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2002-05-31 第154回国会 参議院 本会議 第30号
公式Web版
会議録情報
0
平成
十四年五月三十一日(金曜日) 午前十時一分
開議
━━━━━━━━━━━━━
○
議事日程
第三十一号
平成
十四年五月三十一日 午前十時
開議
第一
気候変動
に関する
国際連合枠組条約
の京
都議定書
の
締結
について
承認
を求めるの件(
衆議院送付
) 第二
船舶職員法
の一部を改正する
法律案
(内 閣
提出
、
衆議院送付
) 第三
地球温暖化対策
の
推進
に関する
法律
の一 部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 第四
エネルギー
の
使用
の
合理化
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院
送付
) 第五
電気事業者
による新
エネルギー等
の
利用
に関する
特別措置法案
(
内閣提出
、
衆議院
送 付) 第六
野菜生産出荷安定法
の一部を改正する法
律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)
━━━━━━━━━━━━━
○本日の
会議
に付した案件
議事日程
のとおり ─────・─────
倉田寛之
1
○
議長
(
倉田寛之
君) これより
会議
を開きます。
日程
第一
気候変動
に関する
国際連合枠組条約
の
京都議定書
の
締結
について
承認
を求めるの件(
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
外交防衛委員長武見敬三
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号末尾
に
掲載
〕 ───────────── 〔
武見敬三
君
登壇
、
拍手
〕
武見敬三
2
○
武見敬三
君 ただいま
議題
となりました
気候変動枠組条約京都議定書
につきまして、
外交防衛委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 この
議定書
は、
平成
九年十二月に
京都
で開催された
気候変動枠組条約
の第三回
締約国会議
において採択されたものでありまして、
先進国等
が
平成
二十年から
平成
二十四年までの五年間において数量化された
約束
に従って
二酸化炭素等
の
温室効果ガス
の
排出
を抑制し、又は削減すること等について定めるものであります。 なお、
我が国
は、五年間において、
平成
二年の
排出量水準
より六%削減することを
約束
しております。
委員会
におきましては、
京都議定書
の
発効見通し
、
温室効果ガス排出削減約束
の
達成
と
産業界
の
取組
、
温暖化防止
のための
森林整備
、
太陽光発電
・
風力発電等
新
エネルギー
の普及・
促進
、
ヨハネスブルグ環境開発サミット
への
対処方針
、米国が発表した
気候変動政策
に対する
評価等
について
質疑
が行われましたが、詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終え、
採決
の結果、
本件
は
全会一致
をもって
承認
すべきものと
決定
いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
倉田寛之
3
○
議長
(
倉田寛之
君) これより
採決
をいたします。
本件
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
倉田寛之
4
○
議長
(
倉田寛之
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
倉田寛之
5
○
議長
(
倉田寛之
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百二十九
賛成
二百二十九
反対
〇 よって、
本件
は
全会一致
をもって
承認
することに決しました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────・─────
倉田寛之
6
○
議長
(
倉田寛之
君)
日程
第二
船舶職員法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
国土交通委員長北澤俊美
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号末尾
に
掲載
〕 ───────────── 〔
北澤俊美
君
登壇
、
拍手
〕
北澤俊美
7
○
北澤俊美
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
国土交通委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、
小型船舶
に関し、その
利用実態
の
変化等
に伴う
利用者
の要請に
適確
にこたえるとともに、その航行の安全を一層図るため、
船舶職員
から
小型船舶操縦者
を分離するとともに、
小型船舶操縦士
に係る
資格区分
を再編成するほか、
小型船舶操縦者
が遵守すべき
事項
を明確化する等の
措置
を講じようとするものであります。
委員会
におきましては、
法改正
の目的とその背景、
小型船舶操縦士免許制度
の
簡素化
と海の
安全性
の確保との両立、シーマンシップによる
自己責任
の原則と、
酒酔い操縦
の
禁止等
の
操縦者
が遵守すべき
事項
を法で明確化する
必要性
の関係、
船舶
の
操縦技術向上
のための
実技講習充実
の
必要性
、
係留施設充実
のための方策、
プレジャーボート利用区域
の制限、その他について
質疑
を行いましたが、その詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終局し、
採決
の結果、本
法律案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと
決定
をいたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
倉田寛之
8
○
議長
(
倉田寛之
君) これより
採決
をいたします。
本案
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
倉田寛之
9
○
議長
(
倉田寛之
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
倉田寛之
10
○
議長
(
倉田寛之
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百二十八
賛成
二百二十八
反対
〇 よって、
本案
は
全会一致
をもって可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────・─────
倉田寛之
11
○
議長
(
倉田寛之
君)
日程
第三
地球温暖化対策
の
推進
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
環境委員長堀利和
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号末尾
に
掲載
〕 ───────────── 〔
堀利和
君
登壇
、
拍手
〕
堀利和
12
○
堀利和
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
環境委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、
気候変動
に関する
国際連合枠組条約
の
京都議定書
の的確かつ円滑な
実施
を確保するため、
京都議定書目標達成計画
を策定するとともに、
地球温暖化対策推進本部
の
設置等
、その
実施
の
推進
に必要な体制の
整備
を図るほか、
温室効果ガス
の
排出抑制
のための
施策等
を定めようとするものであります。
委員会
におきましては、
途上国
の
地球温暖化対策
への
我が国
の支援の
在り方
、
京都議定書
に定める
温室効果ガス
六%
削減目標達成
の
可能性
、
運輸部門
における
二酸化炭素排出抑制対策
の
在り方
、
地球温暖化対策
としての
原子力発電
の位置付け、
再生可能エネルギー
の
開発促進
の
必要性
、
事業者等
からの
温室効果ガス排出量
の
実態把握
の
必要性
、
森林吸収源
の活用の是非、
炭素税導入
の
必要性等
について
質疑
が行われましたほか、
参考人
から
意見聴取
を行いましたが、その詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終了し、本
法律案
に対し、民主党・新緑風会及び
