○田端
委員 ぜひ、十年前のときのような轍を踏まないように、今回は日本が積極的に、京都議定書を取りまとめた国でもありますから、そういう
意味でもリーダーシップを発揮してい
ただきたい、こう思います。
そういう
意味で、この地球温暖化の問題で、では私たち国民としてどういうことをすべきかということが大きな問題になってきますが、先般
環境省の方でまとめられた大綱においても、民生部門における私たちの努力といいますか、国民挙げてのCO2削減に対する努力というものが大変大きなテーマになってくると思います。
それで、私は、いろいろな
意味で、エコライフ運動といいますか、そういうことをしていくべきではないかと思っておりますが、
環境省も大変努力はされているということもよくわかります。
実は、この袋は
環境省のマイバッグだそうでありまして、これをい
ただきまして私も使っております。
これは西友で、スーパーですが、マイバッグとして使っている商品でありますが、例えば西友の場合はこういうシールがありまして、このバッグで一回レジを済ますとシールを張っていく、二十枚シールが張られたのを持っていくと百円か二百円か何か値引きをしてくれる、こういうやり方だそうであります。だから、そういう
意味で、業界も地球温暖化に対してそういう
意味の、小さいかもわかりませんが、努力といいますか、あるいはそういう姿勢を掲げていることは間違いないわけであります。
しかし、まだまだ私は六%削減に向かっていくには足らないんじゃないかというふうに思っておりまして、もっと何かいろいろな
知恵はないだろうか、こういうことを考えている一人であります。
それで、
環境省には、「身近な地球温暖化
対策」ということで「家庭でできる十の
取り組み」という
パンフレット、これもい
ただきました。ここには、冷房の温度を一度高く、暖房の温度は一度低く設定するとか、おふろの残り湯を洗濯に使うとか、こういう十の項目が示されていますし、こういうことはそれぞれの家庭でできることだと思います。
実は、私も既に四、五年前から、私の「エコライフのすすめ!」、こういう小さいチラシをつくりまして、いろいろな方に使ってい
ただいておりますが、これは大変よくわかるということで、早い話が、顔を洗いながら、歯を磨きながら水を出しっ放しにしていませんか、こういうことから始まっているわけでありまして、こういうことを全国の一人一人が意識していくことが大事だろう、こう思います。
そこで、そういうことをもっとわかるような何かいい
方法はないのかとも考えるわけですが、今、
環境省が新しく「コマメに暮らして、地球温暖化防止。」こういうシールをつくっている。ところが、余りにもちょっと小さ過ぎて、本当に字が小さいので、これはちょっと我々中年以降は厳しいなと思っておりますが、もう少し何かいい
知恵はないのか、こういう
意味で
一つ提案させてい
ただきます。
それは、今まで比較的成功したのはアイドリングストップですね。アイドリングストップ運動は、これは
環境省が国民運動として提案されて、バスとか車にシールが張られて大変よかったと思います。だから、そういうものができないだろうか。だれでもわかる、そういうことが、シールなりステッカーがあちこちに張りめぐらされる、こういうふうなことがいいんではないか、こう思います。
例えば、もう
一つの例でいきますと、たばこの吸い過ぎに注意しましょうというのがたばこに書いてあります。これはこれで
一つの、やはりそういう国民に対しての意識を明確にわからせているキャッチだと思いますが、そういうキャッチコピーを
環境省でぜひ考えてい
ただいて、例えば私的に言いますと、「電源を小まめに切りましょう
環境省」、こういうステッカーをつくるとか、あるいは「エネルギーのむだ遣いに注意しましょう
環境省」、こういうステッカーをつくって、例えばテレビとか車とか
家電製品とか、そういうところにシールとかステッカーにして張っていく。こうすれば国民の皆さんにもよくわかるんじゃないか。例えばそれを「エネルギーのむだ遣いに注意しましょう
環境省・日立」とか東芝とか、こういうメーカーがそのままそれをつくって、それを
自分の
製品に張ってい
ただく、こういうようなことも可能ではないか、こういうことを考えているわけであります。
これから七月、八月、特に八月、高校野球の始まるころは一番電気の使用量が多くなる。きのう、きょうも大変な、ことしは暑いということで、本当に温暖化になっているんじゃないかということを実感せざるを得ないわけでありますが、そういう
意味で、電気、ガス、水道、この使い過ぎをなくしていく、そういうキャッチフレーズを何かいいものを考えてい
ただいて、ステッカーかシールか何かわかりませんが、何かいい
知恵を出してい
ただいて、全国民にそういうものがどんどん広がっていく、そういう運動がどうかと思っておりますが、
大臣の御所見をお伺いしたいと思います。