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八田ひろ子君 さっき、
携帯電話では国際基準に合わせてあるから大丈夫だと、今のこの問題になっている
電波、極超短波帯は国際基準よりも低いけれ
ども日本ので安全なんだと。実際に出る大きさ、パワーというのはそういうふうなのかもしれませんけれ
ども、やはり住民の方からすると、国際基準をあるときは旗印、あるときは以下でもいいんだというのでは、無責任のそしりも免れないと私は思うんですね。
この瀬戸の送信タワー建設については、地元では住民合意がなく突然来たということで、一万八千七十三人署名を集められて、これ三団体あるんですけれ
ども、建設見直しをしてほしいという運動があります。健康被害のことを心配され、住民合意ももっと話をしてほしいということなんですけれ
ども、
先ほど来
携帯電話のことで確認をしているように、電磁波による健康への影響というのは実はまだ未知数で、マイクロ波が出るということで心配をされているわけですけれ
ども、こういう段階であるにもかかわらず、事業者は突然ここに決めて、そしてこういう、地上
デジタル放送の
電波は安全ですと、こういうものを言うだけなんですよね。だから、こうしたみんなが不安を持っているときに、それに答えるんじゃなくて、まず
デジタル放送の
電波は安全ですと、これだけですから、余計に心配されるわけです。
ですから、私、
総務省として、こういう問題があるときには、きちんと住民と話し合うこと、タワーや基地局の周りの住民の皆さんの健康診断とか健康相談、そして周辺の皆さんの声がきちんと届くように定期的な協議会、無論、賛成派の方も反対派の方も入れないといかぬというふうに思うんですけれ
ども、それとここで一番問題になっているのは、これは一・五キロのときに一番何か強いということだそうなんですが、保育園や小学校、中学校というのがちょうど一・一から一・五の中に入っているんですよね。だから、こういう問題もやはりきちんと話合いができるように
総務省としてもされるべきだと思いますが、いかがですか。