日本共産党
を代表して
福山理事
より、
京都議定書目標達成計画
の策定に当たって広く一般から
意見聴取
を行うこと等を内容とする
修正案
が
提出
されました。 次いで、
採決
の結果、
修正案
は否決され、本
法律案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと
決定
いたしました。 なお、本
法律案
に対して
附帯決議
が付されております。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
倉田寛之
13
○
議長
(
倉田寛之
君) これより
採決
をいたします。
本案
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
倉田寛之
14
○
議長
(
倉田寛之
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
倉田寛之
15
○
議長
(
倉田寛之
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百二十八
賛成
二百二十八
反対
〇 よって、
本案
は
全会一致
をもって可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────・─────
倉田寛之
16
○
議長
(
倉田寛之
君)
日程
第四
エネルギー
の
使用
の
合理化
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
日程
第五
電気事業者
による新
エネルギー等
の
利用
に関する
特別措置法案
(いずれも
内閣提出
、
衆議院送付
) 以上両案を一括して
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
経済産業委員長保坂三蔵
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号末尾
に
掲載
〕 ───────────── 〔
保坂三蔵
君
登壇
、
拍手
〕
保坂三蔵
17
○
保坂三蔵
君 ただいま
議題
となりました両
法律案
につきまして、
経済産業委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
を申し上げます。 まず、
エネルギー
の
使用
の
合理化
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
は、近年、
業務部門
における
エネルギー消費
の
増加傾向
が著しいことなどにかんがみ、工場、
事業場
における
省エネルギー対策
を強化する等の
措置
を講じようとするものであります。 次に、
電気事業者
による新
エネルギー等
の
利用
に関する
特別措置法案
は、
エネルギー
の
安定供給
及び
環境保全
に資するため、
風力
や
太陽光
を始めとする新
エネルギー等
による
電気
を
電気事業者
に
利用
させることを義務付けようとするものであります。
委員会
におきましては、両
法律案
を一括して
議題
とし、
省エネルギー対策
への
取組
、新
エネルギー導入
の
インフラ整備
の
推進
、
産業廃棄物発電
の
取扱い等
について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
によって御承知を願いたいと存じます。
質疑
を終局し、
電気事業者
による新
エネルギー等
を
利用
する
特別措置法案
に対し、
日本共産党
の
西山委員
より
修正案
が
提出
をされました。 次いで、討論に入りましたところ、
日本共産党
の
西山委員
より、
電気事業者
による新
エネルギー等利用特別措置法案
については原案に
反対
する旨、また、
省エネルギー法改正案
には
賛成
する旨の
意見
が述べられました。 次いで、
採決
に入り、まず、
省エネルギー法改正案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと
決定
をいたしました。 次に、
電気事業者
による新
エネルギー等利用特別措置法案
については、
修正案
は
賛成少数
をもって否決をされ、本
法律案
は多数をもって原案どおり可決すべきものと
決定
をいたしました。 なお、本
法律案
に対して四項目の
附帯決議
を行いました。 以上、御
報告
を申し上げます。(
拍手
) ─────────────
倉田寛之
18
○
議長
(
倉田寛之
君) これより
採決
をいたします。 まず、
エネルギー
の
使用
の
合理化
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
の
採決
をいたします。
本案
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
倉田寛之
19
○
議長
(
倉田寛之
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
倉田寛之
20
○
議長
(
倉田寛之
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百二十六
賛成
二百二十六
反対
〇 よって、
本案
は
全会一致
をもって可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────────────
倉田寛之
21
○
議長
(
倉田寛之
君) 次に、
電気事業者
による新
エネルギー等
の
利用
に関する
特別措置法案
の
採決
をいたします。
本案
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
倉田寛之
22
○
議長
(
倉田寛之
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
倉田寛之
23
○
議長
(
倉田寛之
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百二十七
賛成
二百
反対
二十七 よって、
本案
は可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────・─────
倉田寛之
24
○
議長
(
倉田寛之
君)
日程
第六
野菜生産出荷安定法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
農林水産委員長常田享詳君
。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号末尾
に
掲載
〕 ───────────── 〔
常田享詳君登壇
、
拍手
〕
常田享詳
25
○
常田享詳君
ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
農林水産委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
いたします。 本
法律案
は、近年、
野菜
の
輸入
が増加する中で、
自給率
が低下するとともに、
生産者
の減少、
高齢化等
が進行している状況にかんがみ、
野菜
の
構造改革
の一環として、
国際競争力
を付けるため、
消費者
や
実需者
の多様なニーズにこたえるための
契約取引
を
推進
する新たな
制度
の
創設等
の
措置
を講じようとするものであります。
委員会
におきましては、新たに
契約取引
を
制度
の対象とするねらい、
制度改正
による
輸入野菜
との
競争力等
について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終局し、
採決
の結果、本
法律案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと
決定
いたしました。 なお、
附帯決議
を行いました。 以上、御
報告
を終わります。(
拍手
) ─────────────
倉田寛之
26
○
議長
(
倉田寛之
君) これより
採決
をいたします。
本案
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
倉田寛之
27
○
議長
(
倉田寛之
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
倉田寛之
28
○
議長
(
倉田寛之
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百二十八
賛成
二百二十八
反対
〇 よって、
本案
は
全会一致
をもって可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────────────
倉田寛之
29
○
議長
(
倉田寛之
君) 本日はこれにて散会いたします。 午前十時二十分散会