八
洲夫君
ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、
我が国企業
の円滑な組織再編成に対応するとともに、
企業経営
の実態に即した適正な
課税
を行い、もって
我が国
の
経済構造改革
に資する観点から、
連結グループ
を一体として
課税
する
連結納税制度
を
創設
するための
措置
を講ずるものであります。
委員会
におきましては、
参考人
を招致して、その
意見
を聴取するとともに、
連結納税制度
の
創設
の意義、
連結範囲
を一〇〇%
子会社
とした
理由
、
連結付加税
の
見直し
の
必要性
、
退職給与引当金制度
の廃止の
理由
、今後の
税制改革
における
法人税見直し
の
方向性
、
連結納税
の導入を契機に
障害者雇用
のための
特例子会社制度
の活用を促進する
必要性等
について熱心な
質疑
が行われました。 本
法律案
に対しましては、民主党・新緑風会を代表して
峰崎直樹委員
より、
連結付加税
の
削除等
を内容とする
修正案
が
提出
され、
原案
及び
修正案
に対する
質疑
が行われました。
委員会
における
質疑
の詳細につきましては、
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終局した後、
国会法
第五十七条の三の
規定
に基づいて
内閣
から
意見
を聴取いたしましたところ、
内閣
としては
修正案
に
反対
する旨の
意見
が開陳されました。 次いで、
討論
に入りましたところ、
日本共産党
を代表して
池田幹幸委員
より
原案
及び
修正案
に
反対
、
国会改革連絡会
(自由党・無所属の会)の
平野達男委員
より
原案
に
反対
、
修正案
に
賛成
する旨の
意見
が述べられました。
討論
を終了し、
採決
の結果、
修正案
は否決され、本
法律案
は多数をもって
原案
どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、本
法律案
に対し
附帯決議
が付されております。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
倉田寛之
10
○
議長
(
倉田寛之
君) これより
採決
をいたします。
本案
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
倉田寛之
11
○
議長
(
倉田寛之
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
倉田寛之
12
○
議長
(
倉田寛之
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百十九
賛成
百八十二
反対
三十七 よって、
本案
は可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────・─────
倉田寛之
13
○
議長
(
倉田寛之
君)
日程
第四
地方税法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
総務委員長田村公平
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号
(その二)に
掲載
〕 ───────────── 〔
田村公平
君
登壇
、
拍手
〕
田村公平
14
○
田村公平
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
総務委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、
法人税
における
連結納税制度
の
創設
に伴い、
連結納税
の承認を受けた
法人
に課する
法人住民税
及び
法人事業税
について、
単体法人
を
納税単位
とするための
規定
の整備を行おうとするものであります。
委員会
におきましては、
地方税
に
連結納税制度
を導入しない
理由
、
地方税財源
の拡充と
税源移譲
、
事業税
の外形標準
課税
導入問題、
地方
の
課税自主権
と
法定外税
の基準の
明確化等
について
質疑
が行われました。
質疑
を終局し、
採決
の結果、本
法律案
は多数をもって
原案
どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
倉田寛之
15
○
議長
(
倉田寛之
君) これより
採決
をいたします。
本案
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
倉田寛之
16
○
議長
(
倉田寛之
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
倉田寛之
17
○
議長
(
倉田寛之
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百十七
賛成
二百八
反対
九 よって、
本案
は可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────────────
倉田寛之
18
○
議長
(
倉田寛之
君) 本日はこれにて散会いたします。 午前十時十二分散